6/28 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△加ト吉<2873>が３日続伸、大証による監理ポスト割り当て解除で上場廃止リスク後退
加ト吉が３日続伸。一時４４円高の７５８円まで買われている。大証が同社株の監理ポスト割り当てを２８日付で解除したことで上場廃止リスクが後退した。また、「日興シティグループ証券が同社の投資評価を『１Ｓ』（買い・投機的）から『１Ｍ』（買い・中リスク）に変更。目標株価も９１０円から９６０円に引き上げた」（市場筋）ことも買い安心感につながっている。なお、東証および大証は２７日、同社に対して改善報告書の提出を求めると発表している。

△ブリヂス<5108>が反発、円安効果などで今期業績見通しを上方修正
ブリヂストンが反発。１１０円高の２６５０円まで買われ、１月４日の年初来高値２６７５円に迫っている。２７日の引け後に今０７年１２月期業績見通しを上方修正したことが好感されている。同社では上方修正の理由として「米国子会社によるバンダグ　インコーポレーテッドの買収手続きが完了、バンダグ社の売上高が連結することになったほか、為替が想定より円安で推移していることが寄与する」と説明している。この結果、今期連結経常利益１７００億円（従来予想比１１．８％増、前期比６．５％増）、純利益１０６０億円（同１７．８％増、同２４．５％増）に修正している。
（株式新聞ダイジェスト）

△ＧＳ証がトヨタ<7203>、ダイハツ<7262>を格上げ
ゴールドマン・サックス証券はトヨタ自動車の投資判断を「中立」から「買い推奨」に引き上げたようだ。目標株価は８５００円。０８年３月期の営業利益のゴールドマン・サックス予想を為替前提の変更を主因に９％上方修正したもよう。　また、ダイハツ工業についても「中立」から「買い推奨」としたようだ。目標株価１２５０円。リポートでは「減価償却費の税制変更や高水準の設備投資を背景に足元は利益水準が低下しているが、０９年３月期以降は回収期に入る見通し」なととしているようだ。
（ラジオNIKKEI）

△地球に優しい、エコな「ガチャガチャ」
「ガチャガチャ」と呼ばれる自販機専用カプセル玩具首位のバンダイ<7832>は２７日から、昆虫型フィギュアとカプセル容器を杉の廃材などで作った新商品の発売を始めた。製造時の二酸化炭素量を抑制し、容器を廃棄する際の環境負荷も少ないという。「アースカプセル昆虫採集」（２００円）と名付けたシリーズで、フィギュアはカブトムシやオオクワガタなど全６種類。約７０％が廃材からできているバイオマスプラスチックを使用しており、焼却時に有毒ガスなども発生しない。小学生の男児らがターゲットで、環境について考えるきっかけになればと企画した。スーパーなどの自販機で販売する。

■港区立住宅　エレベーターのロープ一部破断
港区は２７日、区立住宅「シティハイツ赤坂」（同区赤坂）のエレベーター１基の主ロープ素線６本が切れていた、と発表した。素線は直径１・６センチのロープを構成する細いワイヤで、直ちに落下など重大事故につながる危険性はないが、２６日からこのエレベーターの運転を停止、２８日に主ロープを取り換える。区によると、住宅専用として使っている日立製作所製２基を点検した結果、２３人乗りのエレベーターのワイヤロープの一部が破断していた。区には２６日午後、区住宅公社から連絡が入った。安全性を重視して、ロープの取り換えを決定。同日夜から使用を禁止した。区住宅担当課によると、エレベーターが設置された平成７年以降、一度もロープは取り換えていないという。点検を担当した日立<6501>ビルシステムは、素線破断の原因を「経年劣化のため」と説明しているという。シティハイツ赤坂は、区赤坂地区総合支所などもある複合施設で平成７年１１月に完成した。住居部分は区立住宅５６戸▽職員住宅８戸▽防災待機寮１１戸－があり、区立住宅には現在、５０世帯が入居している。
（産経新聞）

▼高島屋<8233>　１１億４０００万円申告漏れを指摘　大阪国税局
大手百貨店「高島屋」（大阪市中央区）が大阪国税局の税務調査で約１１億４０００万円の申告漏れを指摘されていたことが２８日、分かった。米国の子会社の清算に伴って計上した損金を「寄付金」と判断された。同国税局は過少申告加算税を含め、約３億７０００万円を追徴課税（更正処分）した。同社は、経営不振に陥っていたニューヨークの子会社を清算したことに伴い、０６年２月期決算で「清算損」として約１１億４０００万円を計上。しかし、同国税局は、これを損金ではなく、課税対象となる「寄付金」と判断したとみられる。同社広報・ＩＲ室は「税務当局との見解の相違とは言え、指摘を真摯に受け止め、更正決定に従う」としている。
（毎日新聞）

△任天堂<7974>、Wii向けゲーム開発サービス「WiiWare」を発表
任天堂は6月27日、Wii向けのゲーム開発サービス「WiiWare」を発表した。大手ゲーム会社の開発者だけでなく、独立系の開発者も、Wii向けのオリジナルゲームを開発し、Wii Shop Channelを通じてダウンロード販売することが可能になる。任天堂では、WiiWareの提供が、ゲーム開発者にとっての「（Wii用ゲーム）開発への障壁を減らす」とともに、「Wiiの所有者に対して、新しいレベルの創造性と価値をもたらす」と期待している。WiiWareを使って開発されたコンテンツは、2008年初めにリリースされる予定。ほかのコンテンツ同様、Wii Shop ChannelからWiiポイントを使って購入、ダウンロードできるようになる。
（ITmedia News）

△カルピス<2591>とＮＩＴＥ、モンゴルで微生物の食品への利用可能性を探る産官共同事業を開始

△中外製薬<4519>とＮＩＴＥ、モンゴルで新規微生物の探索と産業利用で共同事業を開始

△サイボウズ<4776>グループ、企業の営業活動を効率化する情報システムを開発し今夏に公開

△フォーバルクリエーティブ<2724>、機能強化した「暗号化連携ソリューション」を販売開始

△ＳＢＩホールディングス<8473>、「ジャパンネクスト」による私設取引システムの運営業務で認可取得

△ＳＢＩホールディングス<8473>、ベトナムで現地のハイテク企業と提携し投資ファンドを共同設立

△日立情報システムズ<9741>、Ｗｅｂ型の新水道料金システム「ＴＥＮＲＹＯ」を発売

△近畿日本ツーリスト<9726>、「江戸文化歴史検定　試験対策バスツアー」を募集開始

△モック<2363>、シンワオックス<2654>とウエディング事業など強化で業務・資本提携

△カネカ<4118>、システインペプチド高含有の機能性食品素材「カネカ酵母粉末ＧＹ」を発売

△ＪＯＧＭＥＣ、チリの銅・金等非鉄金属の探鉱権益を住友金属鉱山<5713>に譲渡

△日清食品<2897>、宇宙食ラーメンが「宇宙日本食」認証を取得
（日経プレスリリース）

△日本信号<6741>が買われる
２８日付け本紙１面推奨の日本信号が買われている。今期は減収減益予想ながら会社計画は控えめで、財務内容の好転もあって見直したいとしている。

△オービック<4684>が４日ぶりに反発
オービックが４日ぶりに反発している。４―６月期の連結純利益が２４億円程度（前年同期比３０％増）になりそうと伝えられたことが手がかり。

△東武ストア<8274>が高い
東武ストアが高い。０７年３―５月期の連結純利益が６億１０００万円（前年同期比６．２倍）となったことが手がかり。

▼バンダイビジュアル<4325>が売られる
バンダイビジュアルが売られている。０７年３―５月期の連結経常利益が４億８０００万円（前年同期比５３％減）となったことが響いている。

△フライングＧ<3317>　年初来安値水準は絶好の拾い場。小すくい妙味。北関東を地盤にレストランを展開。

△中国工<5974>　軟調地合い続くが、今３月期経常利益は前期比３７％増とＶ字回復を見込むほか、信用倍率１．８倍台と取組妙味もあり、見直す向きも。

△三和シャッター工業<5929>がしっかり
三和シャッター工業がしっかり。賃貸住宅建設への参入が伝えられたことが材料視されている。

△ネットワンシステムズ<7518>が反発
ネットワンシステムズが５日ぶり反発。１万７０００株、２４億円を上限とした自社株買いの発表が好感されている。

△ブリヂストンが<5108>急反発
ブリヂストンが急反発、１月４日の年初来高値２６７５円に迫っている。０７年１２月期の収益上方修正を発表、円安が寄与して純利益は従来予想の９００億円から１０６０億円見通しとなったことが好感されている。
（株式市場新聞）

△横浜ゴム<5101>が年初来高値更新、２２５採用銘柄の値上がり率ランキング第１位に
横浜ゴムが、前場引け６５円高の９２１円と大幅高し４日につけた年初来高値９１４円を更新、２２５採用銘柄の値上がり率ランキング第１位になっている。米国株式市場の上昇や為替相場が円安に振れていることなどから、トヨタ自動車<7203>をはじめとした自動車株が上昇、前日ブリヂストン<5108>が２００７年１２月期の連結純利益が前期比２５％増になる見通しとの発表も株価を押し上げている。今期予想ＰＥＲ１７倍台と割安感があることに加え、信用取組倍率が０．４１倍の好需給になっていることから、４ケタ大台乗せも視野に入ろう。

△新日本石油<5001>が反発、原油先物相場の上昇を受け年初来高値を更新
新日本石油が２３円高の１１４８円と反発、一時１１５１円まで買われ６日につけた年初来高値１１４９円を更新している。米国市場で原油先物相場の上昇を受けて石油株が上げ幅を拡大したことを素直に好感している。需給面では、他の資源株と異なり信用取組倍率が１．３０倍と好取組で、目先資金が入っていないことから上昇トレンドが続きそうだ。引き続き注目。

△トウアバルブグループ本社<6466>は続伸。バルブ、原発関連で人気
トウアバルブグループ本社は続伸。５万円高の５１万３０００円まで買われている。一時、東証２部値上がり率ランキングで岡野バルブ製造<6492>についで２位となった。岡野バルブ製造と同様、バルブ関連、原発関連ということで買われているもようだ。短期日足、中期週足、長期月足とも続伸傾向で来ているので、ここらが天井に見えなくもない。が、現在の株価でＰＥＲは１７倍台、ＰＢＲは２倍台と、とくに割高・過熱感はない。また、２００７年９月通期連結業績予想は、増収と大幅な増益が見込まれている。大口株主はバンクオブニューヨーク系などの優良外資、三菱商事、三菱重工業、大手都銀・信託銀などが並んでいる。買い安心感もある。とはいえ、２部の地味銘柄なので、やはりここらが天井と見て、短期投資と割り切って相場に乗り降りするか。あるいは、技術のある優良企業と見て、押し目を拾ってじっくり中期で行くか、のどちらかだろう。

△ＴＢＳ<9401>は小幅反発。リクルートとの提携報道、楽天<4755>の買収防衛策報道も市場は反応薄
ＴＢＳは小幅反発。前日終値と同額の３７８０円で始まり、その後は３７９０円まで買われた。リクルートとの資本・業務提携や、楽天の買収防衛策についての報道が出ているが、市場は反応薄だ。今朝の日経新聞などの報道で、「リクルートと資本・業務提携」と伝えられた。報道によると、相互に１００億円程度を投じて、発行済み株式の１～２％をそれぞれ取得するとともに、ネットや携帯電話向けの新サービスを共同で開発するという。別の報道では、同社のコメントとして「リクルートに限らず、業務提携は検討しているが、公表できる段階にはない」との内容が伝えられている。また、日経新聞では「ＴＢＳが２８日の定時株主総会に提出する、買収防衛策導入案への賛成票が、出席議決権の３分の２を超える見通し」と報道されている。

△岡野バルブ製造<6492>が上方修正発表を受け年初来高値を更新
東電<9501>など電力向け大型高温高圧バルブ最大手の岡野バルブ製造が１５０円高の１３２０円と続急伸し２５日につけた年初来高値１２３９円を更新している。前日、２００７年１１月期の業績予想の上方修正発表を好感している。売上高は前回予想を２億円上回る１１２億２０００万円、経常利益は同２億５０００万円上回る１５億２０００万円、純利益は同１億１０００万円上回る８億１０００万円とした。中国・韓国・東南アジアなどで積極的に受注、メンテナンス部門も順調に推移しているとしている。株価は、原発関連として上昇トレンドを継続している。

△日産自動車<7201>は反発。テクニカル、レーティング、インドでの低価格車生産と、材料揃う
日産自動車は反発→続伸。８円高の１２９１円で始まり、その後は１３１４円まで買われている。ここ数日は続落傾向で、とくにきのうは長めの陰線が出たため、自立反発の時期ではあった。加えて、国内大手証券が、投資判断を「中立」から「強気」に格上げし、ファンダメンタルズの改善傾向にあるわりには、割安感が強いと判断されているもようだ。加えて、インドでの低価格車生産との報道も出ている。さらに、今朝は日経平均株価が反発し、１万７９００円台まで戻すなど、地合いが良いなかで、輸送用機器セクターが高く、東証１部業種別株価指数で値上がり率上位となっている。まずは今年２月と昨年４～５月の高値圏１５００円ラインまでの戻りが目標となろう。

■天龍製鋸<5945>は株主総会で買収防衛策の承認見通し観測だが、市場はウンともスンとも
天龍製鋸は前日と同額の４９９０円で始まっている。かねてから、米ファンド、スティール・パートナーズのＴＯＢと、同社の対応が注目されていたが、今朝の日経新聞等に「２８日の株主総会で、買収防衛策が承認される見通しとなった」「防衛策導入のための定款変更に必要な３分の２以上の賛成票が確保できたもよう」との観測記事が出た。しかし、市場はウンともスンとも反応していない。まずはきょうの株主総会の様子見ということか。あるいは、ブルドックソース＜２８０４＞(東2)のように、株主総会でとりあえずスティールを「撃退」しても、結局株価はほとんど変わらない、ということかもしれない。天龍製鋸自体は、技術力のある老舗企業で、業績も堅調、好財務体質と、良い会社なのだ（優良企業だからこそ、ファンドから狙われたのだろうが）。現在の株価で、ＰＥＲは３０倍台、ＰＢＲは１倍台と、とくに割高感はないが、スティールとの攻防戦いかんで、今後は再び動きが出てくるかもしれない。

△株マニ注目の椿本チエイン<6371>が反発し年初来高値を更新
株マニ注目の産業用チェーンで世界首位、自動車用チェーンで２位の椿本チエインが１９円高の８７５円と反発、一時８８４円まで買われ５月２３日につけた年初来高値８７７円を更新している。前週１５日に発売された会社四季報夏号によれば、自動車エンジン用チェーンが北米中心に大幅増。工作機械や鉄鋼業界向けチェーンも堅調。自動車塗装ラインなど搬送設備は改善。営業益続伸。株式売却益消えても純益最高。７円配意向だが増配もとして、２００８年３月期純利益は７５億円→８８億円に増額修正、配当は７～８円、続く０９年３月期純利益は９４億円を予想している。今期予想ＰＥＲは１８倍、来期予想ＰＥＲは１７倍台と上値余地を残している。

△村田製作所<6981>が反発、「ワンセグ」に対応した部品の開発・増産報道を好感
村田製作所が、２１０円高の８９４０円と反発している。電機・電子部品メーカーが携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応した部品の開発・増産を加速していると日本経済新聞社が報じたことを好感している。松下電器産業＜６７５２＞(東1)やシャープ＜６７５３＞(東1)、村田製作所などが受信機（チューナー）や高画質液晶パネルの生産を増やし、ワンセグを受信できる携帯電話の出荷は2007年度に2000万台前後に達する見通し。「ワンセグ経済」は部品業界に年間１０００億円程度の増収効果をもたらしそうだとしている。株価は、前日の下げ分を帳消し、直近２５日高値８９９０円を窺う動きになっている。

ブリヂストン<5108>は業績上方修正でギャップアップ→続伸。今朝はゴムセクターが高い
ブリヂストンはギャップアップ→続伸。８０円高の２６２０円で始まり、寄り後は２６５０円まで買われている。きのう大引け後に２００７年１２月通期業績予想の上方修正を発表したことが材料。連結・単独とも、売上高、営業・経常・純利益とも上方修正となった。理由は、為替レートが想定より円安で推移していること、米国子会社の買収手続きが完了し、売上高を連結すること、グループを挙げての販売努力など。また、今朝はゴム製品セクターが高い。東証１部業種別株価指数では寄り後、値上がり率トップとなっている。同社のほか、横浜ゴム<5101>、東洋ゴム工業<5105>、住友ゴム工業<5110>など、軒並み値を上げている。日経平均株価は小反発し、１万７９００円台まで戻している。

△三和シヤッター工業<5929>は反発。賃貸住宅の建設事業参入報道で
三和シヤッター工業は反発。９円高の７１５円で始まっている。今朝の日経新聞等で「１１月をメドに、賃貸住宅の建設事業に参入する」と報道されたことが買い材料となっているもようだ。短期日足チャートを見ると、現在は押し目からの反発局面に見える。年初来高値７７０円が戻り目標の目安となりそうだ。信用残は売り残がだいぶ消化され、現在は売買が拮抗状態にある。上値の重しもなくなった。

△東洋炭素<5310>が４日続伸し分割後高値を更新
東洋炭素が、５０円高の９１２０円と４日続伸し分割後高値を更新となっている。引続き、等方性黒鉛の生産能力倍増を買い手掛かりとしている。同社は、旺盛な需要に対応して主力製品である等方性黒鉛の生産能力を増強し、年１５，０００トン体制を確立する。既に昨年より等方性黒鉛の設備増強を業界に先駆けて実施し、年８，０００トンから１１，０００トンへの大幅増産を順次実現中だが、その完遂を本年２００７年秋に前倒し実行する。主力工場である詫間事業所の敷地内に今後２年以内に新たに年４，０００トン規模の新プラントを立ち上げ、２００９年秋には供給を開始する計画。株価は、２月１６日につけた分割前高値９５３３円奪回も視野に入ろう。

△ファミリーマート<8028>はギャップアップで上昇トレンド戻す。好業績の観測記事が材料
ファミリーマートはギャップアップ。１００円高の３２８０円で始まっている。今朝の日経新聞に「２００７年３～５月期の連結業績は、経常利益が７６億円程度と前年同期比３％増えたようだ」との観測記事が出たことが材料。短期日足チャートを見ると、４月１９日につけた年初来安値３０１０円から、続伸傾向で来ている。きのうは地合いの悪さにツレて３１００円台まで急落したが、再び上昇トレンドを取り戻している。地合いにもよるが、３３５０円ラインまでまずは戻したい。
（証券日刊新聞）

△凸版印刷<7911> 上方修正
凸版印刷は、2008年3月通期連結予想を発表した。繰り延べ税金資産の計上で上方修正となった。売上高1兆6200億円、経常利益740億円、当期純利益383億円（前予想310億円）、一株利益58円27銭。

□サンオータス<7623>、今期は経常2％増益予想　四季報予想下回る
サンオータスの今4月期の連結業績は、経常利益3億5000万円（前期比2％増）、純利益1億9000万円（同71％増）となる見通し。「四季報」予想の経常利益4億7000万円、純利益2億9000万円を下回った。また前期業績も計画を下回った。

△大和証券、新日鐵<5401>を28日の参考銘柄に
大和証券は、28日付「マーケットウォッチ」で、新日鐵を参考銘柄として取り上げている。国際的な再編が続く中、高級鋼材だけでなく、緩やかな連携を通じて量的な拡大も見せ始めており、4000万トン達成も視野に入ってきたという。海外売上高比率も一時は2割を下回っていたが、 25％以上に拡大。同証券では、対ドル1円の円安によって、11億円の営業利益の押し上げ効果が見込めることから、業績予想の上ブレが期待できると見ているようだ（証券新報）。
（証券新報）

△汗を素早く吸収・放散　涼感婦人肌着　ミズノ<8022>開発　アイスタッチ使用
ミズノは、汗を素早く吸収・放散する独自の涼感繊維「アイスタッチ」を使用した婦人用肌着を開発し、販売を開始した。同社直営店やアウトドア関連ショップなど全国２７０店で取り扱い、売上高は初年度４６００万円を目指す。「将来的には百貨店でも販売したい」（大阪広報課）としている。アイスタッチは酷暑地の競技用に開発された繊維で、合成繊維ながらも水になじみやすいのが特徴。汗を素早く吸収して放散するほか、綿やポリエステルに比べて衣服内の温度を１、２度低く保つことができるという。発売した婦人用肌着は丸首ノースリーブシャツ（３３６０円）やショーツ（２１００円）、キャミソール（３３６０円）など６品目。アイスタッチとレーヨンの２種類の繊維を交編し、着心地の良さと清涼感を兼ね備えた。また、横編みの一種で横方向の伸縮性にすぐれた「フライス編み」により、体へのフィット感を高めている。襟元には清涼感のあるメッシュレースを採用。ショーツのウエスト部やブラジャーのアンダーゴムには吸汗速乾ゴムを使用するなど、デザイン性や機能性にも配慮した。

■仏ＧＦＩ　富士通<6702>のＴＯＢに同業社合併で対抗　
フランスの大手情報産業ＧＦＩアンフォルマティックが、富士通の敵対的ＴＯＢ（株式公開買い付け）を回避するため、同業社のブルとの合併を画策していることが判明した。仏フィガロ紙が２６日に報じた。富士通は４億１９００万ユーロ（約６９１億円）での買収を提案したとされるが、同社株の８％を所有するトルジマン社長は売却を拒否している。

△対面サービス強化　セブン<3382>銀行、１年半ぶり有人店舗開設、今秋都内に　相談・セミナー充実
流通最大手、セブン＆アイ・ホールディングスグループのセブン銀行は２７日、今秋にも６店目となる有人店舗を東京都内に出店することを明らかにした。新規出店は昨年３月以来約１年半ぶり。新店舗では従来店よりも相談ブースを増やすほか、セミナースペースも広げる計画だ。同行はセブン－イレブンなどグループの店舗内に設置したＡＴＭ（現金自動預払機）を中心としているが、提携先金融機関の商品の取り扱いで、相談を希望する顧客が増えていることに対応。新規出店に加え、既存店でも設備の改修を検討し、対面サービスの強化を加速する。
（FujiSankei Business i）

■注視銘柄

2328アリサカ
2654シンワオックス
2363モック
4345シーティーエス
5001新日本石油
8473ＳＢＩ
9020ＪＲ東
5019出光興産
7203トヨタ
7262ダイハツ
7974任天堂
7911凸版印刷
5401新日鐵
3842ネクストジェ
9202全日本空輸
8882ゼファー
8002丸紅
8868アーバンコーポレイション
3770ザッパラス
5334日本特殊陶業
8245丸栄
2353日本駐車場開発
1813不動テトラ
3391ツルハＨＤ
6370栗田工業
5631日本製鋼所

■免責事項
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　・投資判断は、自己責任でお願いします。
　・当方は、皆さんの投資判断に対する一切の責任を負いかねます。