2024 11,27 05:48 |
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2010 09,01 22:00 |
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株価乱高下と民主党代表選の影響を聞く 海外市場で再び1ドル=83円台を付けるなど円高が進行。民主党代表選も菅直人首相と小沢一郎前幹事長の一騎打ちとなりそうで、選挙期間中の政治空白懸念もあり、1日の日経平均は一時27円安の8796円と年初来安値を更新。ところが、中国の8月の製造業PMI(購買担当者景気指数)が51.7と予想の51.5を上回ったほか、昼過ぎに小沢前幹事長の代表選の政見が伝わり、為替介入に言及があったことで、円が下落。結局、日経平均株価は102円高の8927円ときょうの高値に近い水準で引けた。 この状況を受けての市場の反応だが、円高一服は一時的で、当面は米国の経済動向に左右されるとみる向きが多く、また、民主党代表選はあくまでも中立要因との見方が多かった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
大和証券 投資情報部次長・松下真一郎氏は「民主党代表に菅直人首相、小沢一郎前幹事長どちらが就任しても、株式市場には中立で大きな影響はない。これまでも日本の政局混乱はあったが、株式市場がそのことを理由に売られたことはあまりないからだ。両氏のどちらかが代表に就いて政局が安定すれば、売り材料の一つはなくなるが買い材料にまではならない」としている。 岩井証券 イワイリサーチセンター長・有沢正一氏も「民主党代表選による政治空白は株式市場には少しもマイナスにはならない。菅直人首相が就任してから政策サイドのフォローで株価が上昇したことがないためだ。代表選をめぐって、菅首相が優勢となれば、現状のままでありプラス効果はない。小沢一郎氏が優勢となれば、バラマキ懸念はあるが、それが逆に、債券市場の下落による株式市場へのプラス効果となる可能性や、円安につながる可能性がある」としていた。 いちよし証券 チーフストラテジスト・高橋正信氏は「菅首相と小沢両氏の政策内容に関して、2日、3日と週末の4-5日にわたって各メディアを通じ、さまざまな議論が交わされるだろう。そうした丁々発止のなかで、特にこれまで不透明だった小沢氏の政策の方向性などがより明瞭になってくるはず。ただ、現時点で小沢陣営に、財源や政策に関してきちんと論じることができる人材が不足しているように見受けられるのが、市場の目には不安に映るところだ」としている。 為替の動向と今後の株式相場については、マネックス証券 マーケットアナリスト・金山敏之氏の「これから発表される米国の経済指標に対する懸念から、円高警戒感が強い。このため、株式も積極的に買いづらい」というのが代表的見方だ。前出の大和証券の松下真一郎氏は「米国の消費は日本の輸出産業に直結するだけに、今週発表の米雇用統計は重要だろう。米国経済指標は事前予想を下回る状況が続くものの、期待値ほど良くないという表現が正しい。中国の経済状況もそうだが、世界景気に関してそこまで悲観的になる必要はない。ただ、雇用統計の結果などで米景気のファンダメンタルズが悪化すれば、一時的にドル安・円高が急速に進み、株価急落の可能性がある点は注意が必要。その場合、政府がどの為替水準で介入するかがポイントになる」としている。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 「これまでも日本の政局混乱はあったが、株式市場がそのことを理由に売られたことはあまりないからだ。」 by 大和証券 投資情報部次長・松下真一郎氏 誠にその通りでございまして、 なので、政局を材料にして騰がる下がるを予想するヤツはペテン師だっ! 大臣発言で、多少の騰げ下げはあるものの、それは既定路線内の話であって、 政局を理由にしている連中なんて、相場を理解していないですよ・・・ PR |
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