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2010 09,10 12:30 |
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日本振興銀が破たん申請、初のペイオフ発動 日本振興銀行(東京都千代田区)は10日、東京地方裁判所に民事再生手続き開始の申し立てを行うこととなった。 振興銀の預金は、預金者ひとり当たり元本1000万円までと、その利息の合計額について預金保険制度により保護され、ペイオフ発動の初の事例となる。朝方の短期金融市場で無担保コール翌日物は0.09%近辺で取引を開始しており、動揺は見られていない。 振興銀は決済用預金や普通預金を取り扱わず、決済機能もない。インターバンク市場からの調達もなく、他の金融機関と形態が異なる。自見庄三郎・金融担当相は談話で、こうした状況も踏まえると振興銀の破たんが国内の「金融システムの安定性に影響を与えることはないと考えている」としている。 日銀も10日、振興銀の金融破たんについて、日本の金融システム安定性に影響は与えないとの日銀総裁談話を発表した。総裁談話では「わが国の金融システムは全体として安定性を維持しており、預金保険制度に関する国民の理解も着実に深まっている」としたうえで、「わが国金融システムの安定性に影響を与えることはないと考えている」との見解を示した。 日銀は、今後とも金融市場や金融システムの動向を注視し、金融システムの安定確保に万全を期すために「政府や預金保険機構との緊密な連携のもと中央銀行として適切に対応していく」との方針を示した。 朝方の短期金融市場で無担保コール翌日物は0.09%近辺で取引を開始しており、市場参加者からは「ペイオフ発動の影響は出ていない」(短資会社)との指摘があった。 一方、外為市場では、9時34分現在、1ドル84円04銭で推移している。朝方の市場では、振興銀の破たんを受けて「海外勢が円売りに動いている。振興銀の特殊性などを理解していない海外参加者もいる」(外資系銀行)という指摘があった。ただ、同行は比較的規模が小さく国内金融システムへの影響は限定的とみられていることもあり、円売りは緩やかだという。 金融庁によると、振興銀は、貸金業者からの債権買取を増やすとともに、親密な大口与信先に対する急激な業容拡大を図る特異なビジネスモデルを遂行した。しかし十分な与信審査管理を行わなかったため多額の追加引当金が必要となり、今回の経営破たんに陥った。 金融庁は同日、振興銀に対し、10日から12日までの業務停止を命じる行政処分を発表した。振興銀が「その財産をもって債務を完済することができない」として、債務超過に陥ったとの申し出があったことを踏まえた措置。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 1000万以上は没収ですね! PR |
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