2024 11,23 14:32 |
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2010 09,11 14:00 |
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我が国の景気に、なかなか回復の兆しが見えない。しかし、自民党時代も民主党になってからも、景気回復よりは財政再建が優先され、政治家やマスコミは各省庁の無駄の排除ばかりを声高に叫んでいる。「官僚が無駄なことばかりやるから、赤字国債が増え、国家財政が破綻に向かう」と言うのだ。官僚の生み出す無駄を監視し、政治家が思うところを実行すれば景気も回復するし、国家財政も健全になると言うわけだ。これが政治主導だ、国民の手に政治を取り戻すことだと言う。 馬鹿も休み休み言ってもらいたい―。 「官僚に牛耳られているから、我が国の景気が停滞している」わけではない。私も官僚組織の中にいたが、官僚は官邸の意向など、常に政治の動きに敏感に反応して行動する。政治が考えることを実現するために、大臣や総理がどう考えているかを可哀想なほど気にしているのだ。だから私は、官僚組織を「なんでも官邸団」と言っていたくらいだ。政治家と官僚を対立的に捉えるのは、実態とかけ離れており、国民を欺くことになる。政治の志が低くなったから、官僚の志も下がっているのだ。そのような官僚を政治家が叩くのは滑稽である。 会社で言えば、社長が「経営を重役の手から社長の手に取り戻す」と言っているようなものだ。みんなで力を合わせることが出来ない、そんな会社が発展できるわけがない。商売敵の会社から見れば、どんどんもめてくれということになる。我が国の状況も、アメリカや中国から見れば嬉しくてたまらないだろう。政治家は、官僚組織の能力を最大限に発揮させる指揮官としての能力を磨くべきだ。口を開けば自分のことを「アホだ」「バカだ」という指揮官に部下の官僚がついていけるわけがない。政治家にもう少し謙虚になってもらいたい。官僚組織の専門知識を生かすことが大切だ。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
無駄の排除、政府支出の削減によって国家財政を立て直すと言って、民主党は事業仕分けなるものを始めた。事業仕分けは、民主党政権によって初めて行われるようになったと認識している国民も多いが、実はこれは従来から官僚によって実施されていたものである。8月末の各省庁の概算要求の提出から、12月末の政府案の作成まで、4ヶ月かけて徹底した事業仕分けが行われてきたのである。民主党の実施した事業仕分けは単なる政治的パフォーマンスに過ぎないのだ。しかも、2回に亘り実施した事業仕分けで1兆円も出てこない。事業仕分けによってとても900兆円にも及ぶ借金を返すことは出来ない。それに無駄はゼロにはならない。1%くらいの無駄はしょうがないとすれば、100兆円の予算なら1兆円の無駄が出ることになる。民主党も2回の事業仕分けを行ったことにより、我が国の予算をマクロで見れば官僚組織がそれほど大きな無駄ばかり作っているわけではないことに気がついたのではないか。つまり、無駄の排除最優先の予算編成では景気回復も財政再建も出来ないのである。
■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 日本人って本当に超おバカさんだよね。 民間企業がどんなに努力しても売上高が伸びないというのであれば、 しかし、国の場合はそうではない。 そもそも好景気とは無駄の集積です。 こんなことは中国を見れば明らかでしょうに・・・・・ こういう無駄の集積が好景気の循環になって景気を盛り上げていくのです。 そんな簡単な事も理解しないで、どうやって政治家になったのよっ! 無駄を省けというのは縮み志向の衰退会社にいえることであって、 だから「最小不幸社会」・・・ってスローガンを空缶(菅)は言っているのかぁ~ ・・・で普通、民間が無駄を作らないなら国がどんどん無駄を作っていく。 聖武天皇みたいに今で言えば北海道から九州まで 奈良の大仏なんかは経済効率的観点だけから観れば、 しかし、それによって生まれた遺産で奈良県民は今日まで食っているのである。 聖武天皇は子孫に赤字を残したのか??? どちらなんだぁ~????? 『御上(おかみ)が無駄をしたら、下々の者はついてくるのである。』 「松下政経塾」出身の政治屋さんたちよぉ~・・・・・お間抜けな話だ。
これで当時、どれだけの人が餓えの死から助かったのでしょうか? NHK古代ドラマスペシャル「大仏開眼」 National Treasures of Yamato - Daibutsu (Todaiji) (English) 陳さんのWorld viewより一部転載 PR |
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