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2011 02,06 11:00 |
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明日の戦略-半月ぶりに10500円台回復 4日の東京市場は反発。日経平均は約半月ぶりに10500円台を回復した。業種別では、鉄鋼、繊維製品、パルプ・紙、水産・農林業、食料品などが値上り率上位。その一方で、鉱業、空運業、石油石炭製品などが軟調だった。売買代金上位は、住金、新日鉄、ソフトバンク、日立、三井住友、三菱UFJなど。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
堅調な展開が予想される。日経平均は半月に及んだ日柄調整を経て、25日移動平均(10432円)、1月限SQ値(10470円)や心理的な節目の10500円を奪回したことで、再び上値追いとなりそうだ。1月13日につけた直近の戻り高値(10620円)を上回ると、11000円に迫る場面も考えられる。新日鉄と住金の経営統合は鉄鋼業界のみならず、他の業界にも再編機運を促す可能性があり、外国人投資家の見直し買いが期待される。 【今週を振り返る】 堅調に推移した。日経平均は2日に今年最大の上昇を記録し、25日移動平均を回復すると、週末には1月限SQ値(10470円)や心理的な節目の10500円を奪回した。NYダウが2年7カ月ぶりに終値ベースでの12000ドル台を回復したことで、東京市場にも買い戻しが入った。また、懸念されたエジプト情勢だったが、ムバラク大統領が次期大統領選の不出馬を表明したことで緊迫化が後退するとの期待が高まった。CRB指数が2年4カ月ぶりの高値を更新するなど商品市況の上昇が目立ち、銅相場はロンドンとニューヨークの市場で過去最高値を更新。原油は北海ブレントが2年4カ月ぶりに100ドル台を突破した。また、新日鉄と住金の経営統合で業界再編機運が高まったほか、ワークスAP、エノテカ、CCC、アートとMBOが相次いで発表された。主力企業の決算発表が相次ぎ、決算内容で明暗を分ける銘柄が多かった。 【物色動向】 商品市況高を背景に資源関連の上昇が目立った。原油高騰で石油関連が大幅高したほか、大幅増益が相次いだ大手商社は商いを伴って上昇。また、新日鉄と住金の経営統合で鉄鋼株は業界再編期待が高まり、週末に急騰した。外部環境の好転を背景に国際優良株に買い戻しが入り、特に米1月自動車販売の好調などを受けてホンダや日産などが高値を更新。直近売り込まれていた金融株が上昇し、ファーストリは1月既存店売上の回復で大幅高となった。その一方で、DeNAやグリーなどは決算発表で材料出尽くしとなり急落したほか、決算発表が市場予想に届かなかったリコーやパナソニックが下落した。 【来週の予定】 国内では、12月景気動向指数(7日)、1月マネーストック、12月国際収支、1月景気ウォッチャー調査、40年国債入札(8日)、1月消費動向調査(9日)、12月機械受注、1月企業物価、オプションSQ(10日)、東京市場休場〔建国記念日〕(11日)などが予定されている。 提供:株式会社T&Cフィナンシャルテクノロジーズ PR |
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