2024 11,23 14:26 |
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2011 06,27 21:03 |
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【株式ウイークリー・今週の相場&注目銘柄】 6月27日の東京市場で日経平均株価は前週末比100円40銭安の9578円31銭と反落した。一方、TOPIXも825.64ポイントと、同7.56ポイン下落して引けた。東証1部の売買高は16億3253株、売買代金の概算は1兆0060億円だった。 月曜日の日経平均は、前週末にNY市場がギリシャ問題などを嫌気し大幅に下落したことを受け、結局先週末の4日の上昇分(約81円)をすべて帳消しにしてしまった。東証1部の1676銘柄中、上昇銘柄数は418、下落は1122銘柄。騰落レシオ(25日)は105.20。業種別別では、ゴム製品やその他金融業が上昇したほかはすべて下落。下落率首位は海運業のマイナス2.34%だった。 個別では、水電池などの材料がはやされたナカバヤシ(7987)が大幅高。また、直近の過払い請求件数の減少が伝えられたプロミス(8574)も大幅上昇。一方で、メガネトップ(7541)などが利益確定売りに押された。なお、東京電力(9501)は前週比8円高の316円で取引を終了した。 会員向けの株式ウイークリー誌の最新号(6月27日号)では6銘柄を配信したが、4銘柄が逆行高。なかでも地熱発電関連でボーリング(掘削)機器などを手がける鉱研工業(6297)は一時約13%上昇、終値でも9%以上上昇、513円で取引を終了した。、また、自動車部品の割安株として取り上げた河西工業(7256)も一時9%上昇。終値ベースでも3.2%上昇した。 火曜日以降週末までの相場は、28日のギリシャで議会での財政計画に関する採決や、7月1日の米国6月ISM製造業景況感指数、中国の製造業PMIなどに注目だ。統計の王様ともいえる7月8日(金)の米国雇用統計発表までに、米欧中の不安材料の決着がつくのかどうか。全体相場は上下どちらにも触れる要素があるだけに、判断が難しい局面だ。日本株については、中期で言えば、自動車部品株やスマートフォン関連などの銘柄に引き続きチャンスがあるはずだ。 Video streaming by Ustream PR |
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