2011/01/24 株式クロージングコメント
CLUB Fisco　2011年01月24日15時53分
http://market.fisco.co.jp/update/comment/s_comment.jsp

■ナスダックの反転を見極めて海外勢の動向を探る

　日経平均は3営業日ぶり反発。70.59円高の10345.11円（出来高概算18億7000万株）で取引を終えた。日経平均は終日10300円を挟んだ狭いレンジ相場が続いたが、先週末の安値を割り込まず、底堅さが目立つ展開だった。国際帝石<1605>が先週末の下落分を吸収していたほか、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>など主力の自動車株の強い動きなどが日経平均をけん引した格好だった。決算を控えていたＫＤＤＩ<9433>など、情報通信セクターも堅調。また、銀行の弱さが目立っていたが、小幅な下げにとどまっていたことも、全体の底堅さにつながっていた。

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[5回]

　今週から決算発表が本格化することもあり、これを見極めたいとするムードも強そうである。個別では決算内容を手掛かりにした物色が散見されており、次第に決算を手掛かりとした物色が強まることになりそうである。決算が見直しにつながる地合いとなれば、調整局面入りが想定される日経平均の早期の反転も意識される。
　また、今週は米国ではＮＹダウ構成銘柄の決算が集中する。そのためＮＹダウの上昇は期待されるところである。一方、ナスダックが25日線までの調整となっており、これをサポートとして反転をみせてくるかが注目される。ナスダックの反転が限られるようだと、海外勢の利益確定の流れが継続しているとの見方につながりそうである。そうなると、日本株についても決算を手掛かりとした個別物色は活発だろうが、相場全体の押し上げには期待しづらくなる。
（村瀬智一）

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『ナスダックが25日線までの調整となっており、これをサポートとして反転をみせてくるかが注目』

これで新興銘柄の反発が、どうなるか？･･･なんだけれども今週は、

米国FOMC（25日～26日（水））
米国シカゴ｢世界経済フォーラム」年次総会「ダボス会議」（26日～30日（日））
米国10－12月期GDP（28日（金）22：30/3.5％）

この中で１番、相場に影響が出そうなのが金曜日の米国GDPですので、
それまでグズグズするなら、これで下がるだろうし、
それまでに日経平均が１万円前後まで下がっているのなら
コレを期に騰がるだろうし･･･って処じゃないかなぁ～･･･
･･･なんて思っています。