6/12 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼非鉄株が軒並み安、海外非鉄市況安が売り要因に
非鉄株が軒並み安。住友金属鉱山<5713>が一時１８０円安の２６６０円まで売られ、３日続落となったほか、東邦亜鉛<5707>、ＤＯＷＡ<5714>、古河スカイ<5741>も下落した。８日のＬＭＥ（ロンドン金属取引所）での非鉄各商品の下落やＮＹ先物市場での金の下落を嫌気した。８日のＬＭＥでは、非鉄各商品が下落。アルミ３カ月先物は前日比４６ドル安の１トン＝２６９０ドル、銅３カ月先物は同２９０ドル安の１トン＝７１４０ドル、ニッケル３カ月先物は同６００ドル安の１トン＝４万２３００ドルでそれぞれ取引を終了した。同日のＣＯＭＥＸ（ニューヨーク商品取引所）では金先物も下落。中心限月８月物の終値は前日比１４．９ドル安の１トロイオンス＝６５０．３ドルで取引を終了した。このところ、ＬＭＥの非鉄各商品やＮＹ金先物は調整色を強めつつある。価格が依然高水準にあることに違いはないが、とりわけ非鉄相場については中国の動向や相場の値動きに一喜一憂する展開が続きそうだ。

△インスペック<6656>が一時ストップ高、今期の大幅増益見通しに買い先行
インスペックが一時３万円ストップ高の１９万８０００円まで噴き上げた。東証マザーズ市場では値上がり率２位。８日に前０７年４月期（非連結）決算とともに今期見通しを発表、大幅増益見通しが打ち出され、買いが先行した。今期の経常利益は前期比６．７倍の２億３０００万円、税引利益は同４．９倍の２億４０００万円とした。テープ検査装置のバージョンアップ開発が完了し、製品ラインアップの充実で売上高の伸長を図る。また、繰延税金資産の増加が見込まれるとしている。

△ササクラ<6303>が反発、海水淡水化装置トップとしての実力見直す
ササクラが反発し、一時５６円高の１４５５円まで買われた。１１日付の株式新聞で、世界的に気候変動や公害汚染により水不足が深刻化していることから、良質な水を得る手段として海水淡水化装置の有望性が取り上げられ、同装置でトップクラスにある実力が改めて見直された格好だ。今０８年３月期の連結売上高はサウジアラビア向けの大口の海水淡水化装置の案件が売上に立つこともあり、２１８億円（前期比５８％増）、営業利益１２．２億円（同４０％増）と大幅増収増益の会社側見通しにある。中東地区は原油高によって財政が潤沢になっており、先行きの事業展開にも追い風が吹いている。株価は２５日、７５日の両移動平均線を上抜き、新たな上昇トレンド入りを示唆しており、さらに水準訂正の動きが強まることが予想される。

▼クリムゾン<2776>がストップ安比例配分に新安値、今期一転経常赤字見通し、無配転落に失望売り
クリムゾンが２万円ストップ安の９万１０００円で比例配分され、４月２４日の年初来安値９万１１００円を更新した。カジュアル衣料の卸売りを手掛ける同社は８日に今０８年１月期連結業績予想の下方修正を発表、経常損益で前回発表の２億９５００万円の黒字から３億１１００万円の赤字とし、失望売りを浴びた。第１四半期に低温気候の影響で夏物商品の立ち上がりが遅れ、売上高、利益ともに当初予想した数値に届かなかったことが主な要因。また年間配当（期末一括）を無配としたことも嫌気された。前回発表では２０００円となっていた。

△東芝<6502>が堅調、ＳＯＸ指数上昇などを好感し年初来高値に迫る
東芝が堅調。一時２０円高の９４８円まで買われ、５月１０日の年初来高値９４９円に迫っている。８日の米国市場でフィラデルフィア証券取引所の半導体指数（ＳＯＸ）が前日に比べ３％以上も高い水準で引けたこと、フラッシュメモリーの価格が堅調に推移していることなどが好感されている。また、今月中には米国でアップルの新型携帯電話「ｉＰｈｏｎｅ」が発売される予定。主要部品のフラッシュメモリー大手である東芝に対する関心が高まる方向。

△セントケアＨ<2374>がストップ高カイ気配、北海道進出を好感
訪問介護のセントケア・ホールディングが急騰。１万円ストップ高は６万１７００円カイ気配。８日、札幌市を中心に訪問介護、居住介護支援を展開する北海道介護サービス（未公開）の株式を取得し、連結子会社化すると発表したことを材料視している。北海道介護はここ数年、減収減益続き。収益への影響は軽微だが「北海道に進出できたことは大きい」（セントケア）という。業界は社会問題となっているグッドウィル・グループ <4723> の「コムスン事件」に揺れる。同社を含む同業者には顧客流出に伴う「残存者メリットが思惑視されているが、同社では「今は様子を見ている状況」（同）。株価は４日連続のストップ高となっており、目先的には過熱感が強まっている。
（株式新聞ダイジェスト）

□東亜道<1882>、希望退職募集に１２４人が応募
東亜道路工業は１１日、５月１０日から２５日まで実施した希望退職者の募集に１２４人が応募し、６月３０日で退職することになったと発表した。募集人数は１２０人だった。これに伴って約８億円の特別損失を計上するが、０８年３月期の業績予想には織り込み済みとしている。一方で人件費の減少額は０８年３月期に約７億円、０９年３月期は約９億円と見込んでいる。
（ラジオNIKKEI）

△自社施工の賃貸マンションで30年の品質保証　東レ<3402>建設
東レ建設は、一般的に２年から10年とされている主要構造部や主配管など、30年間にわたって品質を保証する賃貸マンション専用のシステム「ＴＲＹ30」を新開発した。適用第一号となった自社開発の賃貸マンション（ＲＣ造９階建、67戸）が東京都調布市に完成し、供給先として決まっていたパシフィックマネジメントのグループ会社に引き渡しを済ませた。同社は、ゼネコンとディベロッパーの両機能を併せ持つのが強みで、企画・設計・施工・管理、耐震診断やリフォームに至る一貫した施工体制を生かして蓄積してきたノウハウを、新システムに投入したという。対象となる建物は、東レ建設による設計・施工、指定事業者へ30年間の施設管理委託、同社による必要メンテナンス工事（有償）の実施が条件となる。

△マンション管理06年度受託実績、昨年に続き大京<8840>がトップ
住宅新報が高層住宅管理業協会の会員を対象に調査した「主要マンション管理業者のマンション管理状況」によると、上位20社の合計管理戸数は前期比約10万戸超増加し、260万4,552戸（前期比4.2％増加）となった。１年前に比べて7,400戸増加した大京アステージ（旧社名・大京管理）が、昨年に続き管理戸数、棟数、組合数でそれぞれ最多となった。06年度管理戸数は331,607戸。これに続く日本ハウズイング<4781>は、年間増加戸数が20社中最多となる１万4,525戸を積み増して、312,261戸。30万戸の大台に乗せた。唯一、戸数を減らしたのが日本総合住生活で、棟数、組合数も同様に減少した。管理戸数３位は、東急コミュニティー<4711>で274,906戸（6,105戸増加）、続いて長谷工<1808>コミュニティが181,276戸（11,725戸増加）、三井不動産<8801>住宅サービスグループが170,736戸（12,754戸増加）となった。
（住宅新報）

▼中国電力<9504>、個人情報含む書類紛失＝顧客名や住所など193件分
中国電力は11日、岡山営業所サービス区域で個人情報193件分を含んだ書類23枚を紛失したと発表した。　

▼復水ポンプにトラブル＝川内原発（九州電力<9508>）1号機、定期点検中―鹿児島
定期検査中の川内原子力発電所1号機（鹿児島県薩摩川内市、加圧水型）で11日、3台あるうち1台の復水ブースタポンプが自動停止し、待機中の別ポンプが自動的に起動するトラブルがあった。安全性や周辺環境への影響はないという。

■トヨタ<7203>以外6社にも申し入れ＝原告側、一時金増額求める－東京大気汚染訴訟
東京都内のぜんそく患者らが国、都、自動車メーカー7社、首都高速道路会社に損害賠償を求めている東京大気汚染訴訟控訴審の和解協議で、原告らは11日、メーカー7社のうちトヨタ自動車を除く6社を訪れ、賠償金に当たる解決一時金の支払額を増やすよう申し入れた。原告らは日産自動車<7201>、三菱自動車<7211>、日野自動車<7205>、いすゞ自動車<7202>、日産ディーゼル工業<7210>、マツダ<7261>の6社を訪れ、総務担当者などに対し、各社長への面会と一時金の額の再考を求める文書を手渡した。一部メーカーは「裁判所の所見を待っている状況だ」と答えたという。　

▼グッドウィル<4723>、「許し難い」＝活動自粛、役職退任処分を決定－経団連
日本経団連は11日、訪問介護最大手コムスンの不正行為を受け、親会社グッドウィル・グループの折口雅博会長の経団連理事退任と、同社の活動を「当分の間」自粛させる処分を発表した。御手洗冨士夫会長は「社会貢献を生業としている業種は、普通の会社より厳しい自己規律に基づいた経営をやっていくべきだった。許し難い」と強調、同社の行為を強く批判した。折口会長が同日午前、経団連を訪れ、理事退任を申し出たという。これを踏まえ、経団連は会員企業の処分などを検討する「定款13条委員会」を開き、今回の処分を決定した。役職退任と期限の付かない活動自粛処分は、2004年3月、総会屋への利益供与事件を起こした西武鉄道以来で、会員の不祥事企業に対する処分としては最も厳しい措置。厳しい処分に踏み切ったことについて、「介護事業をめぐるこのたびの不正は極めて遺憾であり、深刻に事態を受け止めている」と述べ、同社に対し社会からの信頼回復に全力を挙げて取り組むよう求めた。

△百貨店で実演、職人技＝鼻緒すげ替えなど人気
「和」の商品の流行とともに、日本の伝統工芸を見直す機運が高まっている。売り場で職人が実演する百貨店が増え、顧客には「老舗の敷居は高いが、百貨店で職人技を目の当たりにできるのは貴重な機会」と好評だ。松屋<8237>銀座（東京都中央区）には、東京・四谷の老舗履物屋「四谷三栄」の職人らが交代で常駐。足の形に合わせて下駄や草履の鼻緒すげ替えなどをしている。創業3代目の伊藤実さん（33）は「『履きなれない下駄や草履は痛い』というイメージをぬぐい去り、履く機会を増やしてほしい」と語る。浴衣販売の最盛期を迎える7月からは鼻緒1000種類、下駄の台100種類を用意。価格は鼻緒と台の合計で8500－1万5000円が主流だ。　
（時事通信）

■ブルドックソース<2804>　買収攻防…２４日の株主総会が焦点に
ブルドックソースと米系投資ファンド、スティール・パートナーズの買収攻防は、ブルドックの新株予約権の発行による買収防衛策が、２４日の株主総会で承認されるかどうかに焦点が移った。防衛策が発動されれば国内初のケース。そうなれば、スティールが予約権の発行差し止めを求めて法廷闘争に持ち込む可能性もある。

△三菱重工業<7011>　次世代国産旅客機の模型出展…パリ航空ショー
三菱重工業は１１日、パリ郊外で１８～２４日に開かれる「第４７回パリ国際航空ショー」に次世代の国産旅客機「ＭＲＪ」（三菱リージョナルジェット）の模型を出展すると発表した。官民が協力して開発し、１２年度の就航を目指しているもので、燃費性能の高さや客室の快適性などを世界の航空機業界関係者にアピールする。ＭＲＪは座席数が７０～９０席の小型ジェット機。ショーには２０分の１模型と、客室部分の実物大模型を出展する。１列４席の客室は床から天井までの高さが約２メートル。座席は薄型シートを採用して足元の空間を確保し、大型旅客機並みの快適さを追求した。また、次世代エンジンの搭載などで燃料の消費量を従来機比２割削減する。三菱重工は０３年、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）」から助成事業者に選定され、昨年秋に国内路線から引退した国産旅客機「ＹＳ１１」に続く国産機としてＭＲＪの開発を目指している。０８年３月をめどに事業化の是非を最終決定する。
（毎日新聞）

▼三協立山<3432>アルミ製カーポート、屋根の骨組みが落下の恐れ
アルミ建材メーカー「三協立山アルミ」（富山県高岡市）が１９９０年から９６年に製造販売したカーポートの一部で、屋根の骨組みのアルミ材（長さ８０センチ、重さ約１３０グラム）が落下する恐れがあることがわかった。同社は、対象製品の点検、修理を無料で行う。対象製品は、合併前の三協アルミが製造した「エクモア」「ツルベール」「ツルオーレ」の３種類で、製造年は製品のラベルで確認できる。同社によると、車のボディーに傷がついたトラブルが報告されている。けが人は出ていないとしている。
（読売新聞）

△腎臓病患者向け牛丼・親子丼　日清サイエンス（日清オイリオグループ<2602>）
日清サイエンスは2007年6月11日、腎臓病患者向け「レナケアー」シリーズで「茶わんで牛丼」と「茶わんで親子丼」のセットの販売を始めた。たんぱく質や塩分を制限しながらもおいしい製品を実現したという。お湯をかけて約2分かき混ぜるだけで丼ものの具が出来上がる。それぞれ5食の計10食のセットで販売し、希望小売価格は1,995円（税込み）。
（J-CASTニュース ）

△QRコードでWebMoney決済
ウェブマネーは、プリペイド型電子マネー「WebMoney」で、携帯電話でQRコードを読み取って決済する仕組みを6月12日に導入する。プリペイド番号をQRコード化して印字。読み取るだけで決済できる。WebMoneyは決済時に16けたの番号を入力する必要があるが、QRコード化で入力の手間を省いた。
QRコードの発行は、全国のファミリーマート<8028>7000店に設置されている端末「Famiポート」で行う。Famiポートの画面でWebMoneyを選択すると「Famiポート申込券」を印刷。レジで代金を支払うと、券と引き換えにQRコードとプリペイド番号を印字したシートがもらえる。WebMoneyは従来、PC向けオンラインゲームの決済などでよく使われていたが、最近は携帯サイトでの利用が増えているという。

△携帯で撮影したCDジャケット画像を活用し楽曲情報を検索
バンダイネットワークス<3725>とレーベルモバイルは、携帯電話のカメラでCDジャケットを撮影すると、そのCDを自動検索して情報を表示するサービスを6月末から始める。情報画面にはレーベルモバイルが運営する着うたサイトへのリンクを張り、着うたなどの購入につなげる。バンダイネットワークスが展開している、「カメラでケンサク！ERサーチ」を活用する。専用アプリを起動し、CDジャケットをカメラで撮影すると、撮影した画像の特徴点を抽出してサーバに送信。あらかじめ登録されている画像の特徴点データとマッチングし、商品情報などを検索結果として表示する仕組み。検索対象は、レーベルモバイルと提携するレコード会社の15万枚以上のCD。無料で利用できる。
（ITmedia News）

△ＨＩＳ<9603>、ＤＶＤ付きカラーパンフレットのツアー「ｉｍｐｒｅｓｓｏ　カナダハイライト８日間」を発売

△三井住友海上火災<8752>、台風襲来対応の天候デリバティブ「台風用心」を販売

△千葉銀行<8331>、「ひまわり倶楽部」会員限定のキャンペーンを実施

△アルファライズ<3322>とランドスケイプ、「新規顧客の獲得支援サービス」提供で業務提携

△ブリヂストン<5108>スポーツ、スポーティーなキャディバッグ「ＴＯＵＲＳＴＡＧＥ　ＣＢＴＶ７４」を発売

△武田薬品<4502>、米アルケミックス社とアプタマー医薬品の共同研究で合意

△アイレップ<2132>など、検索サイトでの画面上の目線の動きを測定した調査結果を発表

△パナホーム<1924>、高耐震性能のオール電化賃貸住宅「エルメゾン　ネクスト」を発売

△コナミ<9766>スポーツ＆ライフ、コンビウェルネスとメタボリック対策にも効果的な「新エアロバイク」を開発

△ＩＳＩＤ<4812>、Ｍａｃ　ＯＳ　Ｘに対応したテレビ会議システム開発キットを発売

△ファミリーマート<8028>、「三越のお中元」と「酒ギフト」の取り扱い開始

△明治乳業<2261>、果肉入り「明治ブルガリアヨーグルトクリーミーリッチりんご」を発売

△ＮＩＳグループ<8571>、ビジネスバンクコンサルティングと投資銀行業務での相互協力などで業務・資本提携

△三菱鉛筆<7976>、遊び心と携帯性を持ち合わせた軸伸縮機構付き筆記具「ＪＵＭＰＯＰ（ジャンポップ）」を発売

△新生銀行<8303>、個人年金保険「パワープレジャーズ～年金の恵み～（米ドル建）」の取り扱い開始、優遇金利の円定期預金提供など「新生プラチナサービス」を開始

△キヤノンソフト<9623>、中堅上場企業向け内部統制構築実践ガイダンスサービスを開始

△ノーリツ鋼機<7744>、地球環境に優しい小型ドライ写真用プリンター「Ｍ３００」を全世界で販売

△インフォコム<4348>、完全Ｗｅｂ対応の次世代化合物データベース管理システム「Ｊ－ＳＴＲＩＫＥ」を販売

△サンリオ<8136>、新キャラクター「ベストフレンズストーリー」シリーズを発売

△日立<6501>と沖電気<6703>、福岡銀行に「ネットバンキングＥｄｙチャージサービス」を提供

△マクロミル<3730>、インターンシップ制度に関する調査結果を発表

△シャープ<6753>、「パピルス」シリーズから手書きパッド搭載の「ワンセグ」電子辞書を発売

△テリロジー<3356>、独アスタロー社製ＵＴＭゲートウエイアプライアンスの新製品を発売

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、ワイヤレスミュージックケータイ「Ｐ９０４ｉ」を発売

△日清食品<2897>、カップ焼そば「日清まるトク　屋台ソース焼そば」を発売、カップめん「日清　麺の達人カップ　しおそば柚子七味仕上げ」を発売

△東京特殊電線<5807>、医療機器における品質マネジメントシステムＩＳＯ１３４８５の認証を取得

△パイオニア<6773>、次世代サラウンド「Ｄｏｌｂｙ　ＴｒｕｅＨＤ」など搭載のＡＶマルチチャンネルアンプ２機種を発売

△大正製薬<4535>、ドリンク剤専用工場として「製剤２号棟」完成

△アサヒ飲料<2598>、清涼飲料水「アサヒ　ぎゅぎゅっとしみこむコラーゲンウォーター」をリニューアル発売

△ニプロ<8086>、フィリピンのマニラに現地法人を設立

△小野薬品<4528>、過活動膀胱治療剤「ステーブラ錠０．１ｍｇ」を発売

△杏林製薬<4569>、過活動膀胱治療剤「ウリトス錠０．１ｍｇ」を発売
（日経プレスリリース）

△トヨタ<7203>、ミニバン「アルファードＧ」「同Ｖ」を一部改良し、発売
トヨタ自動車は１１日、ミニバン「アルファードＧ」「同Ｖ」を一部改良し、発売した。３０００ｃｃエンジン搭載車で、「平成１７年基準排出ガス５０％低減レベル」を取得し、環境性能を高めた。アルファードＧはトヨペット店、同Ｖはネッツ店で販売。価格は２８３万５０００－４３２万６０００円。同時に、両車の特別仕様車も発売。挟み込み防止機能付きのパワースライドドアや、スエード調の高級人工皮革「アルカンターラ」をあしらったシートを採用するなど、高級感を高めている。価格は３２９万７０００－３６３万３０００円。
（日刊工業新聞）

△ビル再生事業で急成長―ＩＲセミナー開催　サンフロンティア不動産<8934>・堀口社長が説明
弊社主催のＩＲセミナーが１１日午後２時から東京証券会館ホールで開かれ、サンフロンティア不動産の堀口智顕社長が「サンフロンティア不動産の成長戦略」と題して説明した。同社は今年２月に、ジャスダックから東証１部に直接上場した。リーシング力を生かした都市部の不動産再生をテーマに、新しいタイプの総合不動産サービスを目指しており、幕末薩摩の「郷中教育」をモデルとする独自の「人財教育」には定評がある。また、若い社員が活躍できる環境づくりにも力を入れており、２０、３０歳代が全体の９割を占めるのも特徴。従来型の開発でなく、循環型社会に向けた地球環境問題の解決と、人と環境が共生・発展する社会づくりに貢献することを目指している。今３月期も連結売上高５５０億円（前期比５６％増）、経常利益９９億円（同１９．４％増）と、引き続き大幅な増収増益を計画、年間配当は１５００円（同１０００円）の予定だ。次いで株式講演会に移り、三菱ＵＦＪ証券・投資情報部長の藤戸則弘氏が「当面の投資環境と運用戦略」をテーマに講演。その後、雨宮京子アナウンサーの司会で「商品券」の当たる抽選会を行い、盛況のうちに終了した。
（株式市場新聞）

△極楽湯<2340>がモミ合いを抜く
極楽湯が、１７円高の６０５円と反発しモミ合いを抜いている。足元の業績は前期の営業利益が前々期比８０．４％増の２億７２００万円、今期も前期比１０．２％増の３億円と好調持続が見込まれている。株価は４月４日４７５円を底に反騰、１月２３日につけた年初来高値６６１円まで戻りを試す展開か。

△ジェーソン<3080>は反発。新興で低位だが、堅実銘柄。上昇局面で、６００円奪回へ
ジェーソンは反発→反落。今朝は６６円高の５４９円で始まり、後場には一時、５５７円まで買われたが、その後、下落ぎみだ。とはいえ、５００円台はキープし、大証ヘラクレス市場値上がり率上位にランクインしている。とくに材料が出たわけではないが、５月１０日につけた高値９４９円から続落してきて、自律反発の時期に来ていた。このまま続伸傾向で行けば、２５日移動平均線６００円ラインまでの戻りは期待できそうだ。同社は首都圏で、低価格日用品を中心に扱う、バラエティストア５４店を展開している。年１０店前後の出店を計画している。業績は堅調で、２００７年２月通期の連結決算は前年比増収増益。２００８年２月期連結業績予想は、経常利益が微減益見込みだが、売上高と純利益は増収増益としている。株価５００円台で、単位１００株なので、買いやすさも魅力。
（証券日刊新聞）

▼ビジョンメガネ<7642>、5月売上高は既存店が8％減
ビジョンメガネの5月売上高は、既存店が前年同月比8.0％減の10億0200万円、全店が同2.3％減の11億0100万円だった。

△ＪＩＮ<3046>の5月月次売上高
ジェイアイエヌの5月月次売上高は、既存店が前年同月比3.4％増、全店が同45.6％増だった。

△モロゾフ<2217>、第1四半期は経常利益50％増
モロゾフの第1四半期業績は、経常利益6億4500万円（前年同期比50％増）、純利益6億3400万円（前年同期7800万円の赤字）だった。1月通期は、経常利益7億円（進ちょく率92％）、純利益6億円（同107％）だった。

■日本和装<2499>、今期は経常1％増益予想　四季報予想下回る
日本和装ＨＤの今4月期連結業績は、経常利益9億8000万円（前期比1％増）、純利益5億3000万円（同変わらず）となる見通し。四季報予想の経常利益12億5000万円、純利益6億5000万円を下回った。

▼オープンインター<4302> 有報提出遅延 一時監査法人辞任
オープンインターは、第15期有価証券報告書が法定提出期限の6月30日までに提出できない可能性があると発表した。一時監査法人の隆盛監査法人と事業計画に見解の相違がある事が遅延理由としている。なお、隆盛監査法人は一時監査法人を辞任し、監査法人ウイングパートナーズが一時監査法人に就任するとしている。

▼ミクロ情報<9928> 子会社取引先ＮＡＪ破産で16億損失か？
ミクロ情報は、子会社のミクロ・システム・トレイディングがの取引先のＮＡＪが破産したが、この会社に対して16億6200万円の金銭債権があると発表した。この仕入れ債務に関しては支払いを留保しており、この債券に関わる売上計上は1200万円。なお、ＮＡＪは架空取引の報道があり、関係の有無を今後調査するとしている。

△スギ薬局<7649> 5月月次売上高
スギ薬局は、5月のグループ合計の月次売上高は全店で11.1％増と発表した。客数は9.2％増・客単価は1.7％増。

△ジェイコム<2462> 5月売上高
ジェイコムは、5月の月次売上高が前年同期比47.5％増・累計で同44.3％増と発表した。

▼アビリット<6423> 今6月中間期下方修正 無配に
アビリットは、2007年6月中間連結予想を発表した。パチスロ遊技機関連部門・プリペイドカード関連事業の売上計画未達に伴い、業績修正となった。売上高107億円（前予想131億円）、経常利益7.94億円赤字（同1.7億円）、当期純利益9.91億円赤字（同1.33億円）、中間配当無配（同10円）。

△イハラケミカル<4989>、4月中間予想を上方修正
イハラケミカルは、4月中間期の連結業績予想を上方修正、経常利益16億3600万円（前回予想6億円）、純利益8億1500万円（同3億円）とした。

△イハラケミカル<4989> 前4月期上方修正
イハラケミカルは、2007年4月中間連結予想を発表した。為替の円安や高利益品目の出荷が早まったことに加え低利益品目の販売の遅れたこと、販売費及び一般管理費の発生が下期にずれ込んだことにより上方修正となった。売上高111億円（前予想106億円）、経常利益16.36億円（同6億円）、当期純利益8.15億円（同3億円）。
（證券新報）