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2011 10,20 03:14 |
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オリンパス<7733.T>、ジャイラス買収でFAへの支払いは約687億円 オリンパス(7733.T)は19日、英医療機器メーカーのジャイラス社買収でフィナンシャル・アドバイザー(FA)への支払い総額は6億8700万ドル(当時のレートで約687億円)だったと発表した。ジャイラス買収額の32%に及ぶ金額をFAに支払っていたことになる。同社によると、FA報酬の一部をジャイラスの優先株で払ったが、この優先株の買い戻し価格が上昇したことで、FAへの支払い総額が膨らんだという。 ジャイラスの買収は2007年11月に発表し、08年2月に完了した。当時の発表で買収額は2117億円。オリンパスが同日開示したジャイラス買収のFAへの支払い総額6億8700万ドルの内訳は、FA報酬が2億4398万ドル(約243億円)、ジャイラス社がFAに発行した優先株の買い取りにかかった費用が4億4302万ドル(約443億円)だった。FAへの支払総額は買収額の32%で、FA報酬だけでも11%を超える規模になる。 前社長のマイケル・ウッドフォード氏が10月11日付で菊川剛会長(現会長兼社長)に送った書簡によると、ジャイラス買収で採用したFAはケイマン諸島に登記されている「AXAM」。ウッドフォード氏は「所有者も不明なケイマン諸島の会社に7億ドル近くを支払ったことは異常」と批判している。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
オリンパスはFA先を開示していないが、FAとの契約締結は07年6月21日だったと説明している。FA報酬の2億4398万ドルの内訳は、現金の支払いで1700万ドル(約17億円)、ワラントの買い取り額が5000万ドル(約50億円)、オプションの買い取り額が1億7698万ドル(約176億円)。オリンパスによると、このうちオプションの買い取りの対価はジャイラスの優先株発行で支払った。 ジャイラスの優先株は08年9月30日に1億7698万ドルで発行したが、オリンパスはこれを10年3月末に6億2000万ドル(約620億円)で買い戻したため、その差額の4億4302万ドルがFAへの追加の支払いとなった。オリンパスによると、ジャイラスの価値が統合によって高くなったため、買取価格が上昇したという。 ウッドフォード氏の書簡によると、AXAM側の買い取り請求額は7億3000万ドル(約730億円)だったのに対し、オリンパス側は5億1900万ドル(約519億円)を提示し、交渉の末に6億2000万ドルで買い取ることに決まったという。ウッドフォード氏は書簡で「オプションの買い取りは優先株の発行ではなく、現金でやるべきだった」との認識を示している。 <国内3社、買収翌年に減損処理> またオリンパスは19日、06年5月から08年4月にかけて買収した国内3社の買収総額が約734億円だったと発表した。内訳は、医療関係の産業廃棄物処理の「アルティス(東京都港区)」の買収総額が288億1200万円、電子レンジ用容器の企画・販売の「NEWS CHEF(同)」が同214億0800万円、化粧品や健康食品を通信販売する「ヒューマラボ(同)」が同231億9900万円。各社ともヘルスケア領域の新事業の一環として買収したとしている。 さらに、3社の買収を完了したのは08年4月25日で、その翌年に当たる09年3月末に、3社合わせて約556億円の減損処理を実施。減損処理の内訳は、アルティスが196億1400万円、NEWS CHEFが176億9900万円、ヒューマラボが183億7000万円。オリンパスは「リーマン・ショックによる外部環境悪化で保守的に減損処理を行った」としているが、買収完了の翌年に買収総額の75%に及ぶ減損処理に至った。 ウッドフォード氏の書簡によると、菊川会長は9月29日に同氏との面談の中で3社の買収について「判断ミスだった」と認めていたという。 <前社長による辞任要求は「独断行為のひとつ」>
また同社は、14日のウッドフォード氏の社長解任については「経営手法に関するかい離」を指摘、同氏の「独断専行的な経営判断」を理由に挙げていたが、17日夜の投資家説明会で森久志副社長は、同氏から菊川会長と森副社長に辞任要求が13日にあったことを認めた。 一部報道では、この辞任要求を受けて、菊川会長らがウッドフォード氏を解任したとしているが、オリンパスは「(辞任要求は)あくまで同氏の行ったさまざまな独断行為のひとつ」とし、「辞任要求自体が直接の(解職の)理由ではない」との見解を示した。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─
オリンパス<7733.T>のFA費用で証券監視委に調査依頼
オリンパス(7733.T)のマイケル・ウッドフォード前社長は19日、ロイターとのインタビューに応じ、英医療機器メーカーのジャイラス社買収で、同社がフィナンシャル・アドバイザー(FA)に6億8700万ドル(当時のレートで約687億円)を支払っていたことについて、証券取引等監視委員会(SESC)に調査を求める書簡を送付したことを明らかにした。 ジャイラスの買収は2007年11月に発表し、08年2月に完了した。当時の発表で買収額は2117億円。オリンパスが19日開示したジャイラス買収のFAへの支払い総額6億8700万ドルの内訳は、FA報酬が2億4398万ドル(約243億円)、ジャイラス社がFAに発行した優先株の買い取りにかかった費用が4億4302万ドル(約443億円)だった。FAへの支払総額は買収額の32%で、FA報酬だけでも11%を超える規模になる。 オリンパスはFA先を開示していないが、ウッドフォード氏は、米国に登記のあるアグゼス・アメリカ(Axes America)およびケイマン諸島に登記のあるアグザム・インベストメント(AXAM Investment)の2社とし、ともに所有者が不明と指摘。「不明な会社にFAという名目で6億8700万ドルという金額が支払われたというのが単純な事実だ」と述べた。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥………………………………
オリンパス(7733.T)サイドは、現在の処、相当舐めてかかっている。
証券監視委や検察、東証等は、闇勢力との繋がりが明るみに出た場合は、
・・・で、どのような経緯で、今回の出来事となったかは、
菊川オリンパス会長兼社長の墓穴
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