2024 11,22 22:34 |
|
2010 11,21 12:00 |
|
オンラインショッピングとファッションの大好きな私は、前からGoogleの製品検索がダサいと感じている。画像が小さいし、フィルタはごく基本的な機能だけなので、ファッションにうるさい者の買い物には役に立たない。なにしろ、全体的に、デザインに魅力がない。こんな形の製品検索は電子製品には良いかもしれないが、洋服やバッグや靴を買いたい人にはだめ。一般的にGoogleには、ソフトな品物のショッピングにふさわしいビジュアルな要素が欠けている。だからこそGoogleは、ビジュアル検索エンジンでファッション中心のショッピングサイトのネットワークでもあるLike.comを買収したのだ。そして今日(米国時間11/16)、ついにGoogleは、ファッションとeコマースとビジュアル検索と、ショッピングの個人化(personalization)とデザイナーの推薦(レコメンデーション)をぜーんぶ合わせた、待望のサイトBoutiques.comを立ち上げた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
簡単に言うと、Boutiques.comは、Like.comの最良の部分とGoogleの高速検索が合体したらこうなる、というサイトだ。Boutiques.comには、ショッピングの個人化エンジンであるCovet.com、街角ファッションのソーシャルネットワークであるWeardrobe、ビジュアルなスタイリングツールであるCouturiousなどが組み合わさっている。 そこでこのサイトは、ファッションの総合検索エンジンであると同時に、複数のブチックで個人化されたショッピングを楽しめる場所でもある。ブチックは、セレブの人たちやスタイリスト、デザイナーなどの推薦で選ばれている。Boutiques.comにアカウントを作ったユーザが、自分のブチックを作ってもいい。Like.comのCEOでファウンダのMunjal Shahは、今ではGoogleの社員だが、Boutiques.comのデザインを指揮し、今回は本誌のためにサイトのインタフェイスを案内してくれた。それでは、Boutiques.comの2つの主成分、「検索」と「ブチック」を見ていこう。 検索 Boutiques.comの検索はLike.comの強力版だ。何かのアイテムを検索するときに、色、シルエット、パターン、サイズ、スタイル、お店、などなどでフィルタできる。検索結果(デフォルトでは”全部見る”)の隣に、その検索とマッチするWeardrobeとCouturiousの表示がある。たとえば私がターコイズのドレスを探すと、Weardrobeからのユーザが寄稿したターコイズのドレスや、Couturiousからのプロがスタイリングした着こなしなどが表示される。また、Googleとは関係ないPolyvoreなど、外部サイトのスタイリングも見られる。 ブチック Shahは、Boutiques.comはファッションのPandoraだと言う。Pandoraでは、ユーザが自分の放送局を作って、当人の好みやアクションに基づいて個人化された音楽のレコメンデーションを受信できる。Boutiques.comでは、それが音楽ではなくファッションになる。つまりユーザ自身のミニブチックができて、そこに、デザイナーやセレブたちが選んだ服、靴、スタイル、バッグなどが並ぶ。また、自分が選んだものだけのブチックも作れる。もちろん、それらのアイテムは買うことができる(ほかの検索エンジンと同様、品物をクリックするとそれを売っているお店へ行く)。
Googleが集めたセレブやデザイナーたちもやはり、自分自身の個人化されたブチックを持っている。立ち上げ時にスポンサー付きブチックを持っているデザイナーが30名いて、それらはTory Burch、Isaac Mizrahi、Kate Spade、Lulu Guinness、Marchesa、Oscar de la Renta、Rag and Bone、Rebecca Taylor、Tracy Reese、Betsey Johnson、Diane Von Furstenberg、Halston Heritage、Nicole Miller、Anna Sui、Badgley Mischkaなどなどだ。 立ち上げ時に自分のブチックを開いたセレブは、Anna Paquin、The Olsen Twins、Ashlee Simpson-Wentz、Carey Mulligan、Elisabeth Moss、Iman、Jane Krakowski、Kelly Osbourne、Rashida Jonesなどだ。 IPADアプリケーション Shahによれば、iPadはWebを閲覧したりショッピングをするための絶好のツールだ。だから当然のように、Boutiques.comのiPadアプリケーションも立ち上げた。アプリケーションは無料で、機能はWebサイトと完全に同じだ。 Like.comのビジネスモデルと同様に、Boutiques.comも、お店がユーザのクリック数に対して払う料金が主な収入源だ。ユーザが、そのお店の商品をクリックすればクリックするほど、Googleにお金が入る。 今このビジュアル検索エンジンのネットワークを構成しているLike.com、Weardrobe、Couturiousなどはいずれ消えて、Boutiques.comに一本化される。しかしその時期は未定だ、とShahは言っている。 Boutiques.comはたしかに、Googleの中では相当毛色が違う。Googleはこれまで、eコマースやショッピングで話題になるサイトではなかった。またこのサイトには、検索のほかに個人化(personalization)とか、フォローできるソーシャルな機能がある。Googleは今後、このソーシャルなショッピングに、TwitterやFacebookも加えるのだろうか。いずれにしても、Googleのパンでもありバターでもある検索は、今すでに相当良くできており、オンラインショッピングの魅力を高めている。Google自身も、今週初めに、汎用の製品検索をアップグレードしたばかりだ。 もうひとつ重要なのは、Boutiques.comの訴求対象が女性であること。女性のショッピングは、言うまでもなく巨大市場であり、eBayも今、強力にプッシュしている。 しかしGoogleの強みは、単一のeコマースサイトを自分自身で構築~運営するのではなく、Web上のあちこちから複数のお店とその製品~商品を集める力があることだ。Shahも言うように結局のところ、”Googleのビジョンは世界中のすべての製品に関してお店を見つけるお手伝いをすることだ”。 原文
ステップ1では、2択の30問、どちらが好みかを解答します。どちらも好みじゃなければスキップしてください。最後にテーマの提案があります。決めたらクリックしてセーブ。各ステップごとにセーブボタンがあるので忘れずに!
ステップ2ではドレスの好き嫌いを解答します。
ステップ6ではデザイナーの好き嫌いを解答します。
完成!
現在の時点では、米国向けに限られていますが、 ウォールストリートジャーナルの記事によると、 ファッションは、個人の嗜好にあわせてパーソナライズし、 自社の流通で売るビジネスモデルと、ショップに誘導するビジネスモデルとの ・・・って事は、ネットの世界では「先んずれば制す」・・・の言葉通り、 当ブログ読者の中でも小売り等販売業者の皆さま方、 参考になったなら、とても幸いです。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |