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2011 01,08 12:00 |
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明日の戦略-小幅続伸 来週は波乱含みの展開か 7日の東京市場は小幅続伸。狭いレンジでのもみ合いに終始した。業種別では、ゴム製品、海運業、輸送用機器、保険業、食料品などが値上り率上位。その一方で、鉱業、倉庫運輸関連、小売業、情報・通信業、卸売業などが軟調だった。売買代金上位は、みずほ、りそな、トヨタ、日産自、三井住友、三菱UFJなど。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
波乱含みの展開となりそうだ。日経平均は約8カ月ぶりに10500円台を回復するなど、戻り歩調は鮮明でさらに騰勢を強める可能性は十分に考えられる。ただ、昨年も年初は好調ながら1月15日に当時の高値をつけ、下旬にかけて調整を余儀なくされた経緯がある。騰落レシオなどでも過熱感があるだけに、短期的には利益確定売りが出ても不思議ではない。週末はSQ算出日に相当するが、今後の相場を占う意味でも週末終値がSQ値を上回るか否かに注目される。12月のSQ算出日は高値が一度もSQ値にタッチしない「幻のSQ」となり、その後上値の重い展開になったのは記憶に新しい。 【今週を振り返る】 堅調に推移した。日経平均は大発会に大幅高で好スタートを切ると、6日には幻のSQ値である12月限SQ値(10420円)、心理的な節目の10500円を奪回した。年明けの海外市場が軒並み堅調に推移したことで、東京市場にも買いが波及したようだ。なお、大発会は直近9年で8回も上昇(2002年~2007年まで6年連続、2009~2010年)する特異日で、今年も例年同様の「ご祝儀買い」が入ったともみられる。米国のマクロ指標改善が買い安心感を与えた。給与明細書作成代行会社ADPなどが5日に発表した12月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数は29万7000人増加。市場予想(10万人増)を大幅に上回り、増加数は2001年の集計開始以来で大幅の伸びを記録。さらに、12月のISM非製造業景況感指数は57.1で、市場予想平均(55.6)を上回り、2006年以来の水準を回復した。 【物色動向】 全面高の展開となった。外部環境の好転で国際優良株が軒並み高となり、自動車などでは高値更新する銘柄が相次いだ。特に上昇が目立ったのは資源関連。年初に金や銅が最高値を更新し、原油も2年3カ月ぶりの高値に上昇。さらに、豪州北東部での大規模な洪水により原料炭価格が高騰するとの思惑から、三菱商事など大手商社が商いを伴って上昇した。また、テーマ性のある銘柄も人気化。原発関連、スマートフォン関連、電気自動車関連などで急騰する銘柄が続出した。さらに、ファイナンス関連ではりそな、JVCケンウッドが注目を集めた。その一方で、既存店売上が不振だったファーストリは大きく売り込まれた。 【来週の予定】 国内では、東京市場休場〔成人の日〕(10日)、11月国際収支-経常収支、12月景気ウィッチャー調査(12日)、11月機械受注、12月工作機械受注(13日)、12月国内企業物価指数(14日)などが予定されている。 提供:株式会社T&Cフィナンシャルテクノロジーズ PR |
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