日本国債を「格下げ方向」に　米ムーディーズ
共同通信　2011/02/22 13:02
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022201000228.html

　米格付け会社ムーディーズは２２日、日本国債の格付け見通しを「安定的」から「格下げ方向」に引き下げた、と発表した。菅政権の国会運営の混乱を受け、財政再建や経済成長について与野党が有効な政策を打ち出す能力に対する不透明性が高まったことなどを理由としている。

　日本国債をめぐっては、１月に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が上から３番目の「ＡＡ」から４番目の「ＡＡマイナス」に１段階引き下げたばかり。長期金利は現在、低い水準で推移しているが、国債に対する厳しい見方が相次いだことで、上昇懸念が高まる恐れもありそうだ。

　ムーディーズが日本国債の格付けや見通しを引き下げたのは２００２年５月以来。同社の現在の格付けは上から３番目の「Ａａ２」。菅政権の経済財政政策が「既に他の先進諸国の水準を大きく上回っている債務の急激な増大を抑制できるほど強固なものではない」として見通しを変更した。

　政府が６月にまとめる方針の社会保障と税の一体改革についても、「（野党が参院で過半数を占める）ねじれ国会の状況と、菅首相に対する政治的な圧力が高まる中で、政府の取り組みが行き詰まる可能性がある」と指摘している。

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[9回]

社会保障と税の一体改革の実行が重要＝国債の格付け見通し下げで首相
ロイターNEWS　2011年 02月 22日 18:24 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19666120110222

　菅直人首相は２２日夕、首相官邸で記者団に、米格付け機関ムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債の格付け見通しを引き下げたことに関連して「社会保障と税の一体改革をしっかり実行することが、国債の格付け、市場の信認を獲得するうえで重要なことだ」と述べ、あらためて６月の成案取りまとめへの決意を語った。
　一方、社民党が税法や特例公債法など予算関連法案を否決する方針を決めたことで、予算関連法案の年度内成立が困難な状況となっている。

　菅首相は「予算の成立と関連法案を含めた予算の執行が国民にとって最も急がれること。せっかく景気が上向いているかなで（予算）執行が遅れることは日本にとって好ましくない」と述べ、国会審議のなかで理解を求めていくと語った。

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財政健全化の道筋に向け努力＝国債格付け見通し下げで枝野官房長官
ロイターNEWS　2011年 02月 22日 16:59 JST
http://jp.reuters.com/article/treasuryNews/idJPnTK053640620110222

　枝野幸男官房長官は２２日午後の会見で、米格付け機関ムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債の格付け見通しを引き下げたことについて「民間の認識で、政府として逐一コメントする立場にない」とした上で、財政運営戦略で示した財政健全化の道筋に向けて努力する、と述べた。

　ムーディーズの発表後の市場動向については「金利・円相場は大きな影響は受けていない」と述べ冷静に受け止められているとの認識を示した。

　そのうえで、中長期的には「財政規律を維持し、しっかり財政健全化を進めていくことは必要なこと。財政運営戦略で示した財政健全化の道筋に向けて努力していく」と述べると同時に、短期的には、「予算・予算関連法で、国民生活を重視した判断をいただけるよう努力していく」と語った。

　予算関連法案の年度内成立は困難な状況に陥っている。衆院解散の可能性について枝野官房長官は「解散権は総理の専権事項で私が何か言う立場にない」としながらも、「私が聞いている限りでは、総理には全く、いま具体的にそういう考えはない」と否定。予算・予算関連法案については「国会の理解を得るべく努力していく。今後の努力のなかで、国会のできるだけ多くの皆さんに理解を得ることは可能だ」と述べた。

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さて、実際問題として、予算関連法案は、成立の見込みが無いと言っても
過言ではないかと思います。
社民党・公明党も、赤字国債は反対だとのことです。
確実に衆院の２/３に達しません。

さらには予算案本体も、状況によっては不成立の可能性があります。
こちらは、衆院の１/２が必要です。

いずれにせよ、確定的になってきました。

これは、４月より始まる来年度早々に、日本国債がデフォルトする可能性が
あるということです。つまり予算案が通らなければ、最初の返済期限でデフォルト。
予算関連法案が通らなければ、遅くとも７月頃までにデフォルト。

･････って事が、ほとんど全ての経済・相場・政治関連ブログで
書かれている内容です。

まぁ～この内容を世襲すれば、上記記事等々の「日本国債格下げ方向」･････
記事は妥当な内容となるワケですが･････

やはり、ほとんどの連中は、あとで赤っ恥をかくか、
それとも多分、その時期が来たら皆さんは忘れていますね。
結局スルーとなるでしょう。

でもね、記事を読んだ瞬間に記事の裏に隠されている内容を
瞬時に見透かす能力が無いと、金融の世界の場合は難しいです。

･･･で、本筋に入りますが、
現実問題として、格付けがＡＡＡの米国債や英国債は、
昔々に既に紙屑状態です。
はっきり言って、日本と中国が買い支えるのを止めれば、
確実に暴落します。こんな事、普通に考えれば簡単に判ることです。

要は仕掛けなんだよなぁ～･････

日本国債を売って、米国債や英国債を買って下さぁ～い！！
･･･って事なのです。

だって米国債や英国債は信用無いから
日本国債の格付けを下げなければならないワケ！

笑っちゃうけれども、エジプト等の暴動が証明しているじゃない。
だってエジプト等の暴動で、ドルとユーロが叩き売られて
急激に円高になったじゃないの！！
急変や危機にはマーケットは正直だねぇ～･････
信用の無いモノは叩き売り状態になるし、信用あるモノは買気！

まぁ～そんな処で、毎度の欧米金融市場の
「政治的な思惑」に基づいて実行されている
ＦＧＩＰ（ファイナンス・ギルト・インフォメーション・プログラム）です。

予言しておきましょう。
近い将来、暴落するのは「日本国債」では無く「米国債」です。