2024 11,23 14:33 |
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2011 07,10 00:00 |
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【来週の投資戦略】 九州電力にはあきれたが、政治も本当にひどすぎる。民主党の目的は「政権交代」。目的を達成したら、あとは政権維持だけが目的化してしまった。醜いものだ。 とはいえ、株価は上昇している。そもそも政治への期待ゼロだけに、市場は国内政治の不在など当初から無視している。繰り返しこの場でも述べているように、やはりマネーが最も注目しているのは米国経済だ。 その米国では、いよいよ個別企業の4~6月期決算発表が本格化する。すでに、NYダウは4月29日の年初来高値1万2810ドル54セントを見据えた動きになっていたし、ナスダック総合指数も、年初来高値(2873・54、4月29日)更新は時間の問題のように思えた。 だが、米国時間8日朝に発表になった6月の雇用統計は市場予測を大きく下回った。政府部門は5月から減少幅は縮小したとはいうものの、依然前月比でマイナスだ。民間部門では建設業の雇用が弱いままのようだ。週明けの11日の日本市場では、大幅安で始まった米国市場での8日の値動きが、最終的にどうなったのかをよく分析してから相場に向かいたい。もちろん、為替動向にも左右されそうだ。 会員向けの株式ウイークリー誌では、2週ほど前から物色の対象を大型株へと移しており、幸いこの戦略は現在のところ成功している。おかげさまで、三菱地所(8802)などは、注目時よりも5営業日で一時約100円上昇した。最近約1カ月でみても、上昇率が30%台、40%台にのぼった銘柄を複数出すことが出来た。 最新号では、相場のテクニカル分析に加え、出遅れ業種の一つである不動産業を対象にしたランキングなども掲載している。また、銘柄編では、大型か中小型かという二分法ではなく、業績などの裏づけがあり、勢いのある銘柄に的を絞ったつもりだ。急騰はないかもしれないが、スルスルと上昇してくれれば、と願っている。 PR |
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