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2010 11,03 12:00 |
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本日、11月3日は、京都 伏見の城南宮で 庭園を流れる川のほとりで、十二単のお姫様や、狩衣の公家たちが 木漏れ日もやわらかな平安の庭を、 色とりどりの狩衣(かりぎぬ)や小袿(こうちき)といった 琴の音が響く中、歌人はその日の題にちなんで和歌を詠み、 宴の間には白拍子の舞も静々と披露され、ゆったりと時間が流れる王朝の雅を 城南宮「曲水の宴」 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
曲水の宴(きょくすいのうたげ)は、平安時代の優雅な貴族の文化を この行事は、城南宮のすぐ近くにあったという鳥羽離宮で、 会場となる楽水苑は鳥羽離宮の庭園の遺構で、 四季それぞれにあった庭と御殿を造って渡殿(渡り廊下)でつなぎ、
この優雅な遊びをはじめたのは、4世紀頃、東晋時代の中国で、 王羲之は竹林に囲まれた風光明美な土地にある蘭亭に皆を集め、 この儀式が行なわれた春は、暖かくなって過ごし易くなると同時に 王羲之が行なった曲水の宴は、その習慣を風流にアレンジしたものです。 日本書紀によると、顕宗元年(485年)には宮廷の儀式として
この曲水の宴で、酒を満たした杯をのせて流す台となっているのが 唐の詩人李白が「春夜宴二桃李園一序」で、 城南宮の曲水の宴では、実際に羽を重ねて水鳥の形にこしらえた羽觴に また、神社の鎮座する伏見の地は「伏水」とよばれる PR |
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