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2011 10,10 12:00 |
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『秋の七草』(京都の休日206)
鴨川河川敷のハギきれい
「秋の七草」の1つハギは、9月中旬から各地で咲きはじめています。
「秋萩も色づきぬればきりぎりす わが寝ぬごとや夜はかなしき」 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
『秋の七草』の季節ですね。 では『秋の七草』って・・・??
・・・の七種の野草のことで「春」とは違い、摘んだり食べたりするものではなく
言葉としては、春の七草ほど有名ではありませんが、
秋の七草は、古人は食用、薬用に供したとされていますが、
夏の狂おしいばかりの暑さを連れ去るように秋風が吹き始めると、
いっせいに生命への賛歌を奏でる春の花々とは対照的に
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)
萩の花 尾花 葛花(くずばな) 瞿麦(なでしこ)の花
・・・から決定的となりました。このうち最後の朝貌(あさがお)の花については
この歌により、秋の七草は名草として日本人の感性に定着したわけなのですが
人類学者の斎藤正二氏は著書「植物と日本文化」の中で、七草の全部が
もうひとつ、萩などのように詩歌に頻繁に詠まれたことに加えて、
尾形光琳をはじめとする琳派の諸作品、また元禄期の豪華な着物の意匠
・・・で、我が家の裏庭は、母の庭であり、基本的には華道・茶道に繋がる
桔梗(ききょう)は既に8~9月ごろまでで、既に花は終わっているのですが
藤袴(ふじばかま)は、京都でも保存を呼びかけていて 『秋の七草』・・・って、侘寂(わびさび)があってとても良いものですよ! PR |
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