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2011 06,27 10:00 |
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国内企業、電力不足で日本脱出続々 “思い付き”脱原発にも不信感 原子力発電所の停止による全国規模の電力不足を受け、生産拠点などを海外に移転する動きが広がってきた。電力安定供給の確保の道筋が見えないまま、「脱原発」色を強め、自然エネルギーへのシフトを強める菅直人政権への不信感も、日本脱出に拍車を掛けている。東日本大震災を教訓としたリスク回避のための拠点分散化の動きも重なり、「産業の空洞化」が一気に加速しかねない。 「(海外に)出ていくのは目に見えている」。家電や自動車用の精密小型モーターで世界シェアトップの日本電産。永守重信社長は21日の会見で、主力拠点を置く関西電力管内で15%の節電を求められたことに強い懸念を示した。 同社は滋賀県にあるモーターの試験設備を海外に移す検討を始めた。大量の電力を消費するうえ、停電で貴重なデータが失われる可能性も否定できない。日本のモノづくりの根幹である研究開発施設にまで移転の波が押し寄せている。 HOYAは、デジカメなどのレンズに使われる光学ガラスの生産を昭島工場(東京都昭島市)だけで行ってきたが、中国・山東省での工場建設を決めた。今年12月にも稼働させる。ガラス原料を溶かす生産工程で、電力の安定供給が欠かせないためだ。 三井金属は、高機能携帯電話(スマートフォン)向け回路基盤の材料となる電解銅箔の製造ラインをマレーシア工場に新設する。 唯一の拠点だった上尾事業所(埼玉県上尾市)が、東京電力の実施した計画停電の影響で操業停止に追い込まれた苦い経験が背中を押した。マレーシア工場はこれまで汎用(はんよう)品だけを製造してきたが、国内生産の“牙城”だった高付加価値製品も手がけることになる。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
ここ数年、国内拠点の統合を進める一方で、中国などの拠点を増強してきた自動車部品のユーシン。田辺耕二社長は「日本での部品生産がゼロになることも考えている」と公言してはばからない。 経済産業省が大手製造業を対象に実施した緊急アンケートでは、サプライチェーン(部品供給網)を海外に広げる可能性があると回答した企業は、7割近くに上った。供給網の脆弱(ぜいじゃく)さを痛感した大手メーカーの要請が、関連企業の海外シフトに拍車を掛けている。 国内企業が最も危惧するのが、電力供給の先行きだ。定期検査で停止中の原発の再稼働のめどはたたず、来春には全原発が停止する恐れがある。一方で、菅首相が意欲を燃やす自然エネルギーで原発を代替できる見通しもない。原発停止で増大する火力発電用燃料の調達費に加え、割高な自然エネルギー電気の導入コストは電気料金値上げにつながり、企業の収益を圧迫する。 みずほ総合研究所の市川雄介エコノミストは「(自然エネルギー普及は)思いつきのレベルにすぎない。中長期的なエネルギー政策を明示しないと、空洞化を防げない」と警告している。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 大阪の橋下知事が新税提案 太陽光発電普及促進で 大阪府の橋下徹知事は25日の関西広域連合の会合で、太陽光発電の普及促進を目的に、関西の住民が支払う電気料金に上乗せするなどして徴収する新税の導入を提案した。参加府県知事らと検討を進める意向だ。 これまで橋下知事は、発電した電力の全量買い取り制度が実現することを前提に、新築住宅などへの太陽光パネル設置の義務化を提唱。制度が実現しない場合の策として新税を提案、パネル設置者への補助財源に充てる考えだ。会合で「全量買い取りが無理なら、広域連合で税のオプションを考えてもいいのではないか」と強調した。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… まぁ~企業は利益の追求のみを行ってきたので、 普通に考えればスグに判る事でも金(利益)という名の「麻薬」を嗅がされれば 多くを失ってから、実は深慮無しに飛びついて行動に移す実例みたいなモノです。 日本はせっかく素晴らしい技術がありながら、 小さな頃から商売の心得を全く学ばず、学校のくだらない暗記のみを ・・・っていうか、時間軸すら違うんですよねぇ~・・・・・ 大体、リスク管理が出来ていなかったって、 ・・・で、次は深慮の無い即決行動ですかぁ~・・・・・ ワタシが米国人なら、学者にこの日本人の行動を すると、どんなストレスを日本の企業人に与えると、 商売の基本的な心得を学ぶ事、 卑しさとは、ドコから来て、何が卑しいのかを学ぶ事。 PR |
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