2024 11,27 06:03 |
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2011 01,03 09:00 |
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2011年は卯年。かねて卯年は、株式相場とは相性がいいとされる。干支にちなんだ相場格言に「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑う、亥(い)固まる、子(ね)繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」というものがあるが、最後の「卯跳ねる」に象徴される通りだ。実際に、過去の例などをたどりながら、今年の卯年相場について考えてみたい。 辛卯の年、前回は62%高 戦後、1949年5月16日に東証が再開されて以来、すでに61年と半年強が経過。この間に十二支も5巡以上しているわけだが、子年から亥年まで、それぞれの過去の相場成績を振り返ってみると…。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均年間騰落の勝率1位は、卯年、申年、酉年、戌年、亥年の5つの年が、 ちなみに、「尻下がり」の午年は負け越し(2勝3敗)、 一方、勝率ではなく、年間騰落率で見た場合も、卯年は5回平均で△23・1%に達し、辰年(△29・0%)、子年(△23・8%)に続く3位となっている。 「明るい春の訪れ」の意 ちなみに、一般的に干支(えと)と呼ばれるが、これは十干十二支のことであり、 辛卯は、干支の組み合わせの28番目。この分野に詳しい、日興コーディアル証券・末澤豪謙チーフストラテジストのレポートによると、「辛」と「卯」は、陰陽五行では相剋(金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す)とされる。 「辛」は、鋭い刃物を描いた象形文字で、刃物で刺すことを意味し、 前回の「辛卯」は、ちょうど60年前である1951年。 リーマン・ショック後の混乱は、09年以降でいったん収束。バーゼルⅢ(国際銀行規制)や、「ポスト京都議定書」の二酸化炭素排出規制、またTPP(環太平洋経済連携協定)なども含めて、新たな国際経済の枠組み作りへの動きが活発化する今日の状況も、ある意味で当時と似通ってきたと言えなくもない。 なお、前回の辛卯である、この51年の日経平均(当時の呼び名は「東証修正平均」)は、前年比62・9%高と、52年、72年に続く歴代3位の上昇率を記録した経緯がある。 さらに、十干の「かのと(西暦で末尾に「1」の付く年)の過去の成績を見ても、4勝2敗(勝率66・7%)は、乙(きのと)、丙(ひのえ)、己(つちのと)に次ぎ、十干中の勝率4位となっている。 辛と卯ともに、過去のパフォーマンスが良好であることも心強い。(A) PR |
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