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2010 12,19 10:00 |
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新興市場見通し:個人投資家を中心に掉尾の一振、 12/13-17の新興市場は、個人主導での中小型株物色が賑わいをみせ、上値追いの展開となった。主力のネット関連株のほか、テーマ材料株など幅広い銘柄に短期資金が流入。機関投資家の年末休暇入りに伴い大型株にこう着感が強まるなか、値動きの軽い中小型株への関心が高まりやすい局面であったことも支援材料となった。週間の上昇率は、マザーズ指数が6.1%、日経JASDAQ平均が2.3%、JASDAQ-TOP20指数が5.5%となり、日経平均株価の0.9%をそれぞれ大きくアウトパフォームした。なお、日経JASDAQ平均は先週末まで14日続伸となり、4年11ヶ月ぶりの続伸記録となっている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
12/20-24の新興市場は、中小型株への関心の高まりを下支えに堅調な展開となりそうだ。機関投資家のクリスマス休暇入りによって参加者は一段と減少することが予想されるが、個人投資家を中心に掉尾の一振を狙った活況な売買は継続することとなろう。マザーズ市場の売買代金は6月以来、約半年ぶりに200億円台まで膨らむなど、年末特有の“餅つき相場”入りとなっている。日計り商いなどの短期売買が中心とはなるが、値動きの軽さをハヤした物色が強まろう。東証と金融庁が信用取引の担保金制度を見直し、個人投資家の呼び戻しを図ると伝わるなど、市場活性化に対する期待感も心理的な下支え要因となりそうだ。 個別では、直近で上昇の目立っていた主力株から、テーマ・材料性の強い銘柄へと物色がシフトすることが予想される。マザーズ指数は先週、年初来高値から安値までの半値戻しを達成したことで、いったんは達成感が強まりやすい。サイバーエージや楽天など好業績のネット関連株については、押し目買いスタンスの継続となるが、やや上値の重さも意識されよう。そのため、電子書籍やクラウド、ソーシャルゲーム、スマートフォン関連など、よりテーマ性のある銘柄に短期資金が向かうこととなりそうだ。そのほか、週末にはNTTドコモ<9437>がLTE方式を採用した新サービス「Xi(クロッシィ)」の提供を開始する予定であり、LTE関連などにも注目したい。 IPO市場については、21日に歯科分野や美容・エステ分野に特化したポータルサイトの運営事業を手掛ける日本メディカルネットコミュニケーションズ<3645>がマザーズへ上場する。ネット関連、マザーズ案件、公開規模の小ささなど人気化しやすい好条件が揃っており、個人の参加で賑わいを見せることとなりそうだ。大塚HD<4578>については、セカンダリー市場における低パフォーマンスに失望感もあるが、MSCIへの組み入れが12月29日に決定したことなどから、需給面を意識したリバウンドの動きも期待される。 PR |
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