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2010 09,04 14:00 |
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「無利子国債」の謎 利息が付かないものの、相続税もかからないという「無利子国債」の発行論議が活発化してきているが、よく考えてみると、非常に不可解な点がいくつか見られ始めている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
まず、日本に、相続税を払うほどの多額の資産を持つ人は、死亡する人のなかの、わずか5%弱といわれている。毎年100万人近くが死亡しているため、相続税が課せられるのは5万人程度ということになる。つまり、残り95%の大半の人は縁のない世界ということなわけだ。 先祖代々から伝わる土地を、相続税対策で売却する人が、いったいどの程度存在するのだろうか。また、なぜ、今ターゲットを狭い限定された人達に絞る形での国債発行が必要なのか、も大きな疑問だ。 日銀による金融緩和政策のほか、景気悪化に伴う信用性を重視する投資姿勢の強まりから、足元の国債に対する運用ニーズは非常に強く、国は低利で安定的な資金調達を実現している。 10年物価連動国債と15年変動利付国債の発行が無くなった今、将来に備えて、1種類でも国債の種類を揃えることは必要だ。だが、わずか5%弱の人達をターゲットとした国債では、長期に安定的に発行することは、明らかに困難である。 仮に富裕層によるニーズの高まりから、無利子国債が大量に発行できてしまった場合、銀行の預金が流出するなど、「官から民へ」といった流れに逆行する事態が生じるだろう。 無利子国債を買うために、株式や土地を手放す人が増え、株価下落と地価下落により景気が悪化すれば、さらに景気対策としての国債の発行が必要となる。 政府紙幣の発行については、即効性があり、一定の秩序を守って行う分においては問題ないという気がしてきている。 政府紙幣の発行についても、日本人として約束事を守り、秩序を維持すれば実現は可能であり、そして景気浮揚効果につながるのではないだろうか。 [東京11日 ロイター]自民党の有志議員による「政府紙幣・無利子国債の発行を検討する議員連盟」は11日、緊急提言をとりまとめ、麻生太郎首相に提案した。日本経済を危機的状況と位置づけ、政府紙幣や相続税免除付き無利子国債の発行、贈与税の減免のほか、日銀に対する国債買い切りオペの増額、量的緩和政策の導入などを求めている。提言では無利子国債について、家計の金融資産を今後の景気対策の財源として有効に活用するため、「発行すべき」と指摘。商品性は、相続免除特典付きとするほか、年限を10年または20年とし、中途換金も認めるべきとした。政府にとって利子負担は発生しないが「金持ち優遇」と批判される可能性があり、調達財源は「雇用・失業対策、零細・個人事業主対策に重点的に活用すべき」としている。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 「無利子国債を発行すると土地の値段が下がると思うのですが、 ・・・というご質問がございました。有益なご質問でしたので、 (上記記事抜粋)
無利子国債を買うために、株式や土地を手放す人が増え、株価下落と地価下落により景気が悪化すれば、さらに景気対策としての国債の発行が必要となる。 (抜粋終わり)
ワタシが知ったのは父が亡くなった際です。 まぁ~もし父の生前に相続税に関しての節税や資産に関して聞いても
・・・って事は、「相続税を払うほどの多額の資産を持つ人」=5% 現実としては、2~3000万円程度の現金しか持ち合わせていなくとも
・・・コレッて農家の方々を指していますよねぇ~・・・・・ 農地の相続に関しては、調べれば一発で判るのですが、 なので誰一人、農家の方々については相続を心配しないでしょう。
都会や街の中で「莫大な土地持ち」と考えられるのは ・・・で、例えば「賃貸マンション」を1~2棟程度 そうすれば、例え実質所有者が亡くなっても、代表取締役が代わるだけで、 コレッ!持っている者としては当り前の行動なんですけれども・・・・・
・・・って事で「無利子国債」と「不動産下落」とは直接繋がりません。
卓上経済(上記記事)とは所詮、大学教授が教授室で捏ね繰り回したような PR |
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