6/20 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△スリープロ<2375>、今期経常益を2.5倍に上方修正
ＩＴ（情報技術）支援サービスのスリープログループは19日、2007年10月期の連結経常利益が前期比2.5倍の1億5000万円になりそうだと発表した。従来予想は1億円だった。利益率の高い携帯電話基地局設置業務の大型案件受注が寄与する。コールセンター関連業務の受託も伸びる。連結売上高は24％増の78億円と従来予想を3億円上回る。販売支援事業は16％増の17億4000万円になりそう。家電や通信機器の販売・営業支援が増える。導入・設置・交換支援事業は携帯電話や光回線関連で受注を伸ばし、45％増の20億4000万円の見通し。コールセンター受託などの運用支援事業は7％増の34億9000万円を見込む。同日発表した07年4月中間期の連結決算は売上高が前年同期比41％増の41億9300万円、経常利益が五倍超の9100万円だった。

△ラック<4359>の今期、単独経常益94％増
情報セキュリティーのラックは19日、2007年12月期の単独経常利益が前期比94％増の6億円になりそうだと発表した。従来予想は4億5000万円。遠隔監視などの受注が伸びて人員の稼働率が向上する。初の中間配当を実施し、年間配当は前期比560円増の1560円と従来予想から360円上積みする。売上高は15％増の74億円と従来予想を2億円上回る。遠隔監視などの受注が増えて、主力のセキュリティー事業が16％の増収となることが寄与する。システム構築も12％増となる。
ジャスダック上場のラックは大証ヘラクレス上場のエー・アンド・アイシステム<4773>との経営統合を計画している。2社は9月25日に上場廃止となり、持ち株会社「ラックホールディングス」が10月1日に両市場に上場する。ジャスダックは、ラックが実質的な存続会社ではないと認められるためＡ＆Ｉを審査する必要があるとして、持ち株会社が不適当な合併にあたるかどうかを審査することを発表している。

▼東芝<6502>製ノートパソコンに搭載のソニー<6758>電池発火事故3件目
東芝は19日、ノートパソコンに搭載したソニー製リチウムイオン電池が発火する事故が起きたと発表した。5月24日に英国内で発生し、利用者にけがはなかった。東芝機での事故は3件目で、いずれも東芝が進めている自主回収の対象電池で発生した。

△流通大手、サービス系テナント拡充
イオン<8267>やセブン＆アイ・ホールディングス<3382>など流通大手が自社開発する大型ショッピングセンター（ＳＣ）で、サービス系店舗の導入を加速する。今夏以降に相次ぎ開業するＳＣでテナントの売り場面積に占めるサービス系店舗の比率を4―6割に高める。従来は物販7割、サービスで3割程度が主流だった。消費者が商品購買よりも娯楽や健康関連などでサービス支出を増やしているため、店舗構成を見直すことで施設の競争力を高める。商業施設の中核はスーパーや百貨店などだが、日本チェーンストア協会がまとめている全国のスーパーの売上高は1997年をピークに減少が続いている。日本百貨店協会によると全国百貨店の売上高は97年の9兆1800億円をピークに減少に転じ、2006年まで9年連続の前年割れとなり、物販の伸び悩みは鮮明だ。
（NIKKEI NET）

■ＩＤＥＣ<6652>、モリテックス<7714>の株主宛文書について抗議を申し入れ
ＩＤＥＣは１９日、モリテックスが１４日付で株主に宛てて送付した「『議決権行使書』ご返送のお願い」と題する文書について、同社に対して抗議を申し入れるとともに、対処に必要な措置を開始したと発表した。この文書に記載されている「議決権を行使した株主様にはＱｕｏカードを進呈」の部分に関し、会社法にある利益供与禁止規定や、会社法や民法にある取締役の善管注意義務などに違反するといった法律上の問題があるとしている。また、ＩＤＥＣでは、Ｑｕｏカードが進呈される株主は、モリテックスの会社提案に反対した株主に対しても進呈される趣旨と理解しているとし、株主に対して、この文書によって議決権の行使を左右されないよう呼びかけた。モリテックスは筆頭株主のＩＤＥＣから経営陣交代を求める株主提案を受けており、６月２７日の株主総会に向けて委任状争奪戦を繰り広げている。

■5月の半導体製造装置ＢＢレシオ、2カ月連続で1を下回る
日本半導体製造装置協会（ＳＥＡＪ）が１９日発表した５月の日本製半導体製造装置受注・販売統計速報値によると、販売額に対する受注額の割合を表すＢＢレシオは０．９４と、２カ月連続で１を下回った。ＢＢレシオが１を超えれば、受注好調を意味する。輸出を含む５月の日本製装置の受注額（３月─５月の３カ月移動平均）は前月の移動平均と比べ２．５％増、前年同月比１．８％減の１６６１億７１００万円だった。販売額は前月の移動平均と比べ３．０％増、前年同月比２１．７％増の１７７２億２６００万円だった。

△パル<2726>が25万株上限に自己株取得、発行済み株の2.16％
パルは、発行済み株式総数の２．１６％に相当する２５万株を上限に自己株を取得すると発表した。取得総額上限は１０億円。取得期間は６月２０日から８月３１日まで。

△5月全国百貨店売上高、東京地区は8カ月ぶり増加
日本百貨店協会が発表した５月全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比０．４％減の５９９３億円程度となった。３カ月連続の減少だが、下落幅は４月の１．３％減よりも縮小した。調査対象百貨店は９４社２７８店舗。同協会によると、北日本を除いて好天に恵まれ気温も高めに推移したことから、夏物商材に活発な動きが見られたが、土曜日の１日減少や一部大口需要の反動減もあって、わずかに前年を割り込む結果となったという。地区別では、大都市部の店舗が概ね好調であったのに対し、東北・北海道地区をはじめ郊外型商業施設との競合が厳しい地方都市の店舗では苦戦が目立った。なお、今年上期の大型改装は４月中にほぼ完了したことから、その効果が明確に出始めており、売場閉鎖の影響を受けていた東京がプラスに転じたほか、特に改装効果が顕著に表れた京都では全店舗でプラスを記録したという。同時に発表された５月の東京地区百貨店売上は前年比０．７％増と、８カ月ぶりのプラスに転じた。同協会によると、６月の動向は、中旬段階で都内各店概ね前年をクリアしており、明るい見通しとなっているという。

△ファルテック<7215>、投資ファンド関連企業によるＴＯＢに賛同
ファルテックは、２つの投資ファンドが１００％の株式を保有する買収目的会社エム・エイチ・インベストメントによる公開買い付け（ＴＯＢ）に賛同すると発表した。ＴＯＢ価格は普通株が８７５円、新株予約権が２万３８００円。ファルテックは、投資ファンドＦＢＦ２０００を介したＭＢＯで日産自動車<7201>から独立したアルティアと、投資ファンドＭＨ　Ｃａｐｉｔａｌ　ＰａｒｔｎｅｒｓＩＩが優先株で出資した橋本フォーミング工業が共同株式移転によって設立した共同持ち株会社。事業子会社を通じて自動車用部品の製造販売を手掛けている。エム・エイチ・インベストメントは、これら２つの投資ファンドが全株を保有しており、すでにこの３社でファルテックの総議決権数の６６．９％を保有、今回、ＴＯＢによって３社共同で完全子会社化を目指す。ファルテックは、厳しい経営環境のなかで、短期的な業績にとらわれない中長期的な視点にたった経営戦略を実行するため、ＴＯＢに賛同する。これによって、同社の上場は廃止される見込みだが、強固な事業基盤の構築後に、再び上場を目指す考え。ＴＯＢ期間は６月２０日から７月２３日。

△5月の粗鋼生産量、12カ月連続で増加＝鉄連
日本鉄鋼連盟が１９日発表した５月の粗鋼生産量は、前年比２．６％増の１０１８万２７００トンとなり、１２カ月連続で前年同月を上回った。５月としては、過去最高の水準。粗鋼生産量の炉別では、転炉鋼が前年比２．３％増の７３８万８４００トン、電炉鋼は同３．２％増の２７９万４３００トンだった。
（ロイター）

△コニカミノルタ<4902> 連日の年初来高値更新。
1988年6月最高値1830円に接近。なお、クレディ・スイスでは業績予想を上方修正し、目標株価2000円、投資評価「OUTPERFORM」を継続している。トップピック推奨を継続。

△ソニー<6758> 25日線が抵抗線として意識され。
ドイツ証券では目標株価を7100円から7500円に引き上げ。強気見通しや目標株価引き上げなどが連日出ているが、25日線が心理的な抵抗線として上値を抑えている。

△楽天<4755> フュージョン・コミュニケーションズの買収観測が報じられている。
東電<9501>は子会社のフュージョンを楽天に売却する方針を固め、売却額は数十億円と。フュージョンの売却先を巡っては、過去にソフトバンク<9984>やＵＳＥＮ<4842>の名前も挙がっていたが、価格の折り合いや技術面などから交渉が難航していた。

△北越工<6364>---昨年4月高値クリア、2月高値505円意識
後場に入っても勢い止まらず。昨年5月以降の上値抵抗線レベルを一気に突破。その後も勢いは止まらない。昨年4月戻り高値460円をクリア。次に意識されるのは昨年2月高値の505円となる。

□横河ブ<5911>---前日急伸の反動
前日急伸の反動。利食い優勢の展開となっており、出来高も低水準。なお、野村では橋梁の大阪工場は高い稼動率を維持。08/3期も営業損失の見込みだが、09/3期には利益重視で受注した案件が計上されるため、黒字へ転じると。レーティング「3」を継続。

△住金<5405>---出来高膨らみ年初来高値更新
反発。後場に入り出来高膨らみ年初来高値更新。鉄鋼株の一角が動意付いてきている。新日鉄は膠着ながら、日新鋼、神戸鋼などが前場の高値を上回っている。海運セクターが利食い優勢となる中、値幅取資金が向かっているとも。
（フィスコ）

△東証2部のセキド<9878>が後場から棒騰げ　薄商いをSTOP高まで買い上がられる
材料は不明ながら、本日後場寄り急遽買いを集めて暴騰。薄商いの中を一気にSTOP高まで買われる。

△自動車部品大手の三桜工業<6584>が戻り売りをこなして切り返す　再び高値が視野に
クラッチオイルを供給する「クラッチリザーブチューブ」がマツダの「アクセラ」で採用され、今後同社のクラッチ仕様車に順次搭載が予定されていることが有望視されているという。

▼ジャスダックの日本テレホン<9425>が安い　好材料は織り込み済みか
07年4月期経常利益が1.07億円となったのに対して、今08年10月期は前期比85.5％増益の1.99億円を確保するとの強気な見通しを示したことで昨日買われる場面があったものの、概ね織り込み済みとの見方が優勢となって、戻り売りに押される展開となっている。

△レンズ大手のタムロン<7740>が上場来高値を更新　デジタル一眼レフカメラの市場拡大で恩恵
デジタル一眼レフカメラの市場拡大で、交換レンズの市場も拡大するという期待が浮上しているといい、本日で3日続伸となって上場来高値を更新している。

△液晶ガラス搬送装置を生産している日本電産サンキョー<7757>が4日続伸して75日線を上抜け
液晶テレビが年末商戦に向けて、生産が拡大するという期待が浮上し、液晶ガラス搬送装置を生産している同社に注目が集まっているという。
（NSJショートライブ）

△レーザーテク<6920>が４日続伸、今期配当６０円に増配、ＰＥＲまだ１４倍台で上値余地大
レーザーテックが４日続伸し、一時１６５円高の３０２０円まで買い進まれた。１８日に今０７年６月期の期末配当（年間）を２０円増配して６０円にすると発表、好感買いが先行した。ＰＥＲはまだ１４倍台にすぎず、上値余地は大きいといえよう。足元業績も堅調。主力製品の半導体・液晶検査関連装置の需要増を背景に第１～第３四半期連結決算では前年同期比２５．９％の営業増益、２４．５％の経常増益、２０．４％の最終増益を確保している。

□三菱商<8058>が続落、西豪州で新規の鉄鉱石資源開発案件に参画、「コスト負担を織り込む流れ」と
三菱商事が続落し、一時５０円安の３２２０円まで売られた。同社は１８日に西豪州での新規の鉄鉱石資源開発案件への参画を発表。三菱商が１００％出資する三菱デベロップメント社（ＭＤＰ社）が、豪州マーチソンメタルズ（ＭＭＬ社）と共同で、西豪州中西部地区にＭＭＬ社が保有するジャックヒルズ鉄鉱床をはじめとする鉄鉱石資源や新規鉄鉱石輸送インフラ（鉄道・港湾）の事業開発を進める。総事業開発費は３０億豪ドル（約３０００億円）を超える見込み。市場では、「きょうの株価下落は短期的にコスト負担を織り込みにいく流れ。投資家とすれば、これから出てくる各証券会社の判断を見極めたいところ。ただ、中長期で考えれば鉄鉱石需要が鈍化するとは考えにくく、同社の収益への寄与度も大きい」（日興コーディアル証券　国際市場分析部　投資情報課・大西史一氏）との声が聞かれた。

△ＧＤＨ<3755>がストップ高、中国でのアニメ配信事業の参入報道が刺激に
ＧＤＨが続伸し、５０００円ストップ高の６万７０００円に買われた。１９日付日本経済新聞で同社が中国でアニメ配信事業に参入すると報じられ、刺激材料となった。中国の放送システム開発会社らと３社で合弁会社を設立し、年内をメドにサービスを始めるとしている。

△日精樹脂<6293>が４日続伸、電子部品業界の設備投資回復を材料視、１９日付株式新聞注目株
日精樹脂工業が４日続伸し、一時５０円高の８３４円まで買われた。前０６年度に０５年度比３５％の大幅営業減益要因となった自動車業界の設備投資が、今下期から回復すると見込まれるうえ、直近では「携帯電話向けを中心にコネクター関連の射出成型機の導入が盛んになってきた」（会社側）という。株価は直近動意。ただ、連結ＰＢＲは０．６倍近辺と割安感はいまだ顕著で、上値余地は大きい。なお、同社は１９日付株式新聞１面の注目株。

△三星食品<2227>がストップ高比例配分、英キャドバリーのＴＯＢ価格２７５０円にサヤ寄せの動き
三星食品が３００円ストップ高の１９５１円で比例配分された。１８日に菓子の世界最大手である英国のキャドバリー・シュウエップスが子会社のキャドバリー・インベストメンツ・ジャパンを通じて、同社をＴＯＢ（株式公開買い付け）すると発表、買いが殺到した。株価はＴＯＢ価格２７５０円にサヤ寄せする形で急騰し、引け後２２４２万９３００株の買い物を残した。英キャドバリーは創業以来２００年以上の歴史を持ち、「クロレッツ」「リカルデント」などの有力ブランドを保有し、世界２００カ国以上で展開している企業。日本においてもガム分野では約１８％のシェアを持って第２位のメーカーとなっているが、キャンデー分野では約４％のシェアにとどまっていた。このため同社を傘下に収めることで、日本国内でのキャンデー分野でのシェアアップを図る方針。ＴＯＢの期間は６月１９日～７月１９日。買い付け予定株数は３３３万３４００株（発行済み株式総数の６６．６７％）で、予定を超えた株数もすべて買い取る方針。同社は１８日に開催した取締役会で、ＴＯＢに対して賛同する旨を決議しているほか、大株主の太陽殖産と林原は「現時点で保有している株式数合計２２０万３０００株（発行済み株式総数の４４．０６％）をＴＯＢに応募することについて同意している」（会社側）という。

▼海運が業種別値下がり率トップ、外航ばら積み船の用船料急落報道を嫌気
海運が東証１部業種別で値下がり率トップとなった。日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手３社のほか、第一中央汽船<9132>、乾汽船<9113>、飯野海運<9119>、新和海運<9110>などほぼ軒並み軟調。海運株上昇の原動力となってきた外航ばら積み船の用船料が大幅続落したと報道され、嫌気売りにつながった。鉄鉱石や石炭を運ぶケープ型（積載重量１５万トン重量トン超）は直近高値から３５～４０％安くなっているという。ただ、円安進行も止まらないため、市場からは「用船料の急落と円安効果との綱引きとなっている」（準大手証券運輸アナリスト）との声が出ており、目先の株価はこのあたりをにらんだ展開となりそうだ。

△プラネット<2391>がストップ高比例配分、今期業績予想の上方修正と期末増配を好感
プラネットが４万円ストップ高の２４万円で比例配分され、引け後５７６３株の買い物を残した。流通システムの開発を手掛ける同社は１８日に今０７年７月期（非連結）業績予想の上方修正と期末増配を発表、好感買いの動きが強まった。経常利益予想は３億７０００万円から４億４０００万円（前期４億５８８８万円）、税引利益予想は２億３０００万円から２億８０００万円（同２億６０７９万円）に上積みされた。主要サービスの普及促進を積極展開し売上が増加。次世代システムへの投資も経費削減などへの注力で、計画を上回る利益を確保できる見通し。また、期末配当については２０００円増配の４５００円とする方針。年間では７０００円（前期実績および従来予想５０００円）になる。

□アジアメディア<2149>に先高感、ＣＣＩ<4788>と業務提携で日本市場開拓？
アジア・メディア・カンパニー・リミテッドに先高感が高まっている。１９日の株価は前日ストップ高の反動から売り先行となっているが、１８日発表のサイバー・コミュニケーションズ（ＣＣＩ）との業務提携に期待が寄せられている。両社はインターネットとテレビの連動型広告について、日中間でサービス展開していく。アジアメディアは現在、中国国内での売上がすべてで、今回の提携も「中国展開がメーン」（ＩＲ担当者）。ただ、日本企業との提携により、将来的には日本での事業展開が加速していくとの期待がある。同社は４月２６日、中国本土企業としてはじめて日本の株式市場に上場を果たした。７月１２日には同社株を追って大証ヘラクレスに中国のオンラインゲーム会社、ナインユーが上場する予定。

△楽天<4755>が後場一時プラス転換、東電<9501>傘下のフュージョン・コミュニケーションズ買収報道、引け後に会見
楽天が後場急騰し、２００円高の４万５２００円と前日比プラスに転じる場面も見られた。同社は１９日、東京電力傘下の電話会社フュージョン・コミュニケーションズを買収する方針を固めたと報じられた。楽天側は「都内ホテルで午後４時３０分から記者会見を開く」としている。
（株式新聞ダイジェスト）

△任天堂<7974>が上場来最高値更新、みずほ証券が目標株価を引き上げ
任天堂が一時、前日比850円（1.97％）高の4万3950円まで上昇して、株価は６月４日以来、11日ぶりに上場来最高値を更新。みずほ証券が18日付けで同銘柄の目標株価を従来目標の４万4000円から４万8000円に引き上げたことが買い手掛かりとなっている。
2008年３月期の連結営業利益予想を3000億円から3300億円への引き上げたことが今回の目標株価引き上げの理由。会社発表の同期の連結営業利益は2700億円となっており、業績見通しの上方修正期待なども高まってきている。
（テクノバーン）

△ぱど<4833>が上海で事業展開、三井物産<8031>など３社合弁で
無料情報誌大手のぱど（ＨＣ）は１９日、三井物産、中国で在留邦人向けに無料情報誌を発行しているチャイナ・コンシェルジュ（東京・中央）と３社で、７月下旬に中国での無料情報誌の合弁会社を設立すると発表した。まず上海で、３社による無料情報誌の企画･編集会社を設立。資本金は８６１０万ドルで、出資比率はぱどが６７％、チャイナ社が１９％、三井物産が１４％。さらに１２月下旬に三井物産を除く２社で無料情報誌の広告営業・印刷・発行会社を設立する。資本金は３６９０万円で、ぱどが５１％を出資。両社設立に先立ち、チャイナ・コンシェルジュ社が上海の現地ＯＬ向け無料情報誌「ミーハー」を６月２０日に創刊する。後に設立する２社が同事業を継承する。「ミーハー」は上海在住の中国人女性を対象とし、１０万部を発行する予定。

△アークランドサカモト<9842>、１Ｑは増収、大幅増益
ホームセンターを展開するアークランドサカモトが１９日に発表した第１四半期決算は、売上高が前年同期比３％増の２４８億円、経常利益は３４％増の１３億円となった。売上には４月に開業した仙台泉店が寄与した一方、神戸みなと店などの閉鎖が響いた。利益面では店舗閉鎖による固定費減少が寄与した。本業のホームセンターの既存店売上高は３．４％増だった。ただ６月はマイナスとなる見込み。前年同月に実施した特売セールを今年は実施しないため。この影響を見極めたいとして、中間・通期の業績予想は据え置いた。

△ソースネクスト<4344>が株式分割、８月１日付で１対２
ソースネクストは１９日、７月３１日を基準日とし、８月１日付で１株を２株に分割すると発表した。

▼パレモ<2778>の１Ｑは２割減益、既存店が９％減と不振
婦人衣料のパレモが１９日に発表した第１四半期決算は、売上高が前年同期比２％増の８７億円、経常利益は２３％減の５億円となった。リクルートスーツやブラウス、春物のジャケット、ボトムス、キャラクター関連の雑貨が不振で、既存店売上高は９％減と落ち込んだ。中間・通期の業績予想は据え置いた。
（ラジオNIKKEI）

■社員を現場に派遣＝「原因、調査踏まえて」－温泉施設爆発で掘削会社
東京都渋谷区の温泉施設「松濤温泉シエスパ」の爆発事故で、温泉の掘削工事を請け負ったジャスダック上場のボーリング機器メーカー「鉱研工業<6297>」（豊島区）は19日午後、事故の連絡を受けて掘削事業の担当社員を現場に派遣した。総務人事部の吉富康部長は「オープン前に掘削工事を担当しただけで、現在どこが管理しているかは分からない。事故原因については消防の調査を踏まえて回答したい」と話した。

△債務23億円を全額弁済＝群馬銀<8334>など債権団に―佐田建設<1826>
佐田建設は19日、主力行の群馬銀行など取引金融機関に債務23億5800万円を全額弁済したと発表した。同社は2004年1月、群馬銀など銀行団に債権放棄など総額241億円の金融支援を要請。不動産事業を分離し、再建に取り組んできた。　

△森永乳業<2264>、脱脂粉乳値上げ＝海外原料高騰で国産の需要急増
森永乳業は19日、脱脂粉乳「森永スキムミルク」について、7月1日から値上げすると発表した。中国など新興国の乳製品消費拡大やオーストラリアの干ばつによる生産減で海外原料が値上がりし、国産原料の需要が急増しているため。

□日航<9205>、無料誌を7月創刊へ＝季刊30万部、潜在需要を喚起
日本航空と旅の雰囲気を出した喫茶店を展開する「トラベルカフェ」（横浜市）は19日、旅行情報の無料誌を7月に創刊すると発表した。日航としては初の無料誌発行。旅行の潜在需要を喚起し、顧客獲得につなげるのが狙い。

△松下電工<6991>、高齢者施設向けのユニットバス発売
松下電工は、高齢者施設を対象に、浴槽などを用途に応じて選べるユニットバス「アクアハートFシリーズ」を開発、21日に受注開始する。木製の浴槽や、座りながらシャワーが浴びられる「座シャワー」などから浴槽を選び、自由にレイアウトできる。また2メートル四方の継ぎ目のない床板を採用することで水漏れリスクを低減した。価格は173万円から。販売目標は初年度で500台。　

□全日空<9202>、中部空港撤退を転換＝貨物機、天津線の運航継続へ
全日本空輸は19日、専用機を使った貨物事業について、中部国際空港からの全面撤退の方針を転換し、2008年1月7日以降は成田―中部線、中部―天津線の各週5便と、従来の約4分の1に絞り込んで運航を継続すると発表した。滑走路増設に向けて利用を促進したい地元の要望に応じた。　

■「3分の2」目指し上積み図る＝株主総会で賛成票、過半は確保―TBS<9401>
今月28日の定時株主総会で買収防衛策導入議案などの承認を求めるTBSが19日までに、過半の株主の賛成票を確保したことが明らかになった。これにより、議案に反対する楽天<4755>との間で繰り広げてきた株主総会をめぐる委任状争奪戦は、TBS側勝利での決着が確実となった。TBSは3分の2の賛成票獲得に向け一層の上積みを図る方針で、今後予想される楽天との法廷闘争などに備えて「圧倒的勝利」（TBS幹部）を狙う。　
（時事通信）

△ステンレス　住友金属<5405>直江津が製品値上げ
住友金属工業グループで、高級ステンレス鋼を生産する住友金属直江津は１９日、ステンレス製品の値上げを発表した。主原料の価格高騰が続いているためで、６月契約分から薄板・厚板で５％、建材などに用いる形鋼は約２０％値上げする。同社は昨年春以降、断続的に製品を値上げしており、既に価格は２倍以上になっている。

▼コムスン（グッドウィルグループ<4723>）　不要な「足浴」奨励も　利益第一主義浮き彫り
介護事業の新規指定・更新を禁止された訪問介護最大手「コムスン」が、報酬単価の高い身体介護を無理やりケアプランに組み込むため、本来なら必要のない利用者にまで足浴を勧める「足浴（そくよく）キャンペーン」を展開していたことが分かった。コムスンの利益第一主義の経営が改めて浮き彫りになった。
（毎日新聞）

▼消費者金融の貸付残高、半年で６０００億円減る
消費者金融大手２７社の貸付残高が２００６年１０月～０７年３月の半年間で約６０００億円減っていたことが１９日、金融庁のまとめで分かった。上限金利の引き下げを柱とする改正貸金業法が昨年１２月に成立し、大半の業者が貸し出し基準を厳しくしたことが要因だ。大手２７社の２００７年３月末の貸付残高は９兆５７３９億円で、半年前の１０兆１６９８億円と比べ、約６％減少した。貸出件数も約１００万件減少し、１５９１万件となった。申し込みに来た客に対し、実際に融資を行った割合を示す「成約率」は半年で９・３ポイント下落、３２％まで落ち込んだ。経営環境の悪化が予想されることから、各社はコスト削減を進めており、店舗数も減少している。３月末の有人店舗数は２７社合計で２１８４店となり、半年前の２８１７店と比べて約２２％減少した。
（読売新聞）

△釈由美子もハマった減量法　「ビリーズブートキャンプ」って？
楽天<4755>のサイト「ランキング市場」の6月18日の総合ランキング1位は、この「ビリーズ～」のDVDセットだった。DVD4枚とトレーニング用ゴムひものセットで14,700円（税込み、送料別）。DVDの画面をみながら一緒に運動を1週間続け「理想のボディラインを手に入れる!」という訳だ。販売元のオークローンマーケティング（愛知）のホームページによると、「全米でヨガ、ピラティスと並んで大人気」で「ハリウッドスターやセレブ御用達の短期プログラムです」だそうだ。

△iPod（R）対応Hi-Fiスピーカー　日立マクセル<6810>
日立マクセルは2007年6月25日から、iPod（R）のメニュー操作や音質調整機能をもつマルチリモコンを装備したHi-Fiスピーカー「MXSP－2000」を新発売する。iPod（R）をはじめとするポータブルオーディオプレーヤーや音楽ケータイを直接接続することができる。10W＋10Wの高出力アンプ内臓と、中低域用と高域用スピーカーを備えた2ウェイスピーカーを搭載しており、迫力ある臨場感あふれるサウンドを楽しむことができる。外形は幅385 mm、奥行き202 mm、高さ166mmで、本体重量3.6kg。色はブラックとウッドの2色。価格はオープン価格。

△｢第4のビール戦争｣　熾烈！　この夏は「キレ」か「コク」か
夏本番が迫り、｢第4のビール｣戦争が熾烈になってきた。2007年5月23日発売のキリンビール<2503>「良質素材」を皮切りに、6月19日にサントリー「金麦」が発売、「ドラフトワン」で第3のビールを開拓したサッポロ<2501>ビールも6月27日に満を持して「W‐DRY」を投入、といった具合に新製品ラッシュだ。新ジャンル市場での新たな戦いがいよいよ本番を迎える。
（J-CASTニュース ）

△ガンプラの夏　新作が続々出撃
「ガンプラ」の夏がやって来る。30年近く続くテレビアニメーション「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するロボットを模型にしたのがガンプラ。バンダイではこのガンプラに新機能を搭載した製品や、新しいテレビシリーズに登場するモデルを今夏から続々と発売する。イベントも相次ぎ開催する予定で、3年後に到来する「ガンプラ30周年」に向けて市場を盛り上げていく考えだ。

△「ネカフェ難民」「ギザカワユス」も一発変換　ATOKにはてなキーワード
ジャストシステム<4686>は、日本語入力システム「ATOK 2007」に、ユーザー参加型辞書「はてなダイアリーキーワード」辞書を追加できる機能を、「ATOKバリューアップサービスβ」で公開した。ATOK 2007を搭載した製品のユーザーなら無料で利用できる。はてなダイアリーキーワードに登録された約20万語のうち、「ネカフェ難民」「ギザカワユス」「タグクラウド」「ガジェット」「スレタイ」「（ry」（かっこあーるわい）を含むアクセス上位の5万語を収録した。
（ITmedia News）

△ソフトバンク・テクノロジー<4726>、近畿日本ツーリスト<9726>にリアルタイムＷｅｂサイト分析ツールを提供

△ＨＩＳ<9603>、「オリジナルコアラルーム」に滞在できる家族旅行向けオーストラリア旅行を発売

△スカパー<9412>、「ＹｏｕＴｕｂｅ」日本版サイトにパートナーページを開設

△日立<6501>、運転手と助手席に座る人を識別してカーナビ操作機能を変更できる技術を開発

△ニチレイ<2871>フーズ、家庭用冷凍米飯「海老バターピラフ」など４品を発売

△トヨタ<7203>、イプサムの特別仕様車２４０ｉ「ｔｙｐｅ－Ｓ　ＩＩ」を発売

△丸井<8252>、株式交換によりＣＳＣを完全子会社化

△富士火災<8763>、ＡＥＤによる救命処置の実技指導サービスを開始

△住友商事<8053>、中国の現地企業と相互優先利用を目的として事業提携

△住友商事<8053>、ロシアの総合林産企業の株式を追加取得

△トマト銀行<8541>、定期性預金の金利引き上げを実施

△科研製薬<4521>とサンスター、欧米でのｂＦＧＦの歯科領域に関するライセンス契約を締結

△三洋電機<6764>、ＨＩＴ太陽電池セルで変換効率２２．０％を達成

△チヨダ<8185>、「バイオフィッター・スポーツ」から夏の新ライン４タイプを発売

△米スターバックス<2712>とサントリー、「スターバックス　ディスカバリーズ」の販売エリアを拡大

△ピクセラ<6731>、Ｍａｃ・Ｗｉｎ両ＯＳに対応したＵＳＢ接続型ワンセグ・デジタルラジオチューナーを発売

△タカラトミー<7867>、使用済みペットボトルを貯金箱にできる１円硬貨専用カウンターを発売

△東芝<6502>、ノートＰＣ用のソニー製バッテリーパック自主交換プログラムの利用促進呼びかけ

△藤和不動産<8834>など、超高層タワーマンション建設に着工

△日本トイザらス<7645>、親子で楽しめるインターネットテレビ型Ｗｅｂサービスを提供

△アサヒ<2502>、「アサヒカクテルパートナー」から期間限定で２製品を発売

△野村不動産<3231>、プレミアム・ミッドサイズ・オフィスビル開発事業を立ち上げ

△ファミリーマート<8028>、夏にぴったりの「カルピスサワー　はちみつシークワサー」を限定発売

△永谷園<2899>、生姜を使ったカップスープ・みそ汁「「冷え知らず」さんの生姜シリーズ」４品を発売

△積水化学<4204>、快適に長く住める賃貸集合住宅「レトア０７　モデル」を発売

△ＫＤＤＩ<9433>と沖縄セルラー<9436>、ａｕ携帯電話「ウォークマン　ケータイ　Ｗ５２Ｓ」を発売

△ジャストシステム<4686>とはてな、「はてなダイアリーキーワード辞書　ｆｏｒ　ＡＴＯＫ」を提供開始

△中国電力<9504>、発電所取水路への付着生物の幼生検出キットを開発

△三菱自<7211>、軽乗用車「ｉ（アイ）」と「ｅＫスポーツ」の特別仕様車を発売

△旭硝子<5201>、独自技術を用いたハードディスク用変成フッ素オイルを開発
（日経プレスリリース）

△三菱商事<8058>とキリンビール<2503>、農水省のバイオエタノール実証プロに参画
三菱商事とキリンビールは１９日、農林水産省のバイオエタノール実証プロジェクトに参画すると発表した。北海道農業協働組合中央会などが取り組む小麦やてん菜を原料にしたバイオエタノール製造事業の設備建設を受注した。バイオ技術を使ったプラントの設計ノウハウなどを提供し、０９年３月をめどに年間１・５万キロリットルのバイオエタノール製造能力を持つ設備を稼働させる。参画するプロジェクトは農水省が今年度に実施する「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」の一つで、北海道農協中央会やホクレン農協連合会が事業主体となり北海道・十勝地区でバイオエタノールを製造するもの。三菱商事を中心にキリンビール、日本化学機械製造（大阪市淀川区、高橋正一社長）がコンソーシアムを組み、ホクレン十勝清水製糖工場（北海道清水町）内に製造設備を建設する。
（日刊工業新聞）

△科研製薬<4521>　サンスターと歯科領域での開発、販売に関して欧米でのライセンス契約を結ぶ
科研製薬は、サンスターと欧米におけるｂＦＧＦの歯科領域での開発、販売に関してライセンス契約を結んだ。ｂＦＧＦは、科研製薬が独自に開発した薬品で、既に床擦れの患者用にフィブラストスプレーという薬品名で馴染みがある。薬価改定の影響で売上高は減少しているが、使用量は増加している。細胞を活性化する効果があり、床擦れの特効薬として使用されているが、糖尿病による皮膚潰瘍の効能追加も見込めることから、市場規模５０億円がさらに追加される見込み。現在追加試験を申請している。そのような状況の中で、サンスターが欧米における歯科領域において開発、販売に関してライセンス契約を結んだことはその市場規模の大きさと将来性を期待していることは明らかである。また、国内においても歯周病、歯槽膿漏の治療薬として上市が待ち望まれている。皮膚、血管、骨、軟骨の再生を早める効能があることから、アルツと同様老齢化社会では最も必要となる薬品として期待される。今期業績にライセンス料が加わることから上振れ期待も高まる。

△ラヴィス<2465>　株主優待制度を新設
ラヴィスは、１９日株主優待を発表した。内容は、婚礼費用の１０万円割引と同社のレストラン「ヴィーヴ・ル・ソレイユ」５０００円のコースディナーを３０％割引するというもの。ただし４名までの条件付。ハウスウェディングのパイオニアで安定成長路線を採っていることから、新規出店は年間３店までと決めている。また、新入社員には、実際のサービスを行うまでに７ヶ月間の教育実習を受けることが義務付けられている。その結果、接客態度とサービスが評価され、契約率は業界平均を１０％上回る５０％以上と業界のトップ。業界では、３年経過した既存店の売上が落ち込むのが普通であるが、無理な出店は行わず、接客マナーの向上に努めていることから対前期比ほぼ１００％を維持している。業績は最高益更新を継続中。

△長瀬産業<8012>が小高い、年初来高値を窺う動き
長瀬産業が、１０円高の１６１４円と小高い。２月２７日につけた年初来高値１６４１円を窺う動きとなっている。前週１５日に発売された会社四季報夏号によれば、内外で自動車中心に化成品、合成樹脂続伸。素材市況上昇もカサ上げ。電子部品やライフサイエンスも伸びる。年金関連の償却分除く実質は営業益１割増。記念配剥落だが表記純益達成なら減配ないかとして、２００８年３月期経常利益は前期比８．０％増の２３６億円予想と微増益、今期１株利益は１０９．８円、来期は同１１８．４円に膨らむと見ている。今期予想ＰＥＲ１４倍台と割安感があり、水準訂正の動きになっている。

△さくらインターネット<3778>は後場も続伸。業績好転へ、株価もジリ高
さくらインターネットは後場も続伸。７０００円高の１１万２０００円まで買われている。東証マザーズ市場値上がり率上位にランクインしている。とくに何か材料が出たわけではないようだが、前期決算の損失計上から、今期はＶ字回復と黒字転換の見通しに、見直し買いが入っているもようだ。５月半ばに発表した２００７年３月期連結決算は、売上高は前年比７割増収となったが、営業・経常・純損益とも損失計上となった。データセンターの新設による経費増、オンラインゲームとインターネット動画配信関連の設備投資などが発生したため。
２００８年３月期の連結業績予想は黒転を見込んでいる。また、東洋経済新報社の『会社四季報』夏号では、２００９年３月期連結業績予想も、さらに増収増益と見られている。チャートを見ると、今年に入って２０万円ラインから７万円ラインまで続落してきた。５月につけた上場来安値６万８９００円を底に反発。小っちゃいローソク足でチョンチョンと上げてきている。とはいえ、まだぜんぜん安値圏。２６週移動平均線１２万７０００円ラインにも届いていない。まずはそのあたりまでの戻りを目標としたい。
（証券日刊新聞）

△アークランドサカモト<9842>、第1四半期は経常34％増益
アークランドの第1四半期連結業績は、経常利益13億2700万円（前年同期比34％増）、純利益6億7400万円（同4％増）だった。2月通期は、経常利益53億円（前期比20％増、進捗率25％）、純利益26億円（同17.4倍、同25％）を見込む。

▼光彩工芸<7878>、第1四半期は赤字転落
光彩工芸の第1四半期の単独業績は、経常損益200万円の赤字（前年同期6300万円の黒字）、純損益2200万円の赤字（同 4400万円の黒字）だった。1月通期は、経常利益1億7000万円（前期比51％増）、純利益7500万円（同25％増）を見込む。

▼ミロク<7983>、4月中間期は経常18％減益
ミロクの4月中間連結は、経常利益7億2000万円（前年同期比18.0％減）、純利益5億5400万円（同0.5％増）だった。10月通期は、経常利益12億2000万円（前期比12.8％減、進捗率59.0％）、純利益8億7000万円（同0.5％減、同63.6％）を見込む。

△東建コーポ<1766>、今期は経常16％増益予想　四季報予想上回る
東建コーポレーションの今4月期の連結業績は、経常利益142億9800万円（前期比16％増）、純利益85億3100万円（同 28％増）、年間配当110円（前期95円）となる見通し。「四季報」予想の経常利益135億円、純利益76億円、配当95円を上回った。

▼パレモ<2778>、第1四半期は経常利益22％減　通期進捗率23％
パレモの第1四半期単独業績は、経常利益5億3000万円（前年同期比22％減）、純利益2億8400万円（同28％減）だった。2月通期は、経常利益23億円（前期比12％増、進捗率23％）、純利益9億8000万円（同23％増、同28％）を見込む。

▼丸三証券<8613>、ＯＨＴ<6726>の未回収金は7000万円
丸三証券は、オー・エイチ・ティー株の信用取引に関わる未回収金は、合計6件、7000万円あると発表した。同社では、現在、回収に努めているという。

△ラック<4359>、通期予想を上方修正、実質増配
ラックは6月中間期および12月通期の業績予想を修正した。6月中間期予想は売上高35.8億円（前回予想36.8億円）、経常利益3億円（同2.6億円）、純利益1.65億円（同1.45億円）。通期予想は売上高74億円（前回予想72億円）、経常利益6億円（同4.5億円）、純利益3.3億円（同2.5億円）。また、年間配当金は1560円（中間配780円含む）を想定。前回予想では期末一本で1200円としていた。

△スリープロ<2375>、通期予想を上方修正
スリープログループは今10月期の連結業績予想を上方修正した。修正予想は売上高78億円（前回予想75億円）、経常利益1.5 億円（前回予想1億円）、純利益1.3億円（同3000万円）。中間期の業績が堅調で、引き続きグループ全般で堅調な受注な伸びが予測されるという。

△Ｓ＆Ｐ、カシオ<6952>の長期格付けを「ＢＢＢ＋」に格上げ
スタンダード＆プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は、カシオ計算機の長期格付けを「ＢＢＢ」から「ＢＢＢ＋」に引き上げた。Ｓ＆Ｐでは、収益性とキャッシュフローが安定化しており、財務内容も持続的に改善していることを評価したようだ。

（證券新報）