【来週の投資戦略】米国の重要企業決算がピーク、
もし全体相場が下落した時はその「下げ幅」に注目
東洋経済　2011/10/15 | 06:00
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　１４日は日米の好調企業の華やかなニュースであふれれた。世界の主要国では、米国アップル社の「ｉＰｈｏｎｅ４Ｓ」が発売された。一方、ニューヨークの５番街にはファーストリテイリングの旗艦店がついに開店とあいなった。「ユニクロ」ブランドの陰でトクをするのは、結果的に米国での露出拡大が期待できるサンリオ（８１３６）でないか、との見方をする有力アナリストもいる。それはさておき、いずれにしても、ＮＹ出店は、ファストリの世界戦略を占う上で極めて重要だ。

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　１７日からの１週間では、引き続き米国企業の決算に市場の目が向かいやすい。とりわけ前出のアップルに加え、インテル、ゴールドマン・サックスなどの決算が集中する１８日には市場が一喜一憂する可能性もある。

　では欧州はどうか。２３日にはＥＵ首脳会議を控えており、大きく動きにくいかもしれない。直近では、米国の格付機関Ｓ＆Ｐがスペイン国債や同国の複数の銀行を格下げしたが、影響はどうか。市場のリスク許容度を測る一つの「目安」でもある豪ドル相場は再び大きく下落、という流れにはなっていない。

　それでも、欧米市場では、米国のダウで見ると、直近で安値から１０００ドル以上も上昇したところだ。もし、全体相場が悪材料をきっかけに下げた時は、その下げ幅が限定的かどうかを慎重に判断したい。たとえ下げても、下げが浅ければ、売り勢力の後退が予想されるからだ。とはいえ、１０月は需給が悪い。何かのきっかけで株価が大きく振れる可能性は否定しきれない。

　一方、国内市場は企業の決算発表が本格化する直前でもあり、商いが手控えられやすい週となりそうだ。その「空白」を埋めるのは、中小型銘柄を中心とする意外な業績修正か。

　その意味で、会員向けの株式ウイークリー誌では、サプライズがありそうな銘柄を複数配置してみた。また小誌がとりあげてからすでに１７％以上上昇した太平洋セメント（５２３３）や大手ゼネコン、さらには五洋建設（１８９３）などは引き続き狙いたい。前号でとりあげたジェイアイエヌ（３０４６）も、今９月期の大幅増収増益予想を発表した。中期で続伸を期待する。
（「株式ウイークリー」編集長　福井　純）

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サンリオ（８１３６）･････

このブランド力は海外でも本当に凄いよ♪

ちなみに米国だけではありません。欧州や南米、中東、アフリカ等々
世界中の浸透力です♪