2024 11,24 04:31 |
|
2011 02,28 20:00 |
|
2011/02/28 株式クロージングコメント ■日経平均は上昇で97円高、消去法的に日本株に向かいやすい状況か 28日の日経平均は上昇。97.33円高の10624.09円(出来高概算25億株)で取引を終えた。為替市場での円高の流れや予想を下回った鉱工業生産などを受けて小幅安から始まった。その後も利食いの流れが強まり、日経平均は一時10448.83円まで下げ幅を広げる局面もみられた。しかし、後場に入ると一変、アジア市場が堅調に推移していることが安心感につながったほか、先物市場で大口買いが断続的に入ったことにより、幅広い銘柄が反転をみせた。 これにより前場段階で拮抗していた騰落銘柄は、値上り数が全体の8割を占めている。セクターでは、その他金融、証券が一段高となったほか、コマツ<6301>など機械株の切り返しが目立っている。ファナック<6954>など指数インパクトの大きい銘柄の強さも目立つなど、後場はインデックスに絡んだ売買が膨らんだ格好である。そのほか、中小型株は終日強含みの展開が続いており、マザーズ指数は4営業日ぶりに終値で500pを回復した。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
10500円割れではテクニカルシグナルの悪化が警戒されていたが、これによりシグナルは悪化せず、反対に改善傾向に向かいつつある。米国市場の動向や中東情勢などを見極める必要はあるが、きょうの動きをみると、消去法的に日本株に向かいやすい状況とも捉えられそうだ。引き続き上値追いには慎重になりやすいが、押し目買い意欲は一段と強まっただろう。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 日経平均テクニカル:遅行スパンはまたしても下方転換シグナル発生を拒否 日経平均は、またしても一目均衡表の遅行スパンによる下方転換シグナル発生を拒否している。雲上限がサポートとして機能しているほか、基準線を突破してきている。転換線が10660円辺りに位置しており、これをクリアしてくるようだと、上値追いの流れに。 5日、25日線はデッドクロスを発生させているが、このままサポートに変わるようだと、早い段階でゴールデンクロスに切り替わる可能性はある。まだシグナルが反転したわけではないが、今月22日に空けたマド(10789.41-10761.22円)下限辺りまでのリバウンドは期待されそうだ。遅行スパンは反転する10500円をサポートとしていれば、シグナルの悪化はないだろう。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |