GIPSY KINGS - INSPIRATION

素敵な連休をいかがお過ごしでしょうか？
只今 午後３時。午後ティーのお時間です。

本日の午後ティーのお供は、"GIPSY KINGS"の"INSPIRATION"です。

この曲は、時代劇『鬼平犯科帳』のエンディング･ソングです。
実はワタシ、子供の頃から超時代劇ファンなんですけれども、
今でも大好きなんですよねぇ～･････

･･･で、思うんですけれども、時代劇には必ず草花や景色等で
四季を表わし、季節感をとても大事にするのですが、
現代ドラマ等ではほとんど見受けられません。

冬なら雪降らせておけば良いかぁ～･･･的な感じで、
夏なら花火か浜辺を場面設定すれば良いかぁ～･･･なんて安易な設定。

時代劇なら夏、何げに朝顔市が開かれていたり、鮎等の夏魚を売ったり･･･
場面設定に欠かせないのが季節設定･･･小道具なんですよねぇ～･････

そんな楽しみ方もあるのですが、現代ドラマでは秋の場面設定なのに、
花束にはカサブランカ？？？･･･とか、胡蝶蘭が冬に出てきたりして、
毎度？？？マークが出てきます。

まるで季節感の無い安売りスーパーの温室野菜みたい｡｡｡
だから今の連中のアタマも温室野菜みたいなのかなぁ～･･･
カタチとサイズ･･･見てくれだけ重視･･･みたいなぁ～

まぁ～季節感は大切にしたいものです。

･･･で、本日は"GIPSY KINGS"にとても関係の深い世界情勢について
お話ししたいかと思います。
もし興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリックして下さいね。

日曜日の午後ティーのお供に彩りある一曲を！
もし宜しければお聴き下さい。

GIPSY KINGS - INSPIRATION

[4回]

イタリア：「ロマ偏見、助長しないで」　
ローマ南郊居住者「８０％が定職あるのに…」
毎日新聞　2010年9月28日　東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20100928ddm007030159000c.html

　◇首相らの批判に懸念

　【ローマ藤原章生】「我々多様なロマを一くくりにしないでほしい。差別を助長するだけだ」－－。イタリアの首都ローマ南郊のロマ居住区の代表は、フランス政府のロマ強制送還をめぐる議論に神経をとがらせている。イタリアでも、ベルルスコーニ首相や与党の極右政党党首がここぞとばかりに「ロマ批判」を公言しており、差別が広がるのを恐れているためだ。

　欧州委員会によると、イタリアには約１４万人のロマがいる。ローマ南郊の通称「カンドーニキャンプ」には８０年代末から９０年代にかけて、ルーマニアとボスニア・ヘルツェゴビナから移住してきた約９００人がトレーラーハウスで暮らしている。全員が、イタリア国籍か滞在許可証を持っている。

　約２５０人が１５歳以下。キャンプの世話役、バンバラウさん（４９）は「就学率は９８％で、住人の８０％が廃品回収など自営を含めて職についている。スーパーに勤め、職場で表彰された若者もいる」と話す。

　フランス政府の送還策については、意外にも全面的に反対という立場ではないという。「土地の不法占拠など違法行為は取り締まるべきだ。だが、『ロマ問題』と名付け、ロマ全員を邪魔者と決めつける議論が出てくるのは怖い」

　ベルルスコーニ首相は今月中旬、仏フィガロ紙との会見で、サルコジ大統領の「ロマ追放策」を支持し、「ロマ問題は仏だけでなく欧州すべての問題だ」と語った。また、極右政党「北部同盟」のボッシ党首も１２日の党大会で、イタリアも追放策を進めるかと聞かれ、マイクを手に「（同じ党所属の）マローニ内相がすでに（内閣に）求めたはずだ。空き巣の大半はロマの仕業だからな」と語った。

　「本来、あんな差別発言を政府要人がしたら辞職だと思うが、そんな声が上がらないのが今のイタリアだ。彼らは、サルコジ大統領に便乗して暴言を吐き、大衆の空気を読んでるんだ」とバンバラウさんは懸念する。

　現政権は０８年に「治安」を理由に子供も含むロマ全員に指紋押印を強制しようとしたが、欧州委やカトリック団体の反発にあって取り下げた。ナポリでは住民がロマのキャンプを破壊し追い出す事件も起きている。

　ローマでは２４日から与党「自由国民」の市会議員名で「ロマの占拠キャンプからローマを解放せよ」「移民を止めろ」と書かれたポスターが張られ出した。

　イタリア政府は追放策を取っていないが、仏のやり方や右派の暴言に対する国民の反応を探っているところがある。左派の野党は弱く、彼らの声は響いてこない。

　メディアでは「イタリア語も話さず固まって暮らし、融和しない」と中国人がよくやり玉に挙げられるが、政府要人による批判は少ない。「我々が標的になるのは、国家という後ろ盾がないからだ。『流浪の民』というのは全くの偏見で、我々の多くは定住型で、みな社会に溶け込み普通に暮らしたいのだ」

　バンバラウさんはイタリアに来た８０年代末から、差別的な空気が年々高まってきたと感じている。

【関連記事】
フランス：ロマ追放 送還、ＥＵ法抵触 欧州委判断、法的措置も
毎日新聞　2010年9月30日　東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20100930ddm007030123000c.html
「多文化主義は完全に失敗」 メルケル独首相が発言
CNN Japan　‎2010年10月18日‎
http://www.cnn.co.jp/world/30000585.html

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皆さんは「ロマ人」を知っていますか？？？
ニュースなどで「ロマ人」という名を聞いた事がある方も
少なからずいるかと思いますが、

この「ロマ」とは「ジプシー」のことです。
そう！ "GIPSY KINGS"の「ジプシー」です。

日本では、フラメンコのカルメンや「ノートルダム・ド・パリ」の
ヒロインたち、ジプシージャズのジャンゴやジプシーキングスのリズムを通し、
ジプシーに対してロマンチックで情熱的で、
ノスタルジックなイメージを抱いています。

　通説によると、ジプシーの起源はその言語的類似性から
インドということになっています。

ジプシーの共通語ロマニ語がインドのサンスクリット語に似ているからだとか、
しかし、友人のジプシーたちはロマニ語を知らないし、喋らない。

世間のざわめきをよそに、フランスで約40万人、ヨーロッパで約1,000万人、
世界で約1,300万人のジプシーが、それぞれジプシーらしく生きていると
言われています･････が、何一つ確かな話はありません。

◆ジプシー・ジタン・ロマ

　ジプシー、ジタン、チガンヌ、チゴイネル、ジンガリ、ヒターノ、ボヘミアン、タタール、サラセン、ブーミアン、ヘイデン、ファラオニ、シンティ、マヌーシュ、カルデラシュ、などなど、通称ジプシーには無数の呼称があります。

　南仏プロヴァンスではカラク（クズ）と呼び捨て眉をしかめる。
ジプシーが立ち寄った先々の住民が勝手につけた呼び名で、
＜邪魔者＞＜異教徒＞＜汚い奴＞といった意味あいのものが多いです。

　一方のジプシーは非ジプシーを＜ガジェ（よそ者）＞と、
一まとめにくくって呼んでいます。

　最近になって＜EUロマ権利センター＞や＜ガジェ（よそ者）＞の
ロマ支援団体やロマ活動家たちが＜ジプシーをロマと呼ぶ運動＞を始めた。

ジプシーは差別用語とヒステリーを起こすむきもあるので、
以降は＜ロマ＞と呼ぶことにします。
ただし、関係者の発言などは原文のままの使用語を残しておく。

　まぁ～当事者のロマたちは「好きにほざけばいい」と、
自分たちの呼称に関して無頓着です。
「ガジェはガジェ（よそ者はよそ者」という彼らの諺を盾に、達観している。

　ロマの受難史は中世の魔女裁判からナチのアウシュビッツ．ガス室まで、
ユダヤのそれに酷似しています。
600万のユダヤ人がナチに虐殺されたことは世界中が知っていますが、
その中に50万のロマ犠牲者がいた事など、誰も気に留めてこなかった。

ユダヤ人のように犠牲を逆手にとって民族を復活させるという野心が、
ロマになかったからなのかもしれません。

　サルコジ仏大統領は、移民．流民（ロマ）を目の敵にし、
内相時代から締め付けを強化してきました。

そういうサルコジ自身がハンガリー移民2世なのです。
カオはどう見てもイタリア系にしか見えないのですが、
間違ってもＮＹで会ったらフランス人には見えません。

2005年、2人の北アフリカ移民二世が警官の追跡で死亡した。
この事件は、フランス全土で移民法に反対する大デモを巻き起こしました。

時のサルコジ内相は移民．流民（ロマ）を＜人間のクズ＞と罵倒し、
強権を奮います。しかし移民2世サルコジ自身も＜人間のクズ＞ということになる。

2010年9月に入ると＜クズのサルコジ＞はロマ追放をますます強化させて行きます。
問題は、このロマ追放策をフランス国民の65％が支持していることです。

そしてなんと、"GIPSY KINGS"ジプシーキングスのママ
有名になりすぎた息子たちの金銭争いを嫌って、ローヌ河畔で
キャンプ生活をしていたのですが、最近は姿を現さなくなったそうです。
THE JOURNAL NewsSpiralより一部転載

ユダヤ人も中国人も、その他東欧諸国の人々も欧州では流浪の民です。
それを一括（ひとくく）りにロマ人（ジプシー）に押し付けている。
全て悪いのはロマ人（ジプシー）だと。

それはおかしい。
日本に居る在日（各国）の方々と同じで、
昔からいる在日（各国）の方々と、ここ10年程度前から
日本に住みついた新在日（各国）の方々とは分けて考えるべきです。
･･･が、日本でもそうではありません。

昔から日本に住んでいる在日（各国）の方々の多くは、
日本と同化しつつありますが、
新在日（各国）の方々は全く異文化の方々です。
やはり近い将来、衝突の火種（原因）となることでしょう。

実際、今の政権である民主党は「一括（ひとくく）り」にしています。

しかし、衝突した際の「一括（ひとくく）り」に
ワタシは今から非常に懸念しております。

まぁ～昔から知っている在日（各国）の方々には
前々から何か日本で上記のような事があって困ったら
スグにワタシに連絡してくれ･･･とは言っているのですが･････

イザとなれば匿（かくま）える･･･住める場所も数ヵ所用意しているしねぇ～･･･
勿論！戸建だよ！　だから一家族･･･親戚含めて住めます。
･･･が、そんなに大きくはないけれどもね。
まぁ～そんな事が起きれば贅沢は言ってられないけれども･････

まぁ～でも難しい問題ですね。

日本も経団連等を中心に労働力や年金負担者の不足を
安易に移民で賄う事を主張する者も多いですが、
上記欧州の例を見ても安易な移民による多文化主義はやがて破綻することは
明白なんです。
そして在日外国人に地方参政権を与えると、これが火種（原因）の元となり、
在日外国人排斥に繋がり、そうなれば対馬には韓国人が、
沖縄には中国人が殺到し、やがて日本人と彼らの間で
殺し合いが起きるでしょうねぇ～･･･

でもこれって実は、元となるのは経団連が推し進めてきた
労働力確保による新在日（各国）なんですよねぇ～･････

･･･で、「一括（ひとくく）り」にされて
昔から日本に住んで日本と同化している在日（各国）の方々の多くが
極普通の善良な方々･･･をも巻き込む事となるんですよねぇ～･････

今からでも何とかならんものかなぁ～･････
悪いヤツほど目立つしなぁ～･･･困ったものだ。