明日の日本株の読み筋＝単独介入でどこまで円安が進むか
モーニングスター　2010/09/15 18:48
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=361120

　政府・日銀による円売り介入が起爆剤になり、円が対主要通貨で急落した。円高・債券高とされる菅政権で、「まさか１ドル＝８３円割れで介入するとは思わなかった」（国内投信）との声もあり、１４日の株式市場にとってはポジティブサプライズとして功を奏した。取引時間終了後も円売り介入が続いたとの指摘もあり、ドル・円は８５円台半ば、ユーロ・円も一時１１１円台を回復するなど円は上値の重い展開となっている。このまま円安が進行するようだと、１５日の東京株式市場も、輸出関連株への買い戻し加速で戻り歩調を強める展開が期待されよう。

　一方、市場では、日本の単独介入に、大きな効果は望めないとの見方も多い。これまでのドル安・円高の主要因が「日米金利差の縮小」（同）であることから、介入で流れを変えるのは困難とみられているほか、自国通貨安の恩恵を受けている欧米各国の反応も気になるところだ。単独介入で円安の流れがいつまで継続するかは不透明で、１ドル＝８５円より円安の水準になれば、輸出企業による円買いも重しになるだろう。ただ、「介入のタイミングはともかく、政府が円高に対して姿勢を示したことは評価できる」（中堅証券）との声はある。
（宮川子平）

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　円安に向かえば東京株式市場の各銘柄も、
外国人からすればイッキに割安感が出て来ますから、
円安になれば当然、相場は騰がります。
 

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