2011/05/02 株式クロージングコメント
CLUB Fisco　2011年05月02日15時47分
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■連休明けは寄り付き辺りにピークをつけてくる動きに注意

　日経平均は続伸。154.46円高の10004.20円（出来高概算18億3000万株）と、終値ベースでは3月11日以来の1万円の大台を回復して取引を終えた。連休中の米国株高の流れが支援材料になり、日経平均は続伸してのスタートとなった。買い一巡後は1万円の大台回復を前に足踏み状態が続いていたが、国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が死亡したとの報道を受けて1万円の大台を回復した。
　ビンラディン容疑者死亡を受けて為替市場ではドル、ユーロともに対円で円安に振れたほか、今晩の米国市場の上昇が期待される格好だった。後場寄り直後が高値となり、その後は1万円を挟んだ膠着が続いたが、大引けでのバスケット買いなども観測されるなか、終値での1万円回復となった。

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[4回]

　日本は3連休となり、連休中の米国市場の動向などが週末のマーケットに大きく影響を与えそうである。一方、9-10日の米中戦略・経済対話をまえに、中国の利上げ観測・人民元切り上げ観測などが警戒要因である。また、6日については週末の米雇用統計を控え、手掛けづらくさせよう。過去の推移をみても、大型連休明け後に日経平均は大幅調整する傾向にある。そのため、連休中の海外株高といったインパクトがあったとしても、寄り付き辺りにピークをつけてくる動きには注意する必要がありそうだ。
（村瀬智一）

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毎年のパターンですが、今年はどのような推移でくるのか？？？