2024 11,22 23:46 |
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2011 03,06 12:00 |
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本日3月6日は『啓蟄(けいちつ)』です。 「二十四節気」の一つなのですが、あまり「二十四節気」は知らないけれども、 大気が温まるにつれ地中で冬眠をしていた虫たちが 「蟄」とは冬眠している様子を言い、「啓」とは動作や行動をするということです。 本日から『春分』までの期間を『啓蟄』というんですが、 初候 :蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく):冬蘢りの虫が出て来る 次候 :桃始笑(もも はじめて わらう):桃の花が咲き始める 末候 :菜虫化蝶(なむし ちょうと けす):青虫が羽化して紋白蝶になる ちなみに「二十四節気」も「七十二候」も中国で考案されたもので、 『啓蟄』の季節を虫等には喩(たと)えずに、 『柳若葉芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ』 この『柳』は、梅や桜とともに『春』を代表する景物として、 「万葉集」の大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)が、 『わがせこが見らむ佐保道の青柳を手(た)折りてだにも見むよしもがも』(巻八) などと詠まれています。また「古今集」では素性法師の 『見わたせば柳さくらをこきまぜて宮こぞ春の錦なりける』(巻一春歌上) そのほかに紀貫之の 『青柳のいとよりかくる春しもぞみだれて花のほころびにける』(巻一春歌上) また「和漢朗詠集」には、慶滋保胤の 『東岸西岸の柳遅速同じからず、南枝北枝の梅開落已(すで)に異なり』 「芭蕉」もよく発句や付句(つけく)に『柳』を詠んでいて、 『吹度に蝶の居なをる柳哉』 ・・・・・等々、二十数句ほどあります。
『啓蟄』と言えば京都では『土筆(つくし)』なのですが、 PR |
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