『TED（テッド）スプレッド』について、

先達ては、国際のＥＴＦ『<1552>ＶＩＸ短期先物指数』大証2部
･･･を、ご紹介致しました。

ちなみに"ＶＩＸ"とは、「ボラティリティ・インデックス」の略称で、
VIXはS&P500を対象とするオプション取引の値動きを元に算出・公表されており、
このVIX指数は投資家心理を示す数値として利用されており、
「恐怖指数」という別名が付けられています。

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[4回]

　さて、今回は『TED（テッド）スプレッド』のご紹介なのですが、
為替相場を触れている方々は、知っている方が多いかと思います。

この『TED（テッド）スプレッド』とは、
米国債利回りとドル金利の差で、市場の不安心理を示すバロメーターとして
活用されています。
具体的には、米国の短期国債（T-BILL）3ヶ月ものの利回りと、
金利の国際的指標であるLIBORのユーロドル3ヶ月先物で比較します。
ユーロドルは欧州で取引されるドル、LIBORはロンドン銀行間市場における
金利です。TEDはT-BILLとEuroDollarの頭文字からとったものです。

TEDスプレッドは平常時なら1％以下に収まっていますが、
金融市場で信用不安が高まると上昇します。
信用力の高い米国債が買われて利回りが低下する一方、
信用コストを反映して銀行間取引の金利は上昇するからです。
2007年8月にサブプライム問題が表面化した際に急上昇し、
2008年9月にリーマン・ブラザーズが破綻したときは一時4%を超えました。

･･･って言われても難しいですよねぇ～･････

要は、ユーロ／ドルに対しての『恐怖指数』みたいな使われ方が出来ます。

VIX指数は短期指数な為、ボラティリティ（volatility）が大きいですが、
この『TED（テッド）スプレッド』は、ボラティリティが小さい為、
相場の方向性を見るのには最適だと思います。

･･･で、この『TED（テッド）スプレッド』を観るには
http://euroseller.byethost33.com/index.html?content=tedchart.html

※ボラティリティ（volatility）＝変動性
　ボラティリティが大きい＝変動幅が大きい
　ボラティリティが小さい＝変動幅が小さい

･･･で、『TEDスプレッド』を観る限り、指数は変わらず上げ継続していて、
何ら状況に変化が無いことを示しています。

もし宜しければ、全体相場の把握に使ってみて下さいませ。