6/18 朝の『株価材料』PART Ⅱ

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■株価材料

△セカンドライフ内の経済圏、08年には１兆2500億円に拡大か
みずほコーポレート銀行は、ネット上の仮想世界であるセカンドライフ内の経済圏は2008年に1兆2500億円に拡大するとの市場予測をまとめた。国内総生産（ＧＤＰ）と比べてみると、世界180位のキリバス並みから100位のガーナ並みに急浮上する。トヨタ自動車<7203>、日産自動車<7201>、ソニー<6758>など日本企業も相次ぎ進出しており、「将来有望な市場」（産業調査部）だと分析する。みずほは07年4月時点で世界で580万人のセカンドライフの総加入者数は08年末に2億4000万人を突破すると試算。06年に104億円だった仮想通貨「リンデンドル」の取引量は07年に1350億円、08年には1兆2500億円に達するという。セカンドライフは米リンデンラボ社が運用するネット上の仮想世界。新たなマーケティングや電子商取引の場として世界の企業が注目している。欧米では政治家や大使館などの進出も相次いでおり、仮想「国家」の様相を呈してきた。
（IT-PLUS）

△川重<7012>、ボーイング新型機の機体工場新設
川崎重工業は米ボーイングの次期中型旅客機「７８７」の機体工場を愛知県に新設する。約200億円を投じ、2008年末の稼働を目指す。月産能力は現在の二倍の14機前後になる見通し。来年就航の７８７は5月末までに584機と過去最速のペースで受注を増やしており、生産体制拡充が必要と判断した。国内航空機産業を民間機がけん引する構図が鮮明になる。川重は７８７で前部胴体や主脚格納部などを担当している。ボーイングと生産量拡大に関する契約を結んだ上で、名古屋第一工場（愛知県弥富市）の隣接地にほぼ同等の能力を持つ工場を建設する方針だ。

△素材業界、低コスト製法導入急ぐ
資源価格の高騰を受け、素材業界で低コストの生産手法に取り組む動きが広がってきた。鉄・非鉄大手は従来捨てられていた低品位の原料鉱石を使う技術開発を進め、化学各社は高騰するナフサ以外の原料使用比率を高め始めた。原料高が収益圧迫要因になる中、新製法の開発でコスト競争力を高めた企業が世界的な素材再編の主導権を握る可能性が高い。
「クズ石から高級鋼材を造る」。新日本製鉄<9401>八幡製鉄所（北九州市）で、こんな実験が実を結ぼうとしている。

△三井物産<8031>とアイ・エム・ジェイ<4305>、企業の仮想空間利用を後押し
三井物産とサイト構築のアイ・エム・ジェイ（ＩＭＪ）は共同で、ネット上の仮想空間を利用する企業の支援事業を始める。コンサルティングから企画、三次元コンテンツ（情報の内容）の制作まで一括で受託し、企業の仮想空間利用を後押しする。第一弾として、テレビ東京<9411>が米リンデンラボの運営する仮想空間「セカンドライフ」で開くイベントを支援する。仮想空間は、参加者が好みのキャラクター（アバター）にふんし、ネット上の三次元空間でさまざまな体験をする。自動車メーカーが自社商品を体験してもらおうと、仮想空間に展示場を開くなど、企業の新たな販売促進ツールとしても注目を集めつつある。

△繰り返し再生利用できる樹脂、シャープ<6753>が開発
シャープは長時間使っても強度などの性能が劣化しにくく、繰り返し再生利用できる樹脂材料を開発した。家電製品に再生樹脂材料を利用する場合、通常は強度などを上げるため大量の新品材（バージン材）を配合する。新開発した材料はバージン材とほぼ同等の性能があり再生材だけで製品化できるという。バージン材を減らして石油資源の使用量抑制に役立てる考えだ。液晶テレビの背面板への利用を始めた。当面は最上位シリーズの一部機種で導入し、採用機種・部位を順次拡大する。樹脂は再生利用すると強度などが低下するため家電以外の雑貨などに使われた後、埋め立て・焼却処理される例も多い。同社は家電に繰り返し利用し、自己循環型の資源リサイクルの仕組みづくりを目指す。

△オールトヨタ<7203>で首都圏テコ入れ、全車種展示店展開を加速
トヨタ自動車は2008年春、埼玉県越谷市にトヨタブランドの全車種をそろえる新業態店舗「オートモール」を出店する。同社は今年11月に横浜市でオートモールを開業する予定で、首都圏で大型店舗の出店を加速する。全国平均を大きく下回る首都圏でのシェアを底上げする狙いだ。トヨタの越谷市のオートモールは全国では4カ所目。ＪＲの新駅「越谷レイクタウン」に隣接して開業する国内最大級の複合商業施設に開設する。「トヨタ」「トヨペット」「カローラ」「ネッツ」店を運営する県内の各販売会社が共同出店する。延べ床面積は約4500平方メートル。年中無休で営業し、店頭販売を主体にするなど運営方法も従来の店舗と変える。

△ヒロセ電機<6806>が中国工場、コネクター生産
コネクター国内最大手のヒロセ電機は中国・蘇州市に生産拠点を新設する方針を固めた。同社はこれまで生産を基本的に外部委託する経営戦略をとってきたが、携帯電話など先端のデジタル機器の急速な市場拡大でコネクターなど電子部品の需給が逼迫（ひっぱく）。コストダウンを進めやすい中国に拠点を設けて需要増に対応する。今年度中に同市の工業団地内に用地と建屋を借り、射出成型装置など生産設備を順次導入する計画。約1000人の従業員を新たに雇い、来年の本格稼働を目指す。投資額は10億―20億円ほどになるもようだ。

△はがき・封書の仕分けシステム、ＮＥＣ<6701>と住商<8053>が香港で受注
ＮＥＣと住友商事は共同で、香港政府の郵政事業向けにはがき・封書の自動仕分けシステムを受注した。受注金額は35億円。香港は郵便番号を使用していないため、活字や手書きのあて先を正確に読み取る必要があり、その処理能力が評価されたという。稼働は2008年4月以降になる見通し。納入するシステムはまず、郵便物の前面をスキャナーで読み取り、あて先の文字を認識する。それを住所のデータベースと照会し仕分けする。認識できなかった画像は専用オペレーターの端末に転送し目視で判別する。1時間で4万通以上の仕分けが可能で、香港郵政は30％以上の業務効率向上を見込んでいる。

△ＮＥＣ<6701>ビッグローブ、旅行サイトで口コミ情報を充実
インターネット接続事業者（プロバイダー）のＮＥＣビッグローブ（東京・品川、鈴木俊一社長）は20日、地方のタウン誌と連携して旅行情報サイトの口コミ情報を強化する。まず北海道、沖縄県、長野県、大分県の4誌の編集長が参加し、各地のブームや人気グルメなどを投稿する。利用者ニーズが高い口コミ情報を充実させて閲覧数の拡大につなげる考え。旅行情報サイト「ＢＩＧＬＯＢＥトラベル」では、ビッグローブが提供する観光地3000件や温泉5000件の情報ごとに、利用した感想などを投稿できる。累計投稿数は1万件弱に達する。各誌の編集長の情報は、一般利用者の情報に比べ信頼性と質が高いため、「公式クチコミ」マークを付けて区別する。9月までに協力先を八誌に増やし、その後も順次拡大する。

△ＳＣＥ、ＰＳ３のＡＶ機能を強化
ソニー<6758>・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）は新型ゲーム機「プレイステーション３（ＰＳ３）」のＡＶ（音響・映像）機能を強化した。ＰＳ３の内部ソフトウエアを改良、映像や音楽をより高品質に再生できるようにした。ゲームだけでなく、リビングやホームシアターの中核ＡＶ機器としても使える製品として売り込む。ＰＳ３の所有者はインターネット経由で内部ソフトを無償で更新できる。映像再生では映画などのＤＶＤをハイビジョン対応の画面にあわせて自動的に高画質化する機能を付加。大画面の薄型テレビで視聴するとなめらかで、きれいな映像が見られるという。ＣＤの音質もノイズの軽減やデータ変換の高品質化で「高級ＣＤプレーヤーに匹敵する音が出る」（ソニー）としている。
（NIKKEI NET）

△日本ガス協会・三菱重工業<7011>、大型コージェネ、ガスで発電効率４８％

△富士ソフト<9749>、病院向けシステム事業強化、専任組織で３０億規模に

△ＴＯＡ<6809>、防犯カメラ強化、営業網拡充　５万台販売めざす

△船井電機<6839>、中国委託先工場の電子部品容器、

△ホンダ<7267>とヤマハ発動機<7272>、インドネシアで二輪車戦争ぼっ発

△伊藤園<2593>、業務用に専用商品

△アイリバーとUSEN<4842>、携帯音楽プレーヤーで衛星放送を保存・再生

△わかもと製薬<4512>、乳酸菌の生産能力倍増――輸出増に対応

△ユニプレス<5949>、富士工場に変速機部品の一貫ライン導入

△住友化学<4005>、中欧に販売会社――除草剤など欧州で農薬事業強化

□ハザマ<1719>、海外事業を得意地域に特化――中東・インド進出中止

△ヤフー<4689>のグルメサイト、予約電話数で課金・小規模店の負担軽減
ヤフーは15日、自社の飲食店情報検索サイトに新たな従量課金方式「コール課金」を導入すると発表した。サイト内に表示した飲食店の電話番号を使い、消費者が予約の電話をかけた数に応じて課金する。サイトへの情報掲載料は無料。登録店のすそ野を拡大し、課金収入を増やす。コール課金は「ヤフー！グルメ」に8月から導入する。コール課金を選択した飲食店は、店の地図や電話番号、写真などを同サイトに無料で掲載できる。各店には「予約専用番号」が割り振られ、サイトを見た利用者がこの番号から予約電話をかけると、１件当たり500円が店側に課金される。利用者の電話代は無料。登録店舗は「ヤフー！クーポン」からクーポンを無料で発行することもできる。

△未許可パソコンの接続を拒否・ＮＥＣ<6701>、不正防止ソフト
ＮＥＣは、社外から不正に持ち込まれたパソコンの社内ネットワークへの接続を拒否するセキュリティー対策ソフト群の新製品を開発した。ネットワークに接続されている機器の情報を自動収集して台帳を作成する。台帳にない未許可のパソコンはネットワークに接続しようとしても接続を拒否し管理者に通知する仕組みだ。7月17日から出荷する。価格は40万円から。新製品は「ＩｎｆｏＣａｇｅ不正接続防止」サーバーで動く管理ソフトがパソコンに導入した監視ソフトと連携、不正な接続を禁止する。接続要求の履歴を管理する機能を追加したほか、管理可能なパソコンの台数も従来製品の３倍の1万台に増やした。マイクロソフトの最新基本ソフト「ウィンドウズ・ビスタ」を搭載したパソコンにも対応している。

△ソネット<3789>とＧＤＨ<3755>、コンテンツ開発で連携加速
東証マザーズ上場でインターネット接続のソネットエンタテインメントは、同上場のアニメ企画・制作会社ＧＤＨと事業面で連携を加速する。第一弾として、両社が保有するキャラクターを持ち寄り、新たなアニメコンテンツを共同開発した。衣料やバッグのデザインに生かし、ネット販売する。ソネットは自社ポータル（玄関）サイトの集客力向上につなげる。新コンテンツは、ソネットがメールソフトなどで展開する「ポストペット」とＧＤＨのアニメ「ＳＡＭＵＲＡＩ７」のキャラクターを一体化した。同アニメはテレビ放送されるなど知名度が高く、ソネットは関連商品の販売で同アニメのファンをポータルサイトに誘導する。ソネットは7月、サイト内にＧＤＨ子会社が制作したアニメの専用ページを開設し新コンテンツを使ったＴシャツなどを発売する。今後はアニメ関連の商品の品ぞろえを増やしたり、ＧＤＨのアニメＤＶＤを販売したりすることも検討する。

△ミュージカルの動画、携帯に配信・テイト、字幕付きで
イベント企画を手掛けるテイト・コーポレーションは、米ニューヨーク・ブロードウェーで上演されたミュージカルの短編動画を携帯電話に配信するサービスを18日から始める。動画の製作・放映権を持つ米企業とこのほど契約し、国内での配信権を得た。パソコン向けの配信も視野に入れている。
ＮＴＴドコモ<9437>の公式サイトとしてサービスを始める。サイト名は「ミュージカル　ＰＬＡＹＢＩＬＬ」。テイト社がミュージカル映像配信の米ブロードウェイ・チャンネル、ミュージカルの無料冊子を発行する米プレイビルとそれぞれ独占契約を結んだ。

△ダイワ精工<7990>、打った感触を確認できる上級者向けテニスラケット
スポーツ用品大手のダイワ精工は7月下旬、部品を変えることで、ボールが当たった感触を自分で選べる上級者向けの「プリンス」ブランドのテニスラケット２種を発売する。ラケット側面の部品を交換することで、表面に張ったストリングの動きを抑えられるようにした。ボールが当たった感触をきめ細かく確かめたい上級者向けとして、年3万5000本の販売を計画する。新製品は競技者向け「オースリー　スピードポート　ツアー」＝写真＝と女性や上級者向け「同ブラック」。ツアーはラケットを薄くし、制御性を高めた。ツアーはフェースの大きさ、ブラックは重さの違いで、それぞれ２種ある。価格はツアーが3万6750円、ブラックが3万5700円。

△東芝<6502>ＣＭ、果実酢が手軽にできるオーブンレンジ２機種
東芝コンシューママーケティング（東芝ＣＭ、東京・千代田）は果実酢が簡単にできるオーブンレンジ「石釜オーブンレンジ」を7月16日から順次発売する。２機種。庫内の受け皿を取り外して洗えるように使い勝手も工夫した。健康志向の利用者に売り込む。発売するのは「ＥＲ―Ｅ８」＝写真＝と「ＥＲ―Ｅ７」。果実酢が自動でできるオートメニュー機能を搭載した。果物と酢を入れた耐圧容器をレンジにセットしてボタンを押すだけ。手間がかからない。果物の栄養素を損なわない温度で加熱制御し、酢が染み込みやすくした。また遠赤外線による石窯のような加熱効果を再現したことでピザやパンも本格的に調理できるという。オーブン調理時に使う角皿はレンジ使用時には受け皿になり取り外せるため、ふきこぼれても水洗いできる。価格はオープンだが、Ｅ８が5万円前後、Ｅ７が4万3000円前後。販売目標は合計で月間1万台。

△シャープ<6753>　ボディーが汚れにくいノートＰＣ２機種
シャープは6月下旬からノートパソコン「メビウス」の新モデル２機種を発売する。14・１型ワイド画面を採用、コンパクトながらもＤＶＤなどの映像ソフトを楽しみやすくした。ボディーカラーには白を採用し、女性客に売り込む。店頭想定価格が15万円前後の「ＰＣ―ＣＷ50Ｔ」と、12万円前後の「ＰＣ―ＣＷ40Ｔ」の２種を投入する。ハードディスクの記憶容量はともに80ギガ（ギガは10億）バイトで、ＤＲＡＭ（記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー）の容量が1ギガバイトと512メガバイトに分かれる。紫外線で樹脂を硬化するＵＶ（紫外線）コーティングの手法を使い、ボディーが汚れにくい仕上げとした。

△資生堂<4911>、「マキアージュ」に秋の新製品追加
資生堂は7月21日から順次、主力メーキャップブランド「マキアージュ」から秋の新製品＝写真＝を発売する。口紅にはダイヤル式の容器を採用し、中身の新鮮さを保つようにした。独自開発の色材が紫外線などを取り込み、赤やオレンジ色に変換する。くすみのない発色で顔全体を明るく見せるという。製品はすべてノープリントプライス。液状口紅「ネオクライマックスリップ」の参考小売価格は2625円。ファンデーション（同3360 円）やアイシャドー（同1050円―3675円）など計14品目をそろえる。7月21日に第一弾として、口紅などメーキャップ製品を、8月21日にはファンデーションなどベースメーク製品をそれぞれ発売する。

△ホンダ<7267>、フィットの特別仕様車４タイプ
ホンダは「フィット」の特別仕様車を４車種発売した。1300cc搭載車では通常のハロゲンタイプに比べ輝度の高いディスチャージヘッドライトなどを標準装備した「ＨＩＤ　エディション」と、同タイプにナビシステムを装備した「ＨＤＤナビ　ＨＩＤ　エディション」の２車種を用意した。通常価格に比べ、6万5000―9万5000円安い価格とした。1500ccの車では、盗難防止装置などを標準装備した「コンフォート　エディション」と、ナビシステムがつく「ＨＤＤナビ　コンフォート　エディション」の２車種の販売を始めた。フィット全体では販売台数目標を月間9000台と計画している。

△三菱自<7211>、パジェロ上位モデルに特別仕様車
三菱自動車は多目的スポーツ車（ＳＵＶ）「パジェロ」に特別仕様車「エクシードプレミアムエディション」＝写真＝を設定して発売した。7人乗りロングボディーのベース車に、ハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）内蔵型のカーナビゲーションシステムと地上デジタルテレビチューナーを標準装備した。価格は369万6000円。ナビの画面は横長の７型を採用した。内装の色は黒を基調にし、木目調のパネルを使って高級感を出した。車体色は黒と白の２色を用意した。スペアタイヤ収納部などの外装パーツを車体と同色にして洗練された印象に仕立てた。
（日経産業新聞）

▼ＡＣＣＥＳＳ<4813>：特許訴訟の和解金支払いで中間期の最終赤字幅予想が拡大
ＡＣＣＥＳＳは１５日、２００７年７月中間期の連結業績予想を下方修正し、当期赤字見通しを従来の８２億円から９２億円に引き下げると発表した。データ圧縮技術などめぐる特許ラインセンス契約訴訟で、米ユニシス(UIS.N: 株価, 企業情報, レポート)に和解金約８億円を支払うことが決まったため。０８年１月通期の業績予想については、修正の必要があるかどうかを精査中だという。

▼中央化学<7895>：07年12月期の業績予想が赤字転落
中央化学は１５日、２００７年１２月期の連結業績予想を赤字に修正した。北陸工場および奈良工場を２００７年１２月２０日で閉鎖することなどに伴う約２６億円の特別損失を計上するため。
２００７年１２月期通期の連結営業損益予想はこれまでの２５億円の黒字から５億円の赤字、経常損益は同１８億円の黒字から９億円の赤字に、当期純損益は同６億円の黒字から５１億円の赤字にそれぞれ下方修正となった。
（ロイター）

△イーアクセス<9427>をＨＳＢＣ証が目標株価を８万円に引き上げ
イー・アクセスにはＨＳＢＣ証券が１４日付で同社の目標株価を７万５０００円から８万円に引き上げた。同社に顧客基盤構築のチャンスが到来し、短期的にはアウトパフォームが予想されるとする一方、携帯通信と固定網事業の中期的な見通しは軟調という。投資判断は「ニュートラル」を継続している。
（株式新聞ダイジェスト）

■損保各社が傷害保険料５％下げ、国内旅行も１５％
損害保険各社が、けがの治療費などを補償する傷害保険の保険料を９年ぶりに全面改定することが１７日、明らかになった。職種別に保険料が決まる通常の傷害保険は、一部を除いて引き下げ、平均では５％程度の値下げとなる。職業にかかわらず保険料が同じ国内旅行傷害保険も、約１５％引き下げる。職場や旅行で訪れる施設などで安全対策が強化され、保険料を決める主な基準であるけがの発生率が低下したことが理由だ。最大手の東京海上日動火災保険が８月から実施し、他社も９～１０月に追随する見通しだ。通常の傷害保険は、生活時間の大半を占める就業中にけがをする確率が高いため、とび職やスポーツインストラクターなど危険を伴う職業で保険料が高めに設定されている。
（読売新聞）