2024 11,27 05:55 |
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2010 12,29 20:00 |
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東京株式市場は、これまでの世界最出遅れマーケットの汚名を返上するかのような上昇相場となってきている。市場関係者の間では、日経平均株価は1万円の大台固めから新年には08年秋のリーマン・ショック直前の水準である1万2000円台乗せを目指した展開を予想する向きが増えつつある。 中で東京市場のメーンプレーヤーである外国人投資家が日本株見直しに動いているのは要注目。(1)円高進行の一服(2)クリスマス商戦の予想以上の好調が示唆するように米国経済の二番底の回避(3)中国をはじめ新興国の高い経済成長の持続-などを背景に、日本企業の業績は確実に回復するとの読みが彼らの見直し買いにつながっている。11月から12月にかけての外国人投資家の売買動向で、買い越し基調を強めていることがそれを如実に物語っている。 実際、輸出企業を中心に日本企業の業績は好調に推移している。東証1部上場の3月本決算企業(金融・電力・ガスを除く)1175社のうち11年3月期に過去最高経常利益の更新を見込む企業は134社もある。 こうした企業は当然のことながら外国人投資家の有力な投資対象になっており、一段の株価上昇に期待がもてるところだ。ただし、株価が好業績を完全に織り込んでしまえば、あとは売り対象にもなってくる。 そこで、東証1部上場で11年3月期に過去最高経常利益を更新する見通しにあり、なおかつPERが14倍台以下で割安感のある銘柄をリストアップした。この中では外国人買いの継続が期待できる日本ペイント、東洋インキ、旭ダイヤ、ダイハツ、リンテックなどに注目してみたい。 PR |
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