2024 11,22 17:34 |
|
2011 03,29 02:36 |
|
福島第1原発:土壌からプルトニウム 建屋外にも汚染水 ◇格納容器損傷の可能性高まる 東京電力は28日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1~3号機のタービン建屋外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の穴の中に水がたまり、2号機では1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が検出されたと発表した。建屋地下の汚染水がトレンチに漏れ出した可能性がある。また同日、敷地内の土壌から毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたことも明らかにした。いずれも炉心内で作られる放射性物質や放射線量で、11日の被災以来指摘されていた核燃料や格納容器の損傷の可能性が高まった。 プルトニウムの濃度について東電は、1940~80年代に繰り返された大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影響はないとしている。新たな土壌を採取し、継続的に分析する予定。 トレンチはタービン建屋と海との間にある凹字形トンネルで、非常用電源を冷やすための海水が通る配管や海水をくみ上げるポンプのケーブルなどを納めている。普段は水がないが、1~3号機とも地表付近まで水で満たされているのを27日午後3時半ごろ発見、直後に線量を測定した。 2号機のトレンチの水は1000ミリシーベルト(1シーベルト)以上で、同タービン建屋地下の汚染水と同様、炉心の冷却水の10万倍以上のレベルだった。1号機は0.4ミリシーベルト、3号機はがれきがあるため近寄れず測定していない。 周辺の大気の放射線量(1時間当たり)は 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
東電は最も水面が高い1号機のトレンチについて、海への流入を防ぐ処置を取った。 プルトニウムの調査は21、22日に実施した。1、2号機から500メートル~1キロ離れた5地点で土壌を数百グラム採取し、日本原子力研究開発機構が分析。その結果、全地点の土から原子炉内で発生するプルトニウム239、240が検出され、うち2地点からプルトニウム238も検出された。 大気圏核実験では主にプルトニウム239、240が大気中に放出され、238はほとんどないことから、東電はこの2カ所については今回の事故によるものとみている。 プルトニウムは▽被災時運転中だった1~3号機の炉心▽1~6号機の使用済み核燃料プール内の核燃料▽3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料のいずれにも含まれる。今回検出されたプルトニウムの由来について東電は「特定はできない」と話した。 原子炉の冷却作業は、水を増やすほどタービン建屋に汚染水がたまる恐れがあることから難航している。 ◇「憂うべき事態」 経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官はプルトニウムの検出について「健康影響は考えられないが、燃料棒の損傷があることを示している。放射性物質が漏れないようにする(原発に)あるべき五重の壁が破れたことを示す。憂うべき事態だ」と述べた。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… こんな時に何なのですが、既に予想されていた事態なので・・・・・ ◆プルトニウム汚染除去剤:DTPA(ジエチレントリアミン5酢酸) DTPAは、多種類の金属に高いキレート安定度定数を示し重金属やプルトニウムなどの放射性物質の体外排泄促進剤として研究されてきた。 さらに米国、フランス、ドイツでは、プルトニウムなどの体内汚染事故に際し長年にわたりDTPA 投与による治療が行われてきた。 1,スペイン、スウェーデン、ドイツでは、使用制限はあるものの重金属の除去を目的とした医薬品として、DTPA が承認されている。 イギリス、フランス、チェコ共和国では、放射性物質の体外除去剤としては未承認であるか、あるいは使用制限はあるものの、不測の事態に備え国家備蓄されている。 米国では、アクチニド元素の除去剤として、2003 年に承認された。しかしながら、我が国では、DTPA は未だ医薬品として認可されるに至っていない。 DTPA は、多くの動物実験や事故時の人体投与経験から、プルトニウムと超ウラン元素に対し排泄促進効果が認められている。 プルトニウムの排泄促進効果は、体内摂取後できるだけ早期に投与するほど高く、放射線による発癌リスクを有意に低下させる効果があると考えられている。
◆富士フイルムRIファーマ 事業内容: <4901>富士フイルムHD ─…─…─…──…─…─…─ ◆◆日本メジフィジックス 商品名:インジウムDTPA(111In)注 ちなみに・・・・・ 放射性セシウム体内除去剤 ◆日本メジフィジックス 出資比率:住友化学株式会社 50% GEヘルスケア 50% <4005>住友化学 但し、サウジ企業に出資がリスク。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |