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2011 06,27 21:00 |
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2011/06/27 株式クロージングコメント ■不安要因の後退待ち、押し目買い意欲は強い 日経平均は下落。100.40円安の9578.31円(出来高概算16億3000万株)で取引を終えた。根強い欧州不安や週末の米国株市場の弱い動きを背景に、利食い優勢のスタートに。先週リバウンドをみせていたトヨタ<7203>、ソニー<6758>など主力処に利益確定の動きがみられており、これが日経平均のじり安の流れにつながっている。後場に入りメガバンクの底堅さが目立ち、これによりやや戻りをみせる局面もあった。しかし、大引けでの売りバスケット観測などにより、押し目買い意欲を後退させた。 日経平均は寄り付き直後の9638.49円が高値、前場半ばの9570.58円が安値と、寄り付き後1時間程度の価格レンジでの推移が続いている。後場からの銀行の底堅さを手掛かりに切り返しが期待されたが、輸出関連の主力銘柄や指数インパクトの大きい値がさハイテクの一角の弱い値動きに抑えられた格好。とはいえ、出来高が16億株台と低水準であり、反落とはいえ下値の堅さは意識されよう。今週はギリシャ緊縮財政の承認決議の行方や米経済に対する警戒感から見極めムードは強い。しかし、下値の固さを見る限りでは、押し目買い意欲は強いであろう。 また、個別対応ながらも決算や材料を評価した物色がみられている。29日は株主総会の集中日となるが、震災の影響や今後の計画が示されるとみられ、これを手掛かりとした見直しの動きが期待される。また、銀行についても、新自己資本規制については想定の範囲内であり、ポジティブに評価する向きが目立った。欧州不安などが徐々に後退に向かうようだと、メガバンクを中心とした金融セクターへの見直し、これが全体相場へのリバウンド力につながる可能性はあろう。 PR |
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