「三角保合い」等、チャートの見方

当ブログ読者様から「三角保合い」等のご質問がございました。
ちょうど読者の皆さまにも復習を兼ねてチャートの見方を書きます。

上記チャートは６月２・３日の「<2766>日本風力開発」の３０分チャートです。

上のチャートは判りやすいように何も書いていないチャート、
下記は、チャートに線を入れています。

①は、６月２日の「下値支持線」です。
最後に下値支持線を割っていますので、翌日下げスタートを暗示しています。

②は、前日最安値と３日当日９：００～９：３０までの最安値を繋げた線･････
（９：００～９：３０とは限りません。基本は２番底とみなされる処）
これを３日当日の「下値支持線」とします。
この「下値支持線」を割ると一旦、下げ向かいます。

③、赤太線が「三角保合い」を示しています。
その後も「三角保合い」処を維持しているのですが、
午後２時になった段階ですでに②「下値支持線」を割りましたので、
上記チャートの場合は、午後２時ジャストの段階で、
下げ向かう事を示しています。
但し最近は、わざと「下値支持線」を割ってから騰げるような事をする場合が
銘柄によってタマにあります。銘柄の癖を知った上で判断しましょう。

ちなみに普通「三角保合い」になった場合、どちらか（上下）に向かった場合、
その方向に行きやすい傾向があります。
･･･が、しかし、これも最近は銘柄によってタマに騙しがありますので、
これも銘柄の癖を見抜くように｡｡｡

チャートのテクニカルは、基本の上に必ず銘柄ごとに、
上記のような「癖（クセ）」を見定めて置くことが大切です。

ちなみにチャートの見方は、日足でも分足でも同じ見方です。

最後に、上記チャートでは書いてありませんが、
２日の最安値と３日の最安値、もしくは最終安値を線で結んで
その先より上から６日寄付きスタートするようだと
その線が「下値支持線」になる可能性があり、注視です。
例えば、これはお勧めしませんが、
上から６日寄付きスタートするようだと
寄付きから買いを入れ、「下値支持線」を割るようだと
スグさま損切りする･･･って事をしたりもします。
但し損切り覚悟なのでお勧めしません。


UP DATE : 2011/06/04/ 15:20
※テクニカル＝知識
　銘柄の「癖（クセ）」＝智慧

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