日本株式相場の見方

　株式相場の世界では、「はずれクジ」を引くのはいつも個人投資家です。
損失を最小限に押さえ少しの利益でも「ちりも積もれば山となる」式で
利益を得るには、ある程度の市場の変化の見方が出来るように
ならなくてはなりません。

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[12回]

まず、毎日更新している『騰落レシオ』は、

騰落レシオ25 ( 120%以上は高値警戒感、70%以下は買い安心感)
　　日経平均株価　       117.4％ 
　　東証1部　　 　       134.2％

日経平均25日移動平均乖離率　　   　1.4190％

　　＋5％以上は目先調整局面。
    －5％以上は目先反発。 
　　＋10％以上は天井。
　　－10％以上は大底。

※この『日経平均25日移動平均乖離率』は、日経平均株価のチャートの
　移動平均乖離率の「期間：25」を観れば判ります。

日経平均の動き

先週末の日経平均終値は10499.04円で1月限SQ値（10470円）を上回り、
しかも日経平均の安値10497.26円がSQ値に一度もタッチしない逆の「幻のSQ」。
SQ値を上回った翌週以降は堅調に推移するアノマリーがあります。

但し、東証1部の騰落レシオ134.2％が高値警戒感にあり、短期的な過熱感がある。
利益確定売りが高まる可能性もあります。

昨年1月15日に高値10982円を付けて徐々に下げ、
2月9日に安値9867円を付け3月に入ってから徐々に上げていった。
騰落レシオを見る限りは、今年も似たような相場になり得る可能性はあります。
（ワタシの予想とは違いますが･････リスクはアタマに入れておくこと）

但し、以前にも言った通り、米国の大統領選の前年と当年は
上昇する確率が高いです。
そしてこれも以前にも言った通り、必ず朝に為替を確認する事。

ちなみに１月の注意日・変化日は、１月18日です。
（１日ほど前後することがあります）

そして、１月末は要注意です。
１月末の午後は決算報告待ちで一気に下げます。
発表が終わる14時までは買わないこと。

1月21日（金曜日）は下げます。

日経平均株価の一旦の高値メドは、5日移動平均線10530円、
その上は2010年5月6日と7日の窓上限10682円、
その上は2010年年4月30日と5月6日の窓上限11035円、

下値メドは、転換線10415円、
その下は1月5日と6日の窓下限10413円、
その下は基準線10357円、
その下は25日移動平均線10352円、
その下は12月30日と1月4日の窓下限10315円、

目先上値メドは10,700円付近
目先下値メドは10,300円付近

大体、このような感じで株式相場全体の流れを予測して行きます。
勿論、違った動きになれば、柔軟に対応して行きます。
「こうだっ！」･･･と、決めつけずに、アタマが固くならぬように、
絶えず柔軟な姿勢で臨みましょうね♪

ワタシの日本株式相場の見方が参考になれば、とても幸いです。