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2010 09,11 08:00 |
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方向感出づらい、引き続き為替動向が大きく影響=来週の東京株式市場 来週の東京株式市場は、民主党代表選や為替動向など流動的な状況を背景に、方向感の出づらい展開が予想されている。世界経済の先行きに対する過度な悲観論は後退したものの、ユーロ圏での金融不安の再燃などが重しになるとみられている。為替の動き次第では、上下どちらにも振れる可能性があるという。円安が進めば買い戻しも期待できるが、ニューマネー流入の兆しがない中、上値追いも限定的となりそうだ。 日経平均.N225の予想レンジは8500円─9800円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
<民主党代表選後の党内安定がカギ> 14日の民主党代表選については「菅直人首相、小沢一郎前幹事長のどちらが選ばれても、市場にとっては消化しづらい」(みずほ総研調査本部・市場調査部長の長谷川克之氏)との声が出ている。「代表選出後の党内が安定するかがカギ。分裂すれば政局混乱となり、海外投資家などが嫌気するだろう」(国内証券トレーダー)との見方もある。 ロイターがエコノミストやディーラーなど市場関係者54人を対象に9月7日から10日の間で実施した緊急アンケート調査では、菅首相が代表に選ばれれば、日経平均株価はニュートラルから下落、長期金利は低下、為替はニュートラルから円高に振れるとみる市場関係者が多い。一方、小沢前幹事長が選ばれた場合、日経平均株価は上昇、長期金利は上昇、為替円安とみる関係者が多く、両者正反対の結果になった。 立花証券・執行役員の平野憲一氏は、株式市場では小沢氏への期待感が強いと指摘。「小沢氏による積極財政路線の鮮明化で債券売り、株買いになるという構図を描いている。ただ、ニューマネーが流入する兆しはなく、あくまでも買い戻しの域を出ないだろう」と述べた。
民主党代表選と並んで注目されるのが為替動向だ。市場では「閣議決定した経済対策で急速な円高・デフレへの対応として為替介入や追加金融緩和を求める文言が盛り込まれたにもかかわらず、円安とならない」(国内証券トレーダー)と懸念する声が出ている。ただ、「1ドル80円に接近した場合は、日経平均は8500円程度に下落しているだろう。このような局面では、為替介入期待が一気に高まるはず」(同)という。
買い戻し以外のエネルギーに乏しく冴えない相場となっている中、配当権利取りの動きが活発化するとの見方が出ている。日興コーディアル証券・マーケットアナリストの小松朝路氏は、9月は3月期決算企業上期の配当の権利取りを狙って好配当利回りの銘柄が物色されるとみている。立花証券の平野憲一氏は「電力や薬品などは、足元の長期国債利回りである約1.2%を上回る予想利回りとなっており、投資妙味がある。個人投資家を中心に物色されそうだ」と述べた。
ニュージーランド中銀は、14日に政策金利発表を行う予定。 PR |
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