2011/03/15 株式クロージングコメント
CLUB Fisco　2011年03月15日15時59分
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■原発への不安を払拭させるまでは値動きの荒い展開

　日経平均は大幅続落。1015.34円安の8605.15円（出来高概算57億7000万株）と、終値ベースでは昨年9月1日以来の9000円を割り込んで取引を終えた。原発事故の動向に注目が集まるなか、原発関連の報道に振り回される形での、値動きの荒い展開が続いている。前場取引終了後には菅首相による国民へのメッセージが伝えられたが、これが最悪の事態に近づいているとの見方につながった。日経225先物は、価格の急変動時に相場を安定させるために発動されるサーキットブレーカーを交え、一時7800円まで急落。この流れによって日経平均は8227.63円まで下げ幅を広げる場面をみせた。
　その後は次第に落ち着きもみられ、ショートカバーによって下げ幅を縮めているが、原発への不安を払拭させるまでは値動きの荒い展開が続きそうだ。売買高は連日で過去最高を更新しており、原発関連の報道によってリスク回避の流れが一段と強まった。原発の行方を見極めたいとする様子見ムードが強いなか、先物主導で大きく振らされた格好である。
　先物の指値状況をみても、これまでの1000枚超の指値ではなく、品薄銘柄並みの指値状況だったことが、より価格の乱高下を招き、市場心理の不安膨張につながった。
　今回の急落によってイレギュラーの価格形成となった銘柄も少なくないだろう。ただ、あくまでもリスク回避によって売られているため、値ごろ感からの押し目狙いは慎重である。まずは、原発の圧力低下などといった報道が伝えられるまでは、手が出しづらい。原発問題が落ち着いて、はじめて復旧作業が本格化し、社会インフラ、経済活動の回復につながり、これが市場の活力を生み出すことになる。
（村瀬智一）

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　正直、本日の動きでテクニカルの範疇を越えてしまいました。
昨年の最安値を午後アッサリと更新して行きました。

昨日の『Ｓ安＆暴落銘柄』の中で、Ｓ安だった低位株を抜粋して
本日注視していましたが、下げ過ぎた銘柄は反発していました･････
･･･が、心許無い反発でした。
明日反発するであろう･･･というような力強さは見受けられませんでした。
残念ながらリスク回避のため、デイトレが限度でしょう。

明日もＳ安だった低位株を抜粋して注視して行こうと考えています。

ちなみになぜＳ安だった低位株を抜粋して注視していたかと申しますと、
下げ幅（％）が、ほかの銘柄よりも２倍程度（かそれ以上）
Ｓ安値で下がりますので、ドコかの地点で反発する可能性が高いためです。

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