2011/10/14 株式クロージングコメント
CLUB Fisco　2011年10月14日16時51分
http://market.fisco.co.jp/update/comment/s_comment.jsp

■個別単位でのフットワークが要求される相場展開に

　日経平均は反落。75.29円安の8747.96円（出来高概算15億6000万株）で取引を終えた。米JPモルガンの減益決算、S&Pによるスペイン格下げを受けて、売り優勢のスタートに。その後は膠着感の強い相場展開が続き、オプションSQ値（8799.42円）が結果的には幻のSQとなった。
　また、オリンパス<7733>が社長の解職発表を受けて急落したほか、業績観測報道によって個別では荒い値動きをみせる銘柄が目立っていた。特に今週は連日で東証1部の出来高が15億株台と低水準であり、市場参加者が限られているなか、好悪材料に大きく反応している状況である。

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[2回]

　来週は米国で本格化する決算を手掛かりにした物色に向かうことになろう。また、日本についても決算シーズンに入るが、本格化する前に業績修正の流れが相次ぐ可能性がある。参加者が限られ、指値状況が薄いなかでは低位株や流動性のある主力銘柄についても、値がさ株並みの変動をみせてくる可能性がある。そのため、欧州問題から全般は膠着相場となろうが、個別単位でのフットワークが要求される相場展開になりそうだ。
（村瀬智一）

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欧州問題も一区切りして、雰囲気的には良い方向に向かいやすいんだけれども、
はてさて、そう上手く行くのやら･････
彼等は「恐怖」を売り歩き、「金」を貸すのが商売だからねぇ～･････

良い材料で騰げようとすれば、機関投資家からの売り圧力で、
上値も限られているように思うのだけれども･････

まぁ～9000円処までは行くかと思うんだけれども、
それ以上は苦しいだろうなぁ～･････

だって、個別銘柄的には良い材料もあるんだけれども、
全体的な材料は、悪材料のオンパレードだものねぇ～･････
後は、その悪材料を、どの時点で出して来るか？！･･･だけなんだよなぁ～･････

まぁ～欧州問題でも、そうなんだけれども、
どれだけ引き延ばして、どれだけ各国や各政府、
そして各国民の借金を増やすか？！
････が、彼等の１番の課題であり、興味のある処だからねぇ～･････やれやれ･････