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2010 09,25 17:00 |
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新興市場見通し:上値の重い展開、統合でJASDAQ市場の主力株に注目 9/20-24の新興市場は、立会い日数が3日間であったことから、全般に方向感のない展開となった。海外株高や追加の為替介入に対する期待感などが心理的な支援材料となったものの、様子見ムードは根強く、押し目買いの動きは強まらなかった。週間の騰落率はマザーズ指数が-1.2%、ヘラクレス指数が-1.0%、日経JASDAQ平均が+0.7%となった。JASDAQ市場においては引き続き、株価が100~200円程度の低位株が乱舞する状況であったことから、相対的に底堅い展開に。ただし、週末のマザーズ市場の売買代金は59億円と今年最低となったほか、09年3月以来、約1年半ぶりの低水準となるなど閑散ムードが強まっている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
9/27-10/1の新興市場は、引き続き、上値の重い展開となりそうだ。追加の為替介入や、それに伴う為替市場の動向に左右されることが見込まれるなか、中小型株については腰の据わった資金が向かいづらい状況であり、値幅取り狙いの短期資金による物色が中心となりそうだ。また、売買代金の低迷が続くマザーズ市場では、先週末に指数が終値で9月3日以来、約3週間ぶりにサポートとして意識されていた25日線を割り込んだ。8月末からの短期リバウンドは、いったん終了となる可能性があることに留意したい。一方、JASDAQ市場では、8月安値から緩やかなリバウンド基調が継続している。また、8月中旬以降、JASDAQ市場と東証二部市場では、外国人が小幅ながら買い越しとなっているとの指摘もある。 物色動向としては、楽天やセブン銀<8410>、第一精工<6640>、一建設<3268>などJASDAQ市場の主力株に見直しの動きが強まるか注目。また、先週末には電機・通信各社が連携することで、米アップルの「iPad」に対抗し、相次ぎ電子書籍型端末を実用化すると報じられており電子書籍関連やモバイルコンテンツ関連の刺激材料にも。その他、任天堂<7974>は、29日開催の「Nintendo Conference 2010」において「3DS」の詳細発表を予定しており、ユビキタス<3858>やエイチアイ<3846>など任天堂、3D関連があらためて物色される可能性も。 なお、9/24に大証は一部銘柄を除き、これまでのJASDAQ市場やヘラクレス・スタンダードの上場企業を新市場では「スタンダード」に、ヘラクレス・グロースやNEO上場企業を「グロース」に区分すると発表している。 PR |
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