「失敗学のすすめ」

　以前(大分前に)、「失敗学のすすめ」という本がベストセラーになりました。

「失敗は成功のもと」といいますが･･･
「のど元すぎれば熱さ忘れる」とばかり同じミスを繰り返すのが人の常で･･･
もっとポジティブに失敗に学ぶ知恵が「投資」には必要かと思います。

　「失敗」に直面した場合、失敗した場合の責任追及とは別に、
なぜそうした結果を招いたのかを多面的に分析し、
そうならないための知識を語り継いでいくのが失敗学です。

　失敗＝恥、ととらえて隠してしまうのではなく、「災い転じて福となす」の
発想が失敗の連鎖の防止には肝要です。
「あつものに懲りて膾（なます）を吹く」だけでは、
そこに埋もれた貴重なノウハウが共有化されません。

　この考えが、今の企業には全く無い･･･って言うよりも、
クレームをアウトソーシングしているレベルでは･･･どうにも･･･
「統計処理」でクレームを判断してフィールドバックしている様な考え方は、
それこそ「頭でっかち」にはピッタリですが、将来の企業としては、
最悪･･･としか言いようがありません。

　もちろん皆様のこれからの株式投資においても失敗は多々起こるかと思います。
そのときにその失敗の原因を研究することは非常に重要です。
当然成功したときの原因も知っとく必要があります。そうすることによって、
株式投資における自分自身が引き起こすミスというリスクを減らすことが
できるのではないでしょうか。

　生意気を言って申し訳ございませんでした。

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