2011/02/09 株式クロージングコメント
CLUB Fisco　2011年02月09日15時38分
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■日本株への資金流入は継続だが政治問題が上値を抑える要因に

　日経平均は小幅ながら4営業日ぶりに反落。18.15円安の10617.83円（出来高概算22億7000万株）で取引を終えた。海外市場の強い流れやトヨタ<7203>の決算を評価する流れにより、日経平均は寄り付き直後に10701.92円と、昨年5/6以来の水準を回復した。しかし、シカゴ先物にさや寄せする格好からのギャップ・アップで始まった後は、これまで同様、膠着感の強い相場展開に。中国の利上げが重荷にもなって後場半ばには一時10600円を下回る場面もみられた。ムーディーズによる日本国債に関する見通しが伝えられたことも手掛けづらさにつながったと考えられる。ただ、トヨタが高値圏での推移を続けていたこともあり、下を売り込む流れにはならなかった。

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[4回]

　明日はオプションＳＱとなるが、日経平均はほぼ権利行使価格の10500円と10750円の中心レンジでの推移であり、波乱はなさそうである。日経平均は本日も寄り付きがほぼ高値となったが、テクニカル面での過熱感や達成感も意識されやすいところであるため、想定内の重さといったところであろう。一方、下値の堅さは意識され、TOPIX型の買いバスケットなども連日観測されている。3連休に入ることや、決算発表予定の企業も多いため、様子見ムードが高まる可能性があるものの、リバウンド一巡と見る必要はないだろう。
　また、ムーディーズによる日本国債に関する見通しが伝えられたが、「日本の財政問題が危機に発展するにはまだ時間がある」「財政政策を妨げる政治状況は格付けにとってネガティブ」などとも、伝えられている。菅首相と小沢氏との会談が明日予定されており、会談の行方に注目が向かいそうである。
（村瀬智一）

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何か明日は吹き騰がる銘柄が結構出るような気がするなぁ～････
まぁ～吹いたら当然、利確なんだけれども･････
そんな想いがする明日のオプションＳＱです。