2010/11/06 日本経済新聞「まちかど」

日本経済新聞の株式コラム「まちかど」を紹介します。

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[13回]

2010年11月6日の日本経済新聞「まちかど」
マーケット総合1面 P16

　　　　　＜底入れサインに期待＞

　5日の日経平均株価は上値のメドとされていた25日移動平均線(9,430円)と
26週移動平均線(9,530円)を上に抜けた。

株価チャートからは相場の底入れのサインが出ている。

　特に25日移動平均は前日値を上回る「上向き」に転じ「経験則では
今後は下値支持線として意識される」。

　25日移動平均が前回、上向きに転じたのは、
政府・日銀の円売り介入があった9月15日。
その後は円高進行が重荷となり、
日経平均が25日移動平均を上回った期間は1ヵ月程度にとどまった。

　今回の相場上昇はどこまで続くか。

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昨日書いた

米国株式市場サマリー（11月05日）
2010/11/06/12：00
http://cyberbizkiz.blog.shinobi.jp/Entry/15073/

･･･で判る通り、

□ＣＭＥ日経２２５先物　　９７１０　　 （＋　６０）(ドル建て)
□ＣＭＥ日経２２５先物　　９７００　　 （＋　５０）(円建て)

でありますので、明日11月８日（月曜日）は、高い処から
始まる可能性が高いです。

･･･で、もし「窓空け」スタートとなると、
上記 日経平均チャートを観て考えてもらえると判る通り、
「３空」となるワケです。

「３空」上昇のパターンは基本的に２パターン。

・３日目から少し下がる（ほぼ寄り天）
・３日目は騰げて終わるが、４日目は低い処からスタートして更に下がる。
「３空」上昇のパターンは、最初の上げ（初日）はまだ初動の買いのみで、
つぎの窓で買いのせと空売りの買戻しで加速（２日目）。
（３日目）最後の窓は乗り遅れた人たちの買いと空売りの踏み上げで
エネルギーは尽きる。

要は月曜日、買い方と売り豚の悲鳴の度合いで日足チャートが決まるだけで
もし明日で「３空」となったならば、
火曜日から一旦、下げ向かう可能性が非常に高いと考えて下さいませ。

例えば、もし明日「窓」が空かずとも、次に上のドコかで「窓」が空いたら
それで「３空」となり、それは下げを示唆するシグナルです。