6/27 朝の『株価材料』PART Ⅰ

本日の朝の『株価材料』PART Ⅰは、"つづきはこちらです"をクリック！

[0回]

 

■株価材料

□大林組<1802>、「談合防止」を定款に・法令順守を徹底
大林組は28日に大阪市内で開催予定の株主総会で、「談合防止」を盛り込んだ定款の変更を諮る。過去の談合への関与が相次いで表面化する中、コンプライアンス（法令順守）の徹底を図る。一部株主からの提案に基づくもので、会社側から定款変更の議案を提出することを決めた。定款では「法令順守及び良識ある行動の実践」との条文を新設。「建設工事の受注では刑法及び独占禁止法に違反する行為など、入札の公正、公平を阻害する行為を一切行わない」と明記する。同社は2005年末の「脱談合宣言」後も不祥事が発覚。前知事が逮捕、起訴された06年の和歌山県発注の談合汚職事件や07年2月に摘発を受けた名古屋市営地下鉄談合事件で、同社元顧問らが主導役として登場した。

□日立<6501>社長と会長、夏の賞与ゼロに・前期最終赤字
日立製作所は26日午前開いた株主総会で、庄山悦彦会長と古川一夫社長の今夏の賞与をゼロにしたことを明らかにした。日立のような委員会設置会社では「業績連動報酬」と呼ぶ賞与分が対象。原発タービン破損事故やハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）事業の不振で、2007年3月期に約328億円の最終赤字を計上した経営責任を明確にした。他の執行役も平均75％の賞与を削減した。
（NIKKEI NET）

▼加ト吉<2873>の08年3月期、偽装ミンチ問題織り込まず
加ト吉は、不適切な会計問題で公表が遅れていた２００７年３月期決算と２００８年３月期の見通し、過年度決算の修正について発表した。それによると、０８年３月期の連結決算予想は、営業利益が１３３億円（前年比３１．０％増）と、０６年３月期実績（１３３億６７００万円）並みの水準まで回復を見込んでいる。ただ、会社側では偽装ミンチ問題の影響は「この予想値にまったく含んでいない」（金森哲治社長）としており、この問題を織り込む過程で、予想が修正される可能性も出ている。同社によると、今期の立ち上がりは４月に不適切な会計問題の影響があったものの、５月以降は事業に大きな影響は出ていない。しかし、会計問題と異なり偽装ミンチ問題は本業に関わる。この点について金森社長は「ブランドがき損されたのは事実。まだ途上の問題であり、現在はビジネスへの影響がどれだけあるかを言える段階ではない」と述べた。ＯＥＭ供給先である生協との関係に関しては「補償問題などこれからの話し合いになる。（取引継続なども含めて）相手からの意思表示は今のところない」（金森社長）としている。問題の舞台となった北海道加ト吉は、今回の件とは関係なく２７日を履行日として１００％子会社にする予定だった。同社の今後については「コロッケが消費者に受け入れられると思わないが、うどんなど他の生産ラインもあるため、許されるならば操業を再開したい」（金森社長）という。金森社長は、経営立て直しの選択肢として、自らの出身母体であるＪＴ<2914.T>と、出資比率引き上げも含めた関係強化を挙げていた。

△ナナオ<6737>、独シーメンスから医療市場向けモニター事業を買収
ナナオは２６日、ドイツのシーメンスから医療市場向けモニター事業を、関連当局からの承認を条件に買収すると発表した。事業譲渡期日は９月２８日、買収金額は守秘義務により非公開。買収のために独国内に設立した１００％子会社に譲渡される。対象事業は、医療画像撮影装置や医療画像管理システムを中心とする医療市場向けモニターの開発・製造・販売。２００６年９月期は約９８億円の売り上げ規模だった。２００８年３月期決算に与える影響は精査中で、判明次第公表するとしている。

△ＩＴＸ<2725>、医療機器2社を買収し整形インプラントに進出
ＩＴＸは２６日、整形外科用医療機器会社２社の一部株式を取得し子会社化すると発表した。医療事業部門の新規分野として整形インプラント事業に進出するという。取得するのは整形外科用医療機器の仕入れ販売を行うアイメディック（東京都港区）と、同機器の製造・輸入・販売を行うテロスジャパン（東京都港区）の発行済み株式。それぞれ８９．５％と６６．７％を１５億５１００万円と１２億７７００万円で買収する。アイメディックの２００７年３月期の業績は売上高１１億２４００万円・純利益８０００万円、テロスジャパンの２００６年９月期の業績は売上高５億１３００万円・純利益６７００万円となっている。このほかＩＴＸは、子会社のＩＴＸイー・グローバレッジの株式１５．４８％を６億０６００万円で、三菱東京ＵＦＪ銀行と台湾企業２社に売却する。

△トランスコスモス<9715>、テレウェイヴ<2759>の子会社株を60％取得
トランスコスモスは２６日、テレウェイヴの子会社ウェブワークス（東京都新宿区）の発行済み株式総数のうち６０％を取得すると発表した。インターネットサイトの製作企画を手がけるウェブワークスを子会社化することでビジネスの拡大を狙うという。取得株式数は３６０株で取得価額は１０億２０００万円。６月中に取得の予定となっている。２００８年３月期連結業績への影響は軽微としている。一方、テレウェイヴは株式の一部売却により８億１７００万円の特別利益が発生するため、０８年３月期連結純損益予想を３億１６００万円から８億３３００万円に上方修正した。半面、売上高予想は２５２億７６００万円から２２７億１７００万円に引き下げられた。

▼証券監視委、ネクストウェア<4814>に課徴金納付命令を勧告
証券取引等監視委員会は２６日、ネクストウェアに対し、架空売り上げの計上による有価証券報告書の虚偽記載で、課徴金２２２万９９９９円の納付命令を出すよう金融庁に勧告したと発表した。ネクストウェアは、元社員による架空売り上げの計上で、２００５年９月期の中間決算に１億６０００万円の連結純損失であったにも関わらず、４００万円の利益と記載した。また、２００６年３月期決算でも、４億５６００万円の損失を８８００万円の利益と計上。これら虚偽の情報で有価証券報告書を提出したほか、２００６年１月には、この有価証券報告をもとに新株予約権を募集した。ネクストウェアは２００６年９月に訂正報告書を提出し、同年１０月には大阪証券取引所に改善報告書を提出している。

△ビジネスバンク<3719>、ＮＩＳグループ<8571>への第三者割当増資を中止
ビジネスバンクコンサルティングは２６日、ＮＩＳグループへの第三者割当増資を中止すると発表した。

△富士ＰＳ<1848>、9月30日付で9営業所を廃止し22営業所体制へ
富士ピー・エスは２６日、営業所の統廃合を発表した。９月３０日付で９営業所を廃止し、全国２２営業所体制にする。公共投資が縮小しており、建築事業へのシフトを進める方針。閉鎖した営業所の人員も、今後営業を強化する建築部門への配置転換を中心に検討する。なお、営業所の統廃合は、５月２５日に公表した０８年３月期決算予想に織り込み済み。
（ロイター）

▼インフォテリ<3853> ストップ安。
本日は前日までの流れが一転、直近上場株が軒並み急落している。インフォテリアに加えて幼児活動<2152>がストップ安となっているほか、イントラマート<3850>やサイバーコム<3852>などが一時ストップ安に。新興市場では活況となっていた直近上場株が総崩れとなったことでマインドが急速に悪化、各指数はきつい下げとなっている。

△千年の杜<1757>---急騰、投資用不動産の譲渡など材料に
急騰。前日に、投資用不動産の取得、並びに譲渡を発表している。不動産売却によって、11.8億円を特別利益に計上することになるもよう。シルバー精工の急伸などから、超低位株へ短期資金の関心が向かっていることもあって、本日の買い材料につながる格好のようだ。

△山善<8051>---昨年2月高値1039円を意識したトレンドに
連日の年初来高値更新。昨年7月安値からのリバウンド基調継続で、昨年2月高値1039円を意識したトレンドに。信用倍率は1.18倍と需給妙味。工作機械の好調や住設など省エネ関連としても。

△木村化工機<6378>---動意づく、原発関連として物色の矛先
ここにきて動意づく展開となっている。三菱ＵＦＪによる原発レポートをきっかけに冶金工が急伸しており、原発関連銘柄として同社にも短期資金の矛先が向かう格好のようだ。全体相場が小動きと膠着感が強まる状況下、材料性の強い銘柄には関心が向かいやすい状況。

△新日石<5001>---しっかり、原油市況の底堅い推移など受け
しっかり。前日の原油市況の切り返しなどを好材料視と観測。三菱ＵＦＪではＷＴＩ原油価格は8月頃までさらに上ぶれる可能性があると指摘、野村では、原油高による在庫益の増加で石油セクターの利益は上ブレの可能性とも。

▼アルバック<6728>---軟調、権利付き最終商い日通過で
軟調。前日に権利付き最終商い日を通過、配当など権利取りの動き一巡で換金売りの動きが優勢となっているようだ。同社は中間期が無配で期末に47円配当を予定している。また、今後の決算発表を控えて、08.6期の業績見通しに対しても慎重なものが示されるとの警戒も。

△スクリン<7735>---続落も25日線がサポートとして機能
続落も25日線がサポートとして機能。なお、野村ではレーティング「2」を継続している。足元のシリコンサイクル、クリスタルサイクルに生じている変化によって、半導体製造装置セクターで相対的に大きな恩恵を享受すると。

△アスカネット<2438> 活況。
立花証券では、投資判断を「強気」としたレポートをリリースしている。従来ではできなかったデジタル写真を利用したパーソナルパブリッシングサービス事業が順調に推移しており、成長ドライバーとなることが予想されると。
（フィスコ）

△シルバー精工<6453>が出来高、値上がり率トップ、液晶向け配線基板は９月にもシャープへ納品開始と
シルバー精工が好人気。１０円高の６６円と高値引けとなり、東証１部で出来高、値上がり率ともにトップに浮上した。子会社の創研による液晶画面の輝度を調整する小型配線基板の開発が引き続き材料視されているが、すでにシャープ<6753>への納入が決定。同社では現在、中国で委託形式での生産を準備中で、９月にも納品を開始する予定だ。この小型配線基板は創研が知的所有権を保有する絶縁メッシュ上に金属パターンを形成したフレキシブル基板であるのが特徴。この絶縁メッシュが不燃化したペット樹脂を使用していることから、通常のポリイミド樹脂で作製した基板に対して低コストで製造できるメリットがある。同社では「ユーザーの技術評価は高いことから、早い段階で当社の収益柱の一つに育てたい」（会社側）と期待している。

△ニッケル関連株が上昇、ＬＭＥニッケル先物の大幅続伸を好感
ニッケル関連株が上昇した。大引け段階で日本冶金工業<5480>が１３９円高の１４６６円となり、東証１部値上がり率２位。大平洋金属<5541>は１００円高の２０９５円で同７位。住友金属鉱山<5713>も７０円高の２７３０円と堅調。２５日のＬＭＥ（ロンドン金属取引所）でニッケル先物が大幅続伸となり、関連銘柄に好感買いが波及した。同先物相場は指定倉庫在庫の減少を買い材料に前週末比１４５０ドル高の１トン＝３万９１００ドルで取引を終了。３万５０００ドル付近では実需筋による買いが入るとみられ、２０日の終値３万６５００ドルから３営業日続伸、底打ち感を強めている。

△高砂熱<1969>が４連騰、今期も増収益基調を見込む、三角もちあい放れの動き鮮明に
高砂熱学工業が４連騰、６２円高の１１５５円まで買われ、１月２３日の年初来高値１２２４円をうかがう動きをみせている。今０８年３月期連結業績も増収益基調予想と不安なく、三角もちあい放れの動きが鮮明になっており注視しておきたい。同社の前期連結決算は前々期比４３．２％の経常増益、１９．３％の最終増益を確保したが、今期も連結純利益は３６億円（前期比８．９％増）と続伸を予想する。さらに先般、沖電気工業 <6703> と業務提携、ビルのリニューアル物件向けに高度なビルエネルギー管理サービスを開始したと発表したことも、エネルギーコストが増大している時だけに手掛かり材料になっている。
（株式新聞ダイジェスト）

△松井証券<8628>が高い、三菱ＵＦＪ<8306>が株式取得して連結の対象と報じられる
松井証券が朝方の寄り付き直後に一時、前日比59円（5.35％）高の1161円まで上昇。ただし、その後は伸び悩む展開となっている。26日付日本経済新聞朝刊が「三菱ＵＦＪが年度内に発行済み株数の15％超を取得し、持ち分法適用会社として連結対象とする」と報じたことが手掛かりとなり、業界再編期待の思惑買いが一時、入る展開となった。松井証券は同日付けで「当社が株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの資本参加を受け入れる旨の報道がございましたが、現時点で決定している事実はございません」とする発表を行っている。
（テクノバーン）

△アルバイトタイムス<2341>の１Ｑ、販管費削減で増益確保
アルバイトタイムスは２６日、今２月期の第１四半期（３－５月期）連結業績を発表した。主力の無料求人情報誌「ＤＯＭＯ」事業は、首都圏版の減収を名古屋・大阪版の増収でカバーし、売上高は３２億３７００万円（前年同期比１．５％増）だった。販管費を１８億９１００万円（同１０．４％減）に抑えた結果、経常利益は３億２７００万円（同２７．８％増）となった。「求職者の動きが落ち着く５月中旬以降、広告需要が減退する傾向がある」（会社側）といい、８月中間期予想（経常赤字１億１０００万円）は据え置いた。

△大庄<9979>の３Ｑは２桁増益、メニュー見直しなど効く
大庄は２６日、今８月期の第３四半期（９－５月期）連結業績を発表した。新規出店はやや抑え目の３１店舗だったため、売上高は６５６億５０００万円（前年同期比２．９％増）にとどまった。一方で原価低減などに努め、営業利益は２８億６２００万円（同１９．０％増）、経常利益は２９億３８００万円（同１６．５％増）、純利益は１３億３２００万円（同２４．３％増）を確保した。通期予想は据え置いたが、経常利益の進捗率は８６．４％と高い。「４月の歓送迎会シーズンは好調だった。メニュー作りの見直しも効いている」（会社側）という。
（ラジオNIKKEI）

△映画「恋するマドリ」とタイアップキャンペーン実施　ネクスト<2120>
住宅・不動産情報ポータルサイト「ＨＯＭＥ’Ｓ」を運営するネクストは６月26日、この夏公開予定で、新垣結衣、松田龍平、菊地凛子が出演する新作映画 「恋するマドリ」 とタイアップし、「恋するマドリ」×ＨＯＭＥ’Ｓタイアップキャンペーンを実施する。（ http://club.homes.co.jp/koimado/ ）試写会招待・鑑賞券プレゼントの他、６月26日から８月下旬までスペシャルコラボサイトも開設し、新たなＨＯＭＥ’Ｓユーザーの獲得を目指す。試写会は７月30日。東京都新宿区の明治安田生命ホールで実施し、150組300人を招待。応募は７月26日までで、キャンペーンサイトで受け付ける。また、鑑賞券プレゼントは100組200人に対し実施。応募は７月18日から８月６日までで、キャンペーンサイトで受け付ける。
（住宅新報）

△「再チャレンジ」功労者表彰＝ファーストリテ<9983>など対象―首相
安倍晋三首相は26日、現政権の重点施策である「再チャレンジ支援策」と関連し、高齢者や障害者、女性、学校に通わず定職にも就かない「ニート」の雇用促進や社会参加に取り組んできた功労者を首相官邸に招き、表彰した。対象となったのは「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングや和歌山県森林組合連合会などの企業、団体、個人計24件。　

■買収防衛策導入を承認＝シチズンHD<7762>株主総会
シチズンホールディングスの株主総会が26日午前、都内で開催され、買収防衛策の導入など会社側提案の議案7件が承認された。同社株の約11％を保有する筆頭株主の投資ファンド、スティール・パートナーズ・ジャパンからの株主提案はなかった。総会には約312人が出席し、1時間半程度で終了した。　

▼名古屋のスーパー・パレと東芝テック<6588>、顧客情報さらに1万2千件の流出判明
中堅スーパーのパレ（名古屋市）と松坂屋ストア（同）のポイントカードの会員情報がインターネット上に流出した問題で、パレと会員登録作業を請け負った東芝テックは26日、さらに1万2100人分のパレの会員情報流出が判明したと発表した。　

△豊田織<6201>、イビデン<4062>との持ち合い強化＝東レ株も買い増し
豊田自動織機がイビデン株を買い増し、3月末時点の保有比率を4．15％（前年同月末は3．84％）に引き上げていたことが26日、分かった。イビデンも、豊田織株の保有比率を 0．67％から0．84％に引き上げた。両社はパソコンや携帯電話用の半導体部品を製造するティーアイビーシー（愛知県大府市）に共同出資しており、持ち合い強化で提携関係を深める狙いがある。　

△剰余金処分など全7議案を承認＝マツダ<7261>株主総会
マツダは26日、広島県府中町の本社で第141回定時株主総会を開催した。株主253人が出席し、剰余金処分や取締役4人の選任など全7議案が原案通り承認された。昨年より4分長い1時間31分で終了した。　

□ファミ割で基本使用料が最大半額＝業界初のサービスで反撃―NTTドコモ<9437>
NTTドコモは26日、「ファミリー割引」に加入している家族に対し、2年間の継続利用を条件に、家族全員の基本使用料が最大で半額となる新しい割引サービスを導入すると発表した。家族内で最も利用期間が長い契約者の割引率が家族全員に適用される仕組みで、業界初のサービスという。他社に乗り換える際の番号継続制で一人負け状態のドコモは「反撃」を宣言しているが、今回の割引はその一環。

△伊予銀<8385>のコンビニATM、来月4日開始
伊予銀行は26日、四国の金融機関として初めてとなるコンビニエンスストア現金自動預払機（ATM）サービスを7月4日に開始すると発表した。対象は、全国約 12000台のコンビニATM。12月31日までは、平日日中の引き出しを無料にするなどの利用手数料優遇キャンペーンも実施する。　

△静岡銀行<8355>、株式報酬型ストックオプション導入＝退職慰労金制度を廃止
静岡銀行は26日、取締役の退職慰労金制度を廃止し、株式報酬型ストックオプション（自社株購入権）を導入した。取締役に対し、新株予約権を割り当てる。企業価値増大への意欲や株主重視の経営意識を高めることが狙い。　

△広島銀<8379>、年金口座取引記録を無料発行＝全本支店で取り扱い
広島銀行は26日、国民年金保険料の納付記録漏れ問題の対応策として、国民年金加入者で同行での口座振替確認が必要な顧客に対し、1997年1月1日以降の預金の口座振替の記録（取引履歴）を無料で発行すると発表した。通常は1回あたり525円かかる発行手数料は無料とする。7月2日から同行のすべての本支店窓口で受け付ける。　

▼KDDI<9433>、他人の情報を誤表示＝携帯での書籍購入時に
KDDIは26日、同社の携帯電話「au」専用の書籍販売サイトである「au　Books」にアクセスした際、他の顧客の氏名や住所、電話番号、会員パスワードなどの登録情報が誤表示される問題が発生したと発表した。一部のゲーム攻略本サイトからアクセスして本を購入しようとした際に発生したという。また、自分の登録情報が他人の情報に書き換えられるケースもあった。　

△三井住友<8316>銀、北京支店準備認可取得＝中国で6支店、2出張所、3駐在員事務所
三井住友銀行は26日、北京支店開設の準備認可を中国当局から取得したと発表した。正式認可の取得を経て、今年度中の開設を目指す。中国大陸の拠点は北京を含めて6支店、2出張所、3駐在員事務所となる予定。　

□三井住友<8316>銀行、全店でクールビズ実施＝大手行初、環境重視で決定
三井住友銀行は26日、東京や大阪の本店に限定していた男性行員のノーネクタイ、ノー上着の「クールビズ」を全国約400の全店に拡大することを明らかにした。環境重視の姿勢をアピールするのが狙いで、7月2日から実施する。　

△四輪完成車の輸送、55％を船で＝CO2削減で10年度にも―ホンダ<7267>
ホンダは26日、国内の四輪完成車の物流について、船による輸送比率を高める方針を明らかにした。現在は台数ベースで35―40％程度が船輸送だが、2010年度をめどに55％に増やす。同社は10年度に物流分野の二酸化炭素（CO2）排出量を06年度比10％削減する環境目標を設定しており、トラックと比べ CO2排出量が少ない船の活用を増やす考えだ。　

△新日石<5001>、非接触型の決済サービス拡大＝全国の主要給油所で
石油元売り最大手の新日本石油は26日、三井住友カード、トヨタファイナンスの非接触型ICクレジットの決済サービスの取り扱いを、来年4月から全国の主要なセルフ式給油所で開始すると発表した。既に昨年11月から全国820店のセルフ式給油所で三菱UFJニコス <8583> の決済サービスが利用可能だったが、新たに2社のサービスも利用可能となる。　

△住商<8053>、ネット通販でサイト開設＝テレビ通販とも連動
住友商事は26日、インターネット通信販売サイト「te―mi―ru（テミル）」を開設したと発表した。昨年7月に第三者割当増資を引き受けて第2位株主となった NECビッグローブのトップページから利用者を誘導・集客する。また、住商グループのカタログ通信販売「住商オットー」やテレビ通信販売番組「ショップチャンネル」と商品調達で連携、女性向けのファッション、生活雑貨、化粧品、健康・ダイエット、グルメ関連の商品を中心に紹介する。会員数130万人、初年度売り上げ約10億円を目指す。　

△中国電力<9504>、営業拠点統合など実施へ＝効率的なサービス提供目指す
中国電力は26日、効率的なサービス提供などの観点から、営業拠点の統合や見直しなど組織の再編を実施すると発表した。　

▼NTTドコモ<9437>、新割引制度導入で200億円の減収に＝業績予想に織り込み済み
NTTドコモの中村社長は26日の記者会見で、8月22日に受付を開始する新割引制度により、2008年3月期に約200億円の減収要因になるとの見通しを示した。ただ、これは既に業績予想に織り込み済みという。

△JCR、東急不<8815>の債券格付けなどBBB＋をA－に引き上げ＝CPはJ－1に
日本格付研究所（JCR）は26日、東急不動産の債券格付けなど「BBB＋」を「A－」、CPも「J－2」から「J－1」にいずれも引き上げたと発表した。　

■買収防衛策の導入検討＝水野東邦ガス<9533>社長が株主総会で
東邦ガスは26日、名古屋市内の名古屋国際会議場で株主総会を開いた。水野耕太郎社長は総会の中で、投資ファンドによる株の買い占めに備えた対策について、「外国人持ち株比率は7％台と高くないものの、リスクは潜在的にはある」と指摘。その上で「非常に警戒感を持っている。買収防衛策を導入するかどうか、今後検討したい」と述べた。　
（時事通信）

▼ソフトバンク<9984>携帯狙え　ヤミ金業者、債務者に詐取指示　本体分割払いを悪用
偽造免許証を使って、初期費用なしの支払い方法を使うなどの手口で携帯電話を詐取していた男が、詐欺未遂などの容疑で兵庫県警尼崎東署に逮捕されていたことが分かった。男は借金していたヤミ金関係者から購入機種を具体的に指示されていたという。同署は、だまし取られた携帯電話は振り込め詐欺などに悪用されたとみており、最新機種を低コストで調達して闇に流すグループがあるとみて解明を急いでいる。詐取の手口について男は、ソフトバンクモバイルが昨年１０月、日本で初めて導入した携帯電話本体の分割払い方式「新スーパーボーナス」を使ってシャープ製のワンセグ携帯などを購入するよう、具体的に指示。初期費用がかからない同社の支払いシステムを悪用したらしい。

■創業一族は姿見せず　吉本興業<9665>が株主総会　「お笑い」陰を潜め
吉本興業の定時株主総会が２６日午前、大阪市西区の大阪厚生年金会館で開かれた。今年の総会は週刊誌で創業家一族の林マサさんが、子会社の資産管理の状況や、所属タレントの「黒い交遊」を批判していたこともあって、昨年を２５０人上回る７５０人の株主が出席した。マサさんは出席しなかった。株主からは「いつもの雰囲気とは違ってピリピリした感じだった」との感想が聞かれた。
（産経新聞）

△日野自動車<7205>　米に２カ所目のトラック組み立て工場建設へ　
日野自動車は２６日、米国のウェストバージニア州に現地子会社を通じてトラックの組み立て工場を建設すると発表した。米国で販売が急速に伸びていることに対応するためで、米国では２カ所目の組み立て拠点となる。１１月に生産を開始し、年間２５００台の生産を目指す。総投資額は約１０億円。

△イオン<8267>環境財団　万里の長城に植樹　５年間で５０万本以上
イオン環境財団は中国・北京市と共同で、市郊外にある万里の長城の一つ、八達嶺長城周辺に今年から２０１１年までの５年間で５０万本以上の苗木を植樹する。２６日、北京市で同市首都緑化委員会と共同記者会見して発表した。来月１日には日中双方からボランティアが参加し、１９万本の苗木を植樹する。

□名誉棄損　ＪＲ東<9020>労組勝訴　雑誌筆者に賠償命令　東京地裁
書籍記事で名誉を傷つけられたとして、東日本旅客鉄道労働組合が筆者のフリージャーナリストに１１００万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は２６日、１１０万円の支払いを命じた。裁判長は「記事の主要部分は十分な取材に基づいておらず、真実と信じる相当の理由もない」と述べた。

■ユシロ化学<5013>　株主総会　スティールからの買収防衛策を承認
米投資ファンドのスティール・パートナーズが筆頭株主（１３．６８％）となっているユシロ化学工業は２６日、定時株主総会を開き、事前警告型の買収防衛策の導入を７７％の賛成多数で承認した。スティールは欠席。同社は０３年末にスティールから株式公開買い付けを仕掛けられたが、経営側が対抗し不成立になっていた。

△東北　「地サイダー」特設セール　サークルＫ<3337>
生産地周辺のみ流通している東北の「地サイダー」を集めた特設セールをコンビニエンスストア、サークルＫサンクスが２６日、東北５７８店舗で始めた。販売されるのは昭和初期から福島・会津地方で人気だった「磐梯サイダー」、宮城で有名な「金華サイダー」など９商品。同社担当者は「古里への愛着を感じて」と語った。
（毎日新聞）

▼大手ゼネコン５社、公取委が不当廉売で警告
公共工事の入札で工事原価を下回るような価格で落札したのは、不当廉売に当たる恐れがあったとして、公正取引委員会は２６日、大手ゼネコンの大林組<1802>（大阪市）や大成建設<1801>（東京都新宿区）、ハザマ<1719>（港区）など５社に対し、独占禁止法違反（不公正な取引方法）で警告した。大手ゼネコンが不当廉売で警告を受けるのは初めて。公取委によると、大林組と大成建設は２００６年に１件ずつ落札した北海道開発局発注の大型ダム「夕張シューパロダム」関連工事で、ハザマは０５、０６年に落札した千葉市発注の下水道排水施設など２件の工事で、不当廉売の恐れがあった。また、地元自治体発注の複数の工事で、原価割れになる落札を繰り返したとして、馬淵建設（横浜市）と丸本組（宮城県石巻市）も警告した。

△観光客誘致で日中韓が「青島宣言」…交通カード共通化も
日中韓の観光大臣会合が２６日、青島市で開かれ、公共交通ＩＣカードの共通化の検討や、域外の観光客誘致で協力することなどを盛り込んだ「青島（ちんたお）宣言」を採択した。今回で２回目の同会合には、冬柴国土交通相と中国の邵き偉（しょう・きい）・国家旅遊局長、韓国の金鍾民文化観光部長官が参加した。（「き」は、王ヘンに「其」）公共交通ＩＣカードの共通化は、ＪＲ東日本<9020>の「Ｓｕｉｃａ（スイカ）」やＪＲ西日本<9021>の「ＩＣＯＣＡ（イコカ）」のような各国のＩＣカード型の乗車券を、３か国のどこでも利用できるようにして旅行者の利便性を広げる構想だ。日本が提案し、韓国、中国と具体化の検討に合意した。
（読売新聞）

△「ロマンスカー」50周年記念缶ビール　サッポロ<2501>
サッポロビールは、就役50周年を迎える小田急電鉄の「小田急ロマンスカー」をデザインしたサッポロ生ビール「黒ラベル『ロマンスカー50周年記念缶』」（350ml）を2007年6月30日にロマンスカー車内、駅売店、小田急百貨店で発売する。缶の中央には大きく50周年記念のロゴマークと現在走行中のロマンスカーVSE車両をデザインした。価格は小田急百貨店では１缶227円、Odakyu OXでは204円（それぞれ税込）と、店舗によって異なる。
（J-CASTニュース ）

△「mixi<2121>モバイル」にニュースと天気予報
ミクシィは6月26日、mixiの携帯電話版「mixiモバイル」でニュースと天気予報の配信を7月2日から始めると発表した。ニュースは、毎日新聞やデイリースポーツなど全18媒体から提供を受け、政治、経済、IT・テクノロジーなど8ジャンルを閲覧できるようにする。PC版mixiで見られるニュースとは一部異なる。プロフィールに設定している都道府県の天気や、週間予報、全国各地の天気も確認できる。携帯からニュースに関する日記を書くことができ、ニュースのアクセスランキング、日記に書かれた件数順のランキング、ニュースの関連コミュニティーも表示する。
（ITmedia News）

△セガトイズ<7842>、携帯デジタル音楽プレーヤー「サウンドキャリアＪｅｗｅｌ（ジュエル）」を発売

△ナナオ<6737>、独シーメンスの医療市場向けモニター事業を買収

△住友商事<8053>とＢＩＧＬＯＢＥ、ショッピングモール型ＥＣサイト「ｔｅ－ｍｉ－ｒｕ／テミル」をオープン

△インプレス<9479>Ｒ＆Ｄ、「エンタープライズ２．０」に特化した専門サイトをオープン

△ソフトバンク・テクノロジー<4726>、進学情報サイト「日経進学Ｎａｖｉ」にＳＥＭ最適化ツールを導入

△ＪＦＬＡ<2538>子会社、烏龍茶をベースにライチ果汁をブレンドした「茘枝（ライチ）烏龍」を発売、焼酎をベースに「白加賀」を使用した「十年熟成梅酒　聖」など発売

△群馬セキスイハイム<4204>、ベイシアと共同でオリジナルエコバッグ１万５千枚を無料配布

△丸善<8236>、Ａｍａｚｏｎ．ｃｏ．ｊｐと共同ブランドストアを今夏にもオープン

△ｃｃｉ<4788>・ＮＴＴデータ<9613>など４社、アドマーケットプレイス事業専用の日本語処理エンジン「スーパーなずき」を開発

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、「ファミ割ＭＡＸ」および「ひとりでも割引」を新設

△ハウス食品<2810>、ポテトチップス「ハウス　オー・ザック＜ガーリックステーキ味＞」を発売

△タカラトミー<7867>、７月２６日に磁気お絵かきボード「２カラーせんせい　３０周年記念限定セット」を発売

△ＪＴ<2914>、冷凍調理品ワンハンドスナック「お好み焼きバーガー」などを９月に発売

△ソースネクスト<4344>、ＰＣデータ移行ソフト「引越おまかせパック２　ＧＯＬＤ」を発売

△ＮＴＴ<9432>東日本、「キーワード指定型ファイル検索削除ソリューション」を提供開始

△森永乳業<2264>、沖縄特産シークワーサーを使用したヨーグルトと清涼飲料水を発売

△ケンコーコム<3325>、コンタクトセンター業務の米国法人を設立

△スカパー<9412>、「Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｍｅｄｉａ　Ｃｅｎｔｅｒ」へＪリーグコンテンツのオンライン配信を開始

△トランスコスモス<9715>、「セカンドライフ」内でＰＣや家電のテクニカルサポートサービスを開始

△アサヒ<2502>、特許技術の新製法「灌水麹仕込み」でつくった「本格麦焼酎かのか」を発売

△ローランド<7944>、中国・上海市に電子楽器販売の合弁会社を設立

△王子製紙<3861>グループ、化石エネルギー由来ＣＯ２の排出目標を４年前倒しで達成

△東京ガス<9531>、日立の勝田工場内に大規模なＬＮＧサテライトを竣工・営業運転開始

△アサヒ飲料<2598>、茶葉を２倍使用した濃厚緑茶「アサヒ　若武者　濃厚」を発売

△三井物産<8031>テキスタイル、帝人<3401>ファイバーと環境にやさしいスポーツテキスタイルブランドを展開

△セイコーエプソン<6724>、社会性活動および環境活動の実績をまとめた「サステナビリティレポート2007」を発行

△ＫＤＤＩ<9433>、データ送受信の時間を短縮する「ＣＰＡデータ快速オプション」を提供

△トヨタ<7203>、「ポルテ」をマイナーチェンジ

△トヨタ<7203>モデリスタインターナショナル、新型ポルテ用カスタマイズアイテムを発売

△セガ<6460>、業務用キッズ向けカードゲーム「昆虫ＤＡＳＨ！！」を導入

△古河機械金属<5715>、荷台傾斜角度０°台の小型トラック架装用ユニックキャリア「Ｎｅｏ　α」を発売
（日経プレスリリース）

△ローランド<7944>、７月末めどに中国で販売合弁会社を設立
ローランドは２６日、中国市場での拡販を狙いに、現地企業と７月末をめどに合弁提携すると発表した。ローランドが全額出資する上海市の物流子会社である楽蘭上海貿易（ＲＳＬ）の株式の３０％を、現地の上海原海電子科技（上海市）に譲渡し、ＲＳＬを販売合弁会社とする。０７年度に中国で８億円の売り上げを見込む。ローランドが中国に販売会社を設立するのは初めて。従来は国内商社経由で販売していたが、合弁化により電子楽器のほか、業務用音響機器や映像機器の販売に力を入れる。上海原海は現在の中国輸入代理店の代表者が全額出資する会社。譲渡後のＲＳＬの出資比率はローランド７０％、上海原海３０％となる。

△日本ユニシス<8056>、知的財産マネージメントサービスを強化
日本ユニシスは２６日、知的財産マネージメントサービスを強化したと発表した。業務の課題把握支援サービスや、特許戦略ソリューション「ストラビジョン」に付帯したサービスなどを新たに提供開始。今後５年間で利用契約数２００件、売り上げ約５０億円を目指す。課題把握支援サービスは現状の業務プロセスなどを把握し、課題の整理を支援するコンサルティングサービス。知財マネージメントのノウハウを持たない企業でも、経営全体の視点でマネージメントに取り組むための基盤作りにつなげることが可能。ストラビジョンは、ＡＳＰ（インターネット経由でソフトを提供）方式で知財ポートフォリオの作成などを支援するソフトで０６年に発売。今回新たに同ソフトの操作トレーニングや、効率的な利用方法のアドバイスなどのサービスも用意した。

△日野自動車<7205>、北米にトラック組立工場を新設－年産能力２５００台
日野自動車は２６日、約１０億円を投じて米国のウエスト・バージニア州にトラックの組立工場を新設すると発表した。１１月に稼働する。生産能力は年２５００台。従業員数は約８０人。日本からエンジンやフレームなどの主要部品を輸出し、現地で組み付ける。米国で２カ所目、北米で３カ所目の生産拠点。これで北米全体の生産能力は合計年９５００台に達する。日野自は０７年度に北米販売を前年度比約１３％増の９２５０台（うち米国約７５００台）に引き上げる。新工場建設で完成車輸送コストを抑える一方、需要増に対応する。同社は０４年１０月にトヨタ自動車<7203>の子会社、ＴＡＢＣ（カリフォルニア州）に委託する形でボンネット型北米専用車（車両総重量６・３－１４・９トン）の生産を始め、０６年４月にはカナダに自社の組立工場を設立した。現在、いすゞ自動車<7202>も米国に組立工場の建設を検討している。

△ダイキン工業<6367>、無給水で除加湿できる外気処理機を発売
ダイキン工業は２６日、無給水で除加湿ができるビル用エアコン向け外気処理ユニット「ＤＥＳＩＣＡ（デシカ）」を１１月１日発売すると発表した。加湿のための給水配管などが不要で、同社従来システムに比べ初期工事費用を約２３％、運用コストを約３５％削減できる。価格は実勢で約１９０万円を想定。年２０００台の販売を見込む。室内の湿度を制御する専用ユニットで、同社のビル用マルチエアコンと組み合わせて使う。従来は空調システムの一部である室内ユニットに加湿器を内蔵し、給水のための配管が必要だった。さらに除加湿時のエネルギー消費削減のため、新開発のデシカント（吸脱着）素子を採用した。外気の水分を吸脱着する同素子と熱交換器を一体化することで、除加湿時の吸着材の加熱を従来より低温（４０度Ｃ前後）で行える。省エネ効率を示すＣＯＰ値は３・５となり、従来のデシカント除湿機の約６倍の高効率化を実現した。

△シャープ<6753>、２０ワット電球相当の光量の照明用白色ＬＥＤ発売
シャープは２６日、光量を２０ワット電球相当の２８０ルーメンに高めた白色ＬＥＤモジュールを７月から照明用途で発売すると発表した。投入電力３・６ワットで業界最高クラスの明るさという。間接照明の光源としてハロゲン電球の置き換えを狙う。白色のほか電球色、高演色の２色もあわせて提供する。７月から量産し、月産５万台を目指す。モジュールの大きさは電球やダウンライトに組み込みやすいように１８ミリメートル角、厚さ１・５ミリメートルの小型サイズとした。ＬＥＤチップを３６個並べ、実装している。搭載する照明機器の設計をしやすいように配慮し、放熱板に２カ所ネジ止めするだけで直接取り付けられる。サンプル価格は３０００円。
（日刊工業新聞）

△川崎汽<9107>など海運株が高い
商船三井<9104>、川崎汽船など海運株が高い。ハイテク株物色が一服したことで、押し目買いが入ってきた。６月初めに高値を付けたあと中旬で底入れに転じている。

△大平金<5541>など高い、ニッケル上昇好感
大平洋金属、住友金属鉱山<5713>が急反発。２５日のＬＭＥ（ロンドン金属取引所）でニッケル市況が続伸、上値抵抗線の１トン＝３万８９００ドルを上回り同４万１０００ドルが視野に入ってきたことが好感された。また、１３週線近辺まで調整していた日本冶金工業（５４８０）も急伸。
（株式市場新聞）

△興研<7963>　防塵マスクに次ぐ新製品「鏡内侍」に注目
興研は、昨年第１四半期にアスベスト対策の防塵マスクの売れ行きがピークであったため、今０７年１２月期第１四半期の業績は、売上高１９億１００万円（前年同期比１３．６％減）、経常利益２億１７００万円（同３６．６％減）、純利益１億１８００万円（同２１．２％減）と減収減益であったが、製造業全般の設備投資に伴う需要が増加したことにより期初の予想を若干上回った。売上げの主力である呼吸のリズムに合わせた送風機能を持っている息苦しさを解消したブロワーマスクは、好評で現在国際特許を申請中である。今後、海外での販売も活発になるものと期待されている。また、ブロワーマスクに次ぐ新商品として全自動内視鏡洗浄消毒装置「鏡内侍（かがみないし）」が注目されている。現在、使用した内視鏡を洗浄するにはグルタルアルデヒドという消毒液で殺菌した後、水で洗い落としている。グルタルアルデヒドは発がん性があるため、欧米では使用禁止となっている。洗浄に使用する際には換気をきちんと行うか、防毒マスクを使用する必要がある。しかも手洗いなので、４０分から５０分と時間もかかる。ところが、昨年２月に医療認可を取得した鏡内侍は、内視鏡の管路内のブラッシング機能を搭載している世界初の自動洗浄消毒装置である。洗浄には強アルカリ性電解水、消毒には強酸性電解水を使用していることから、環境にも配慮した商品である。内視鏡１本当たりの洗浄消毒時間は６分間、費用は約２５０円と消毒剤のコスト（４００円～６００円）より安い。時間、コスト、人手も削減できることから、普及は早いと思われる。価格は３００万円。今期より売上に貢献する。

△セック<3741>は２５日の大陽線で反騰相場確認、押し目は強気
【株価診断】セックは、長期に上値を切り下げていたが、２５日の大陽線で完全な反騰相場入り。３０日線が、まだ上昇に転じていないため、株価だけがこのまま上がることは難しく、しばらく小幅調整して、移動平均線が上がってくるのを待つ展開。押し目積極買い。
【投資方針】売買単位１００株。投資金額１８万７０００円（２６日午後）。ＰＥＲ１８．７倍、利回り１．１％、ＰＢＲ１．４倍。新興銘柄としては、指標に割高感はない。利回りは年２０円配当としての計算だが、２８円の可能性もあり、となれば利回りは１．４７％になる。有利子負債はわずか３８００万円、現金預金は１６億９５００万円と、優秀な財務内容。主力のワイヤレス好調で今期も２ケタ増益。買い目標＝１８５５円、売り目標＝２０４５円。

△信越化学工業<4063>が反発し確り高値窺う動きに
信越化学工業が、７０円高の８９４０円と反発し２２日につけた上場来高値８９８０円を窺う動きになっている。国内大手証券では、投資判断を「１」を継続している。米国子会社のシンテックの業績が０７年３月頃から緩やかに回復している模様と指摘。グローバルな販売力の強さと、顧客との強固な信頼関係をベースにフル生産・フル販売を続けていることから、競争力の強さを確認できたと考えているとしている。

△日本ガイシ<5333>が年初来高値を更新、２２５採用銘柄の値上がり率ランキング上位に
日本ガイシが、１０５円高の３０３０円と４日続伸、２２５採用銘柄の値上がり率ランキング上位に入り２０日につけた３０１０円を更新している。等方性黒鉛が太陽電池、半導体ウエハ向け需要拡大を好感した買いが再燃している。半導体関連銘柄が先週末から物色されたことで、見直し買いが入ってきているようだ。東洋炭素＜５３１０＞(東1)も年初来高値を更新している。

△株マニ注目の日本システム技術<4323>が年初来高値を更新
株マニ注目の独立系のシステム会社の日本システム技術が、１３円高の９４０円と前日と変わらずを挟んで４日続伸し５月３０日につけた年初来高値９３８円を更新している。今期予想ＰＥＲ１０倍台と配当利回り２．６５％の割安株買いが再燃。４ケタ大台狙い。引き続き注目。
（証券日刊新聞）

△タビオ<2668>、今2月期予想を上方修正
タビオは、今2月期の連結業績予想を上方修正、経常利益16億2400万円（前回予想12億円）、純利益8億7400万円（同6億5100万円）とした。

△ハイデイ日高<7611>、経常利益21％増　通期進捗率30％に
ハイデイ日高の第1四半期業績は、経常利益5億0100万円（前年同期比21％増）、純利益2億6900万円（同25％増）だった。2月通期予想は、経常利益16億5000万円（前期比10％増、進捗率30％）、純利益8億7000万円（同26％増、同30％）を見込む。（証券新報）

△大庄<9979>、9カ月連結は経常16％増益　進捗率86％に
大庄の9カ月（9-5月期）連結は、経常利益29億3800万円（前年同期比16％増）、純利益13億3200万円（同24％増）だった。8月通期は、経常利益34億円（進捗率86％）、純利益14億5000万円（同91％）を見込む（証券新報）。

▼ギャバン<2817>の第1四半期　赤字幅が拡大
ギャバンの第1四半期連結は、経常損益1億5900万円の赤字（前年同期2100万円の赤字）、純損益7400万円の赤字（同 2800万円の黒字）とした。2月通期は、経常利益3000万円（前期5800万円の赤字）、純利益1500万円（同4億5600万円の赤字）を見込む。

▼フュージョンパートナー<4845> 下方修正
フュージョンパートナーは、2007年6月通期連結予想の下方修正を発表した。、下期以降は各事業の売上推移が見込みを大幅に下回ったことに併せ、グループ全体の人員の増加による販売費及び一般管理費の増加により下方修正となった。売上高17億円（前予想21億円）、経常利益0.35億円（同2.05億円）、当期純利益0.55億円（同1.45億円）。

△千代田インテグレ<6915> 第3四半期業績
千代田インテグレは、2007年5月連結第3四半期業績を発表した。なお、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高335億円（前年同期比8.2％増）、経常利益41.97億円（同11.5％増）、当期純利益23.58億円（同2.2％増）。

△平和堂<8276> 第一四半期業績
平和堂は、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。50周年記念セールで既存店売上高が伸び、自動補充システム導入店舗の拡大や作業改善導入店舗の拡大で業務効率が推進し、また、グループ会社への投資を積極的に行い、増収、増益となった。なお、通期業績予想に変更は無しとしている。営業収益1010億円（前年同期比4.3％増）、経常利益28.1億円（同20.5％増）、当期純利益13.59億円（同50.3％増）。

△アルバイトタイムス<2341> 第一四半期業績
アルバイトタイムスは、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。通期業績予想に変更は無しとしている。売上高32億円（前年同月比1.5％増）、経常利益3.27億円（同27.8％増）、当期純利益1.92億円（同28.1％増）。

△テレウェイヴ<2759> 子会社売却で上方修正
テレウェイヴは、2008年3月通期連結予想を発表した。子会社のウェブ・ワークスをトランスコスモに売却し、特別利益を計上し、上方修正となった。売上高227億円（同252億円）、経常利益10億円、当期純利益8.33億円（同3.16億円）。
（證券新報）

■ドコモ<9437>、料金競争を加速　最長の契約者と同じ割り引き率
ＮＴＴドコモは２６日、家族の中で最も長期間契約している加入者の割引率が、家族全員に適用される新割引サービス「ファミ割ＭＡＸ」を開始すると発表した。例えば、父親が１１年目であれば基本料金は半額となるが、契約１年目の子供がいた場合、その子供の基本料も半額となる。また、単身でも基本料が最大半額となる「ひとりでも割」も開始する。どちらも、２年間の契約が条件で、途中解約の場合は９９７５円の解約金が必要となる。受け付け開始は８月２２日から。ドコモでは、ファミ割で５００万件、ひとりでも割で１５０万件の契約を見込んでおり、折り込み済みだが、今年度２００億円の減益になるという。しかし、番号持ち運び制導入以降、契約者の流出が続く中で、避けていた料金競争を加速せざるを得なくなった。

▼日テレ<9404>の番組に放送倫理違反認定　ＢＲＣ
ＮＨＫと民放でつくる「放送倫理・番組向上機構」（ＢＰＯ）の「放送と人権等権利に関する委員会」（ＢＲＣ）は２６日、日本テレビの報道番組に放送倫理違反があったと判断、同局に違反内容を番組内で説明することと再発防止を求めた。問題があったのは２月７日に放送された報道３番組。東京都内のエステ店の女性経営者が医師法違反の疑いで書類送検された事件を報道したが、この際、「盗み撮りした映像を使って極悪人のように扱われ、名誉・プライバシーが侵害された」と女性本人がＢＲＣに申し出ていた。ＢＲＣは、今回の取材で、隠しカメラ、マイクの使用は「不可欠だったとは言い難い」と判断。また盗撮した女性の顔を繰り返し流すなど「行き過ぎた懲罰的内容があった」として放送倫理違反にあたると判断した。一方、テレビ朝日のバラエティー番組に出演した外国人女性が「バツイチ子連れ美女…」と新聞のテレビ番組欄に掲載され、プライバシーを侵害されたとする申し立てに対し、ＢＲＣは「新聞の番組欄においても放送局は適正な言葉、品位ある表現を用いるよう心がけるべきだ」と、テレビ朝日に要望書を送付した。
（FujiSankei Business i）