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2011 06,18 21:47 |
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来週の商品市況見通し=原油市場はFOMCとギリシャ問題に注目 <NY原油先物相場> 米国経済の減速懸念とギリシャ問題およびそれに伴う欧州経済全体への警戒感から足元の原油市場の心理は弱気に変化しつつある。来週は、米経済指標の発表も多く予定されており、経済減速を示唆する内容であれば原油相場に下方圧力を加える。 注目材料は大きく2つ。21日-22日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容とギリシャ問題のゆくえ。米当局がQE3(量的金融緩和第3弾)とまではいかなくとも、超低金利政策の継続から、さらに踏み込んだ何らかの追加金融緩和策を示唆した場合、米ドル安および景気浮揚期待感から、原油価格は上昇することになるだろう。これ以上の金融緩和策で財政悪化懸念が広がり、米国の信用格付けが引き下げられるリスクも存在するが、「FOMCが何の対策も示すことなく、現在の米経済の停滞を放置するようなことは可能性としては低いだろう」(石油天然ガス・金属鉱物資源機構 上席エコノミスト・野神隆之氏)という。 また、欧州各国がギリシャ債務問題で追加支援の「合意」には至らなくても、「土壇場では、追加支援に『何らかの方向性』を示すくらいのことはありそうだ。ギリシャ問題に絡んでユーロが売られるいっぽう(ドル高進行)といった展開にはならないだろう」(野神氏)との声が聞かれた。 <NY金先物相場> <シカゴ・コーン先物> PR |
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