エジプトでガス輸送パイプライン爆発、供給停止
ＣＮＮ NEWS　2011.02.06 Sun posted at: 09:33 JST
http://www.cnn.co.jp/world/30001710.html

　大規模な反政府デモが続くエジプトのシナイ半島アリーシュ近郊で５日、ヨルダンに天然ガスを輸送するパイプラインが爆発した。これによりヨルダンなどへのガス供給を一時的に停止した。爆発はテロ行為が原因との見方も出ている。

エジプト国営テレビは、爆発したのは主要パイプラインの１本と報じている。

ヨルダンの国営電力会社によれば、パイプラインの修理には少なくとも１週間かかる。修理期間中は別の発電燃料に切り替えることになり、一日あたり４２０万ドル（約３億５０００万円）のコストがかかる。

エジプト当局はヨルダンへのガス輸送停止に伴い、イスラエルなどの別地域へのガス供給も停止。イスラエル当局も、早急に別の燃料に切り替える方針を決定した。

爆発による火災は鎮静化に向かっており、現在、消防隊が消火作業に当たっているという。

同国国営メナ通信社は、テロ攻撃の可能性があると報じているが、この爆発がエジプトにおける反政府デモ、あるいはパレスチナ自治区に関係しているかは分かっていない。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスは、パイプラインの爆発に一切関与していないとする声明を発表している。

興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック！

[5回]

エジプトのガス輸送パイプライン爆発は、完全に予想できた展開であり、
先週既に予想していましたね♪

今、エジプトや中東で起こっていること･････
2011/01/31/10：00
http://cyberbizkiz.blog.shinobi.jp/Entry/16012/

･･･で、先週このエジプト暴動の件は書きたくて書きたくて
ウズウズとしていたんだけれども、身体が言う事を聞かなくて･････

このエジプトという地域は常に宗教的・民族的対立を国外にも国内にも抱え、
ユダヤvsアラブ、スンニ派vsシーア派という対立、
時に利用し、国家統治を行ってきました。

まぁ～普通に考えて、30年近くにわたって独裁支配を続けたきた政権が、
ここに来て「自然発生的な民主化運動」によって政治体制が大きく変るとは
非常に考えにくいです。
たとえ、インターネットが世論形成に強い力を持っているにしても････です。

今回不思議に感じていたのは、インターネットの存在なのです。

皆さんは、ツィッターやフェイスブックで今回の民主化運動が
繰り広げられていると思っているでしょうし、
ツィッターやフェイスブックが有効な手段だとも疑いもせずに聞いていますよね。

でもね･････

エジプトの文盲率は、およそ３５％～４０％程度なのよ。

文字が読めない人が、当然、文字も書けないわなぁ～･････
要は文字で人々に伝えられない人々がエジプトには４０％もいるワケなんです。

･･･で、ツィッターやフェイスブックの話が頻繁に出てきます。

欧米や日本等では、この話に違和感は無いかもしれませんが、
ことエジプトに関して言えば、違和感アリアリなワケでして･････

まずそこをブログ等をはじめネットでもマスコミでも
一切、誰も言わないし、不思議とも考えない｡｡｡

まず、これはロックおフェラとロス茶の代理戦争みたいなものであり、
仕掛けたのは米国＆イスラエル｡｡｡

要は石油戦争なワケでして、スエズが行き詰まれば
欧州がたちどころにアウトになるんですよねぇ～

欧州がエネルギー問題でガタガタになればユーロも信用が没落、
米国ドル基軸体制安泰ってワケですわぁ～･････

まぁ～それと、ムバラク大統領は以前に、イランが核保有すれば
エジプトも核保有するって言っているし、中東産油国同士で
新しい通貨体制を考えている･･･って処も米国＆ユダヤとしては
潰しておきたい処ではあるし･････

「世襲」に向かうムバラク父子の“反米ポーズ”
Foresight　2006年11月号
http://www.fsight.jp/article/3026

それにムバラク大統領ファミリーの総資産額は
400億ドル～700億ドル（約3.2兆円～5.7兆円）･････
これも掠（かす）め獲る算段だろうし･････

思い出してご覧。毎度、米国が使うのは「民主化」という大義名分！

この「民主化」という大義名分の下に、イラクやアフガン等々が
潰されてきた政権です。
米国の強い後押しによって独裁政権が確立し、
その独裁政権がアメリカの虎の尾を踏めば米国は必ず潰しに掛かってきた。

･･･で、その国々はどうなった？？？

じゃぁ～独裁国家だったエジプトのムバラク政権はどうだった？？？

当然、独裁国家なんだから、強権発動は当たり前！
確かに腐敗した親米体制の政権だったので、
国民は鬱憤（うっぷん）あるよねぇ～･････

でもね･････

中東では豊かな国をつくり、治安も安定して、
少なくとも不満はあっても穏やかな暮らしができる国だった。
観光資源にも恵まれ、政府に逆らう事さえしなければ自由な気風が満ちていた。

現在、これを一変させようとしているんだよ♪

この革命が収束して政権交代がおこなわれたら、
次ぎにくるのはイスラム原理主義による統治。

この意味がわかってるのかなぁ～･････

アフガンを観てご覧。戦争前のアフガンよりも、民主化したアフガンのほうが
自由が無いよねぇ～･････イスラム原理主義のおかげで･････

自由って言葉は、強い者だけが自由なワケなのよ。
弱い者は抑え付けられる自由なんだね。

『甘んじて受ける』自由なんです。

ワタシは思うんです。
この革命が収束して数年経てば、エジプト国民は思うだろうなぁ～････って、

以前は、確かに腐敗した親米体制の政権だったので、
我々は多少の鬱憤（うっぷん）はあったけれども、
豊かな国で、治安も安定して穏やかな暮らしができる国だった。
観光資源にも恵まれ、政府に逆らう事さえしなければ自由な気風が満ちていた。

でも今は・・・・・・・・・・

･･･って事になるだろうなぁ～･････

何かダブリませんか？！　　日本の政権交代と･････

ちなみに文盲率３５％～４０％程度の場合、
国民を誘導できる一番効果的な手法はＴＶです。

判りますか？！　日本もエジプトと大して変わり映えしないって事を！！！