フルキャストＨが暴走、
マネーゲーム過熱に２５日線とのプラスカイ離率１５０％突破
モーニングスター　2010/12/07 14:06
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=390208

　フルキャストホールディングス <4848> が暴走し、一時５０３０円高の３万２００円と３日連続のストップ高。上昇率も一時１９％超と堂々の値上がり率トップに立っている。

　１１月８日引け後に「継続企業の前提に関する事項」の注記不記載を発表。経営に対する不透明感が一気に後退し、翌９日から快進撃が始まった。株価はストップ高を幾度も交え、同月８日終値４２００円から、きょうの高値まで実に７．２倍の大化け相場を演じている。

　継続企業の注記が外れたとはいえ、もはや理屈抜きの領域。売買単位１株で３万円程度の資金で取引が可能なため、デイトレーダーが参戦しやすく、買いが買いが呼ぶマネーゲームが過熱している。

　ちなみに、前場段階で２５日移動平均線とのプラスカイ離率は１５５％と異常値を示し、ＲＳＩ（相対力指数）も９０％近くと買われ過ぎゾーン（７５％以上）にある。

　午後２時２分時点の株価は３９３０円高の２万９１００円。

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