6/25 午後の『株価材料』

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■株価材料

△ダイナシティ<8901>が堅調、米系投資ファンドと業務・資本提携
ダイナシティが堅調。同社が２２日、米系投資ファンドのＤＢＺ社と業務および資本提携すると発表したことなどが好感されている。不動産担保融資や証券化などによるＤＢＺ社のノウハウを活用したファイナンス面での強化を図り、国内不動産投資における収益機会を最大限に活用することが可能になると、同社では説明している。
（ロイター）

■オハラ<5218>---コスモ証券ではバリュエーションは割安と
今期減益見通しが嫌気され年初来安値更新。後場に入り下げ幅を広げている。なお、コスモ証券では投資判断「Ｂ+」を継続。今期の減益幅が小幅に止まり、来期は増益に転じる見通し、バリュエーションは割安と。

△ガス化<4182>---反発、ＣＳでは8月に投資対象として注目と
反発。ＣＳでは化学セクターのなかでも8月に投資対象として注目できるとしているようだ。株価調整が続いていた中、メタノール市況の底打ちに加えて、第1四半期での業績ポジティブサプライズが期待できると指摘へ。

△武田薬<4502>---反発、アクトスに心臓発作リスク低減効果とも
反発。糖尿病治療薬「アクトス」に心臓発作リスク低減効果の可能性があることが分かったとも報じられている。臨床試験結果が23日に米国糖尿病協会の会合で発表されているようだ。一段と「アバンディア」からの需要シフトにつながるとの見方も。

△ＩＢダイワ<3587> 一時ストップ高。
子会社の上場準備が材料視されているようだ。同社は前引け後、英子会社のダシーＵＫがロンドン証券取引所への上場準備を開始したと発表している。なお、上場の際にはダシーＵＫ株の一部を売り出す可能性があると。

▼ＢＢコンサル<3719> 軟調、上場来安値を更新。
一部メディア報道が嫌気されているようだ。22日付の一部夕刊紙において、同社と同社子会社の中野サンプラザとの間での架空取引疑惑について報じられている。なお、同社では事実を否定。

▼テレパーク<3738>---売り先行、携帯電話利用規制見直し報道も
売り先行の展開。総務省が携帯電話の利用規制を大幅に見直すとの報道が伝わっている。販売会社が端末の値下げ原資としている販売奨励金の段階的な見直しを促すこと、端末を変えずに契約会社の乗換えを可能にすることなどが盛り込まれているもようであり、端末買換え需要の減少などにつながるといった見方も。

▼ＭＢＨＤ<8698>---さえない、ＪＰＭの格下げなど響く格好
さえない。ＪＰモルガンが投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げしていることがネガティブ視されている。売買代金の減少が相対的に大きいことから、第1四半期の減益率も相対的に大きいと推定している模様。目標株価も104000円から86000円に引き下げているようだ。

△富山化学<4518>---後場は急騰、ロシュとライセンス契約締結
後場入り後は急騰。抗リウマチ薬「Ｔ-5244」でロシュとライセンス契約締結と発表している。日本以外での研究・開発・販売の独占的権利を供与、売上高に応じた実施料を受領するとされている。業績へのストレートな寄与に対する期待感が先行へ。

△ＪＵＫＩ<6440>---テクニカル妙味
テクニカル妙味。ジグザグながら5月末安値を起点にリバウンド基調が継続している。国内は苦戦も中国向けに堅調な需要期待。一目均衡表では遅行スパンが上方転換シグナルを発生。この遅行スパンは5月安値の位置であり、すぐさま下方転換するリスクは低そう。株価は雲上限で今後上限が切り下がるため、自然体で突破する可能性。

△ホーブ<1382> 出来高を伴って大幅高、約5ヶ月ぶりに年初来高値を更新。
一部テレビ報道が材料視されているようだ。本日の朝方に放映された株式番組で、同社が開発したイチゴが取り上げられたもよう。

△山武<6845> 89年10月以来の最高値更新。
後場も高値レベルで推移。環境省は、ＣＯ２など温暖化ガスの排出量が大幅に増えている百貨店やオフィスビルなど大型ビルに対して、排出削減を法的に義務づける方向で検討に入ったと報じられている。空調制御の需要拡大が期待されている。なお、野村ではレーティング「2」を継続。

△ツルハＨＤ---大幅上昇も参加しづらく
*11:56JST <3391> ツルハＨＤ 4340 +280
大幅上昇も参加しづらく。買い先行で始まっているが寄り付きが高値水準となっており、手掛けづらい。押し目買いスタンスといったところ。なお、新光証券では投資判断を「2+」から「1」に引き上げている。株価水準を割安と判断。

△東鉄鋼<5445>---コスモ証券では再度900円台への上昇が期待できると
3営業日続伸。週末急伸の反動から売り買い交錯だが、5日、25日線との短期ゴールデンクロス発生、一目均衡表の遅行スパンは上方転換シグナル発生の可能性とテクニカル妙味。なお、コスモ証券では投資判断を新規「Ｂ+」としたもよう。今期の会社販売価格前提は保守的、再度900円台への上昇が期待できると。

△しまむら<8227>---野村ではレーティング「2」を継続
25日線レベルの攻防。野村ではレーティング「2」を継続したもよう。アベイル業態は苦戦しているが、しまむら業態の売上拡大と採算改善で確度の高い成長が続くと判断しているようである。
（フィスコ）

△富山化<4518>、ロシュと新規抗リウマチ薬でライセンス契約
富山化学は２５日、スイスのロシュと、新規抗リウマチ薬「Ｔ－５２２４」のライセンス契約を締結したと発表した。富山化はロシュに、日本を除く全世界における研究、開発および販売の独占的権利を供与し、契約時および開発・販売の各段階において総額で最高３億７０００万米ドルの一時金を受領する、などとしている。　富山化が神戸大および北里大と共同開発した「Ｔ－５２２４」は、関節リウマチの根本的な治療が期待出来る薬剤で、昨年６月から日本で臨床第Ｉ相試験を実施している。
（ラジオNIKKEI）

■フェロシルト不法投棄事件、元副工場長に懲役２年の判決
化学メーカー・石原産業<4028>（大阪市）による「フェロシルト」の不法投棄事件で、廃棄物処理法違反（不法投棄）の罪に問われた同社四日市工場元副工場長、佐藤驍（たけし）（６９）、同工場元環境保安部長、宮崎俊（たかし）（５９）両被告と、法人としての同社の判決が２５日、津地裁であった。佐藤被告に懲役２年の実刑判決（求刑・懲役３年）、宮崎被告に懲役１年４月、執行猶予５年（同・同１年６月）、同社に罰金５０００万円（同・罰金５０００万円）を言い渡した。起訴状などによると、佐藤、宮崎両被告は共謀し、２００１年１２月～０３年１月と０５年１～４月の２度にわたり、有害物質を含む産廃のフェロシルトを、複数の業者を介して販売。三重県亀山市辺法寺町の山林に計約１３万１０００トンを不法投棄したほか、０３年２月には、岐阜県土岐市にも約２７００トンを不法投棄した。
（読売新聞）

△シャープ<6753>、電気配線を利用してホームネットワークを構築できるＰＬＣアダプターを発売

△三菱自<7211>、インドに新型「モンテロ（日本名：パジェロ）」を投入

△サッポロ<2501>、サッポロ生ビール＜黒ラベル＞「ロマンスカー５０周年記念缶」を限定発売

△クラレ<3405>プラスチックス、７月２日出荷分から＜セプトン＞コンパウンドの価格を値上げ

△クラレ<3405>プラスチックス、太陽熱を効果的にカットする遮熱ターポリンシート２種を発売

△ソフトバンク<9984>テレコム、米Ｖｅｒｉｚｏｎ　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ社とグローバルパートナーシップを締結

△富士通<6702>、１２．１型ワイド液晶搭載の軽量・薄型タブレットＰＣを発売

△パソナテック<2396>、携帯電話から閲覧可能な「パソナテック携帯サイト」をオープン

△三菱電機<6503>、ヒートポンプ方式を採用した温水融雪機の新商品を発売

△野村ＨＤ<8604>、豪州の金融サービスグループ「カリバ」に出資

△東洋ゴム<5105>、ハイブリッドミニバン専用タイヤ「ＴＲＡＮＰＡＴＨ　Ｎｅ」を８月から発売

△トヨタ<7203>、シエンタに特別仕様車「Ｘ“Ｌｉｍｉｔｅｄ”」を設定し発売

△松下<6752>、ＩＨクッキングヒーターの据置タイプ「おまかせビッググリル」２機種を発売、「光火力センサー」搭載のＩＨクッキングヒーターのビルトインタイプ９機種を発売

△コクヨ<7984>Ｓ＆Ｔ、エレベーターやオフィスに設置する防災用品セットを８月発売、防災用品カタログ発刊など企業の災害対策支援サービスを開始、災害対策用品「防災の達人」シリーズを発売

△ＮＥＣエレクトロニクス<6723>、８００万画素の撮影が可能な携帯電話のカメラ向けＬＳＩを発売
（日経プレスリリース）

△Ａ＆Ｄ<7745>が大幅続伸
Ａ＆Ｄが２０８５円は１２２円高と大幅続伸となっている。自動車メーカー向けの計測制御シミュレーションシステムが好伸長しているほか、ロシア向けなどの家庭用血圧計も好調で、今期連結経常利益は３８．５％増予想の見通し。ＰＥＲは１５倍と割安感があり、見直し買いが流入している。

△ヨコオ<6800>が大幅続伸
ヨコオが大幅続伸。大和総研が同社株の投資判断を新規に２としたことが材料視されている。

△ＦＵＪＩＭＩ<5384>が大幅続伸
フジミインコーポレーテッドが大幅続伸。半導体株物色に乗って戻りを鮮明にしてきた。今三月期の連結営業利益は６期連続の過去最高の６８億１０００万円（前期比１３．９％増）を計画。主力の半導体シリコンウエハ向け精密研磨剤、鏡面仕上げ材が好調で業績の上振れがも見込め。　

△陽光都市開発<8946>　マンション入居者向けＷｅｂサービス提供開始
投資用マンション「グリフィン・グリフォーネシリーズ」の企画・販売を行っている陽光都市開発は、快適なマンションライフをサポートするためのフロントサービスを提供しているアスクと「ＯＩＣＯＳＡＳＰサービス」に関する包括契約を締結し、業界初のＳＮＳ機能を搭載した「マンション入居者向けＷｅｂサービス」を提供する。差別化された商品提供による入居者サービス、賃貸稼動率の維持・向上をはかるとともに、投資商品として付加価値向上に伴う顧客満足度の充実も期待できる。サービスは６月末竣工予定の「グリフィン横浜・ウエストフォルム」、「グリフィン武蔵中原」の２物件から開始する。
（株式市場新聞）

△全日本空輸<9202>は後場も続伸。引き続き、外資証券レーティングが材料。羽田関連も
全日本空輸は後場も続伸。７円高の４７３円まで買われている。引き続き、先週の外資系証券のレーティングが材料となっているもようだ。新規「買い」、目標株価６００円としている。羽田空港拡張関連株としても買われている。チャートを見ると、この半年ほどは４００円台後半でモミ合い。しかし三角保ち合いのカタチにも見え、上放れのタイミングでもあったようだ。まずは５００円ラインが目標。中長期では、地合いにもよるが、レーティングどおり、６００円を目指しても良いかもしれない。が、関連会社を締め付けて推進してきたリストラクチャーは一巡。今期は営業・経常減益を見込んでいる。

△富山化学工業<4518>が急騰し東証１部値上がり率ランキング上位に
富山化学工業が、８４円高の８３０円と急騰し東証１部値上がり率ランキング上位に入っている。同社はＦ.ホフマン・ラ・ロッシュ　リミテッドと富山化学が所有する新規抗リウマチ薬「Ｔ-５２２４」の世界的な研究、開発及び販売に関するライセンス契約を本日締結したとの発表を材料視した買いが優勢となっている。株価は４月１０日高値８４１円のフシを抜けるか注目されよう。

△日機装<6376>が３日ぶりに反発し年初来高値を更新
日機装が、２９円高の１０９７円と３日ぶりに反発し１８日につけた年初来高値１０９３円を更新している。米ボーイング社の次期中型旅客機「７８７」の機体工場を愛知県の第１工場隣接地に新設するとされたことを材料視。同社の航空機部品カーボンファイバー製カスケードに対する期待が高まっている。今期予想ＰＥＲ１６倍台と割高感はなく上値追いが続きそうだ。

▼住友不動産<8830>が３日大幅続落、２２５採用銘柄の値下がり率ランキング第１位に
住友不動産が、１６０円安の４０００円と３日大幅続落、２２５採用銘柄の値下がり率ランキング第１位に入っている。市場では８月の利上げ観測が高まり、市場はすでに織り込み済みとの声もあるが、為替の円安傾向からハイテク株へ乗換えの動きが出ている。また、証券取引等監視委員会が投資家から出資を募るファンドの運用業者すべてを９月から検査対象にする方針と報じられたことも影響しているようだ。住友不の株価は、戻り売り圧力が強く、１月１１日につけた年初来安値３６７０円を意識した動きになってきた。
（証券日刊新聞）

△大和証券、25日の参考銘柄をＳＵＭＣＯ<3436>に
大和証券は、25日付「マーケットウォッチ」で、ＳＵＭＣＯを参考銘柄として取り上げている。シリコンウェハで世界2強の一角だが、好調な第1四半期業績を受けて、大和総研は今期・来期の業績予想を上方修正。同証券では、ウェハを取りまく事業環境は良好な状態が続くとみられるなか、同社の利益成長力の高さを評価する局面が続くと見ているようだ。
（証券新報）

△男性ターゲット　チョコは“効能”で売る　疲労回復や動脈硬化予防
江崎グリコ<2206>は２年前に投入した「メンタルバランスチョコレートＧＡＢＡ」のギャバ成分を２倍に増やした新製品を５月５日発売した。当初の製品は売り上げ１０億円でヒットと呼ばれる菓子市場で０５、０６年度の２年連続、４０億円を売り上げる大ヒット商品となった。
森永製菓<2201>も機能性チョコレートとして「ＭＡＣＡチョコレート」（４０グラム１５８円）を１２日に発売した。マカはアミノ酸やビタミンを豊富に含み、アンデス地方では古くから栄養源として食べられてきた。マカの輸入販売を行うヤマノ（福岡県北九州市）によると、マカにはアスパラギン酸というアミノ酸が豊富に含まれているという。アスパラギン酸は新陳代謝を促し、タンパク質の合成を高めるため、滋養強壮や疲労回復に役立つのだ。
明治製菓<2202>も４月に、従来の糖質の半分を、筋肉や脳を動かす原動力となるぶどう糖に置き換えた「ぶどう糖チョコレート」（５０グラム１５８円）を発売。４、５月の売り上げは目標額を３０％上回った。
（FujiSankei Business i）

■注視銘柄

8901ダイナシティ
4182ガス化
7211三菱自
3405クラレ
6954ファナック
3853インフォテリア
5389日本レヂボン
4544みらかホールディングス
9749富士ソフト
7717ブイテクノロジー
6702富士通

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