ウォール街、暗黒の迷路　銀行がデモ隊より恐れる長期衰退と失望
SankeiBiz　2011.10.14 05:00
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111014/mcb1110140504019-n1.htm

　「ウォール街を占拠せよ」を旗印にデモ隊が４週間にわたって居座る米ニューヨークの金融街。金融業界幹部らは、不安を募らせ、怒りを覚えているが、それはデモ隊がいるからではない。衰退と失望の時代の終わりが、この先何年も見えて来そうにないためだ。

　業界幹部や投資家がそのような悪い予感を抱いていることが、２０人余りとのインタビューで分かった。彼らによれば、それは政府の干渉や迫害のせい。現在の停滞の中で勝ち点を上げるには世界が不安定過ぎ、レバレッジとリスク意欲が足りなさ過ぎだという。

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[4回]

　◆生き残りを模索

　ヘッジファンド、ナビゲーター・グループのチャールズ・スティーブンソン社長は
「今は金をもうける時ではなく、生き残りを模索しなければならない時だ」と話す。同社長が住民自治会の会長を務めるマンハッタンのパークアベニュー７４０番地の高級マンションは１１日にデモ隊に取り囲まれた建物の一つだ。このマンションには同社長のほか、投資会社ブラックストーン・グループのスティーブン・シュワルツマン会長やＣＩＴグループのジョン・セイン最高経営責任者（ＣＥＯ）らが住んでいる。「未来はわれわれが知っている過去のようなものにはならない。この泥沼からは出口がない」とスティーブンソン社長は言う。

　世界的な景気の弱さ、欧州ソブリン債危機、９％超に高止まりする米失業率、停滞する株式市場が、信用収縮から立ち直り２００９年は過去最高益に沸いていたウォール街の陶酔に冷水をかけた。

　納税者からの救済７０００億ドル（約５４兆円）と米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）からの緊急融資１兆２０００億ドルの効果は薄れた。来週はゴールドマン・サックス・グループが決算を発表するが、ブルームバーグがまとめたアナリスト２６人の予想平均では１９９９年の株式公開以来２度目の四半期赤字が見込まれている。

　０４年の米グーグルの新規株式公開（ＩＰＯ）で、すべての公募・売り出し株が売れる水準まで価格を下げていくダッチ方式の入札を編み出した米投資銀行ＷＲハンブレクトのウィリアム・ハンブレクトＣＥＯは「彼らが望むような金は稼げなくなる」が「過去のあれは金融バブルだったという事実を、彼らが受け入れられたかどうかは怪しいものだ」と話した。

　資本と流動性の新規則「バーゼル３」の下で銀行は自己資本比率を２倍以上に高めなければならない。米金融規制改革法のボルカールールの草案に従えば債券事業の収入は２５％減少しかねないと、サンフォード・Ｃ・バーンスティーンのアナリスト、ブラッド・ヒンツ氏が試算した。各社がレバレッジを低下させる中で、規則により株主資本利益率（ＲＯＥ）が４～６ポイント低下するとモルガン・スタンレーなどのリポートが指摘している。

　米資産家でプライベートエクイティ（未公開株、ＰＥ）投資家のウィルバー・ロス氏は電子メールで、これら新規則は「ワシントンの大衆迎合的政権」の社会的政策の産物だと断じた。とは言え、バンカーの未来は暗いばかりではないようだ。

　◆本質的な構造不変

　米財務省の問題資産購入計画（ＴＡＲＰ）の特別監察官を務めたニール・バロフスキ氏は電子メールで「私ならウォール街のことをそれほど心配しない」として「金融危機に至るまでの時期に大き過ぎてつぶせない銀行が謳歌（おうか）していたシステム上の有利さは短期的には後退したかもしれないが、本質的な構造は変わっていない。良い時代が戻ってくれば再び最高益と最高ボーナスへとまっしぐらに進む銀行を後押ししてくれるだろう」と語った。

　「３年前の危機の時は論理的に出口が分かっていたが、今の状況はずっと不確実だ」というのは、フロリダ州セントピーターズバーグの投資銀行、レイモンド・ジェームス・フィナンシャルのフレデリック・レーン会長。「今後には、外科医が感じているような幻滅が待っているに違いない。医学部に入ればそれだけで高収入が約束され羨望の的になったのは昔の話。そんなレールは今はない」（ブルームバーグ　Ｍａｘ　Ａｂｅｌｓｏｎ）

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今の欧米諸国のデモ＆暴動を行っている連中を喰わそうと思えば
『戦争』しか無いんですよねぇ～･････

･･･で、オバマやクリントンが必死になってアフリカや中東諸国連中相手に
あちらこいらで戦争を吹っかけているんだけれども、
「親の心、子知らず」･･･って言うか、この暴動を起こしている連中って、
平和を求めるデモ連中でもあるワケです。

じゃぁ～オマエ等は対案あるのか？？？
･･･っていうと当然、対案は無いし、
仕事は出来ない（能力が無い）けれども喰わせろ！賃金騰げろ！

･･･って言うワケです。

そりゃぁ～無理だろう｡｡｡　現在の資本主義システムじゃぁ～･････
･･･って事で、左巻き左翼デモに発展するんですよねぇ～･････

仕事があって、ウハウハの時は「自己責任」って言っていて、
仕事に溢れれたら喰わせろ！賃金騰げろ！･････
･･･って、都合良くないですか！？

大体、米国でデモ＆暴動を起こしている連中って「借金浸け」で
パンクした連中が多いんですよねぇ～･････

米国国民自体が「借金浸け」で首が回らない状況下で、
このまま行けば確実に米国は没落します。
だからオバマやクリントンが必死になって戦争を仕掛けているんですよねぇ～
･･･でも今は難しいでしょう。

だって金貸し連中のスケジュールは違うもの｡｡｡

勿論、戦争はするつもりですよ！　でも今じゃない。
もっともっと世界中の政府や国民が「借金浸け」で首が回らない状況で、
二進も三進も（にっちもさっちも）行かなくなってから！

もっとインフレになって、食料が高騰して、餓死者が溢れだして
戦争でも何でも、取りあえず喰わせてくれぇ～･････
･･･って泣いて懇願するまでは戦争はする気が無い。

それまでは徹底的に「借金浸け」にするつもりです。

だから結局は今の左巻き左翼デモ連中は、金貸しの片棒を担いでいる事に
気付かずにデモ＆暴動を行って全米＆世界中にまき散らしているんですよねぇ～

･･･で、日本も大して変わりません。

「脱原発運動」の作家の大江健三郎や落合恵子、元芸能人の山本太郎･････
このプロ市民と呼ばれる左巻き左翼デモ連中も、実は同じなのです。

ＴＰＰで、根こそぎ日本の金を吸い上げ、仕事も吸い上げ、
確実に自殺者が多数出るでしょう。どの業界も同じ目に合うでしょう。

だって、全ての免許制業種に米国が参入するのですから･････
例えばメディア＆放送法も改正圧力が掛りますので、
高給取りのメディア関係者は根こそぎリストラ対象です。
医薬品もそうですし、弁護士等も現在の公認会計士と同じ憂き目に晒されますし
建設業界も何もかもです。

困らないのは経団連中心の輸出関連企業のみです。

トヨタとかソニーとかキヤノンとかホンダとかです。
これらは国内の１０％にしか過ぎません。

国内産業が主な９０％の企業は、米国資本主義システムに
全て書き換えられ、既得権益は全て失います。
大なり小なり各産業には既得権益があるでしょう。
現在、小さな会社はチャンス･･･って思ったら大間違い。

大資本が黒船のごとくやってくるんです。一瞬でかき消されてしまいます。

あぁ～･･･言って置くと、地方自治体もやられますよ。
当然ですよねぇ～･････

欧米外資企業が日本に参入してくる･･･ってレベルでは無いのです。
日本に「米国資本主義システム」が大資本と共に入ってくるのです。

まぁ～頑張って首くくって下さいませ。

ワタシぁ～知りません。
ワタシは、降りかかる火の粉は自分で振り払います。

ワタシにしたら「脱原発運動」よりも「ＴＰＰ絶対反対」だと
思うんですがねぇ～･････

「脱原発運動」を叫べるのも、
生きていて、そして喰えて初めてなのですが･････

現在は「脱原発運動」をカモフラージュに使用されているようなものですから･･･
これからも日本の左巻き左翼デモ連中は、
金貸しの片棒を担ぐ事になるでしょうねぇ～･････