京都の休日（６）

『桃の節句』

春の訪れを　一番　こころに感じる行事･･･

なんとなく･･･ほのかで･･･ふくよかで･･･優しくて･･･ほの暖か～い･･･
そんなイメージの彩･･･桃の節句。

ピンク色ではなく　桃色！

そして　優しい女性を連想させる　大好きな彩り

情熱の「赤」を　小粋に抑え柔らかく包み込んだような彩

　「粋人」な男性は、この「桃色」をステキに着こなす。
紺のビジネススーツが、「桃色」のシャツひとつで雰囲気が
ガラリと変わる。普通のカラーではなく、ピンホールではなく･･･

　出来ればタブカラー＆ダブルカフスで･･･
カラーはこころもち高めで、わざわざ３枚芯にして･･･
ＯＦＦ ＴＩＭＥには、普通のタイを捨てて
アスコットタイに変える･･･ワザと結んでからほどく･･･
締めジワが妙に艶っぽくて･･･
勿論、タブカラーの釦も外します。

 とっても粋でお洒落上手に『桃色』を上手に着こなす･･･
男性達も、勿論女性達もナチュラルに着こなすスベを心得て、
そして、何よりもお洒落を楽しむのが若さを保つ一番の秘訣です。
そんな『桃色』に、春の訪れをほんわかと感じて･･･

そうそう余談なんだけども･･･って余談だらけでゴメンなさい。

鬼退治にむかう桃太郎の話はたいていの人が
ご存知だと思いますが、

桃太郎の家来は覚えていますか？

猿、キジ、犬

･･･です。

これは十二支でいう猿からの左回り、酉→戌の順なんですねぇ。

そして『桃』自体には邪気を払う力があるとされる考えがあるんです。

桃の字は「木」と「兆(きざし)」を組み合わせたもの。

「兆しをもつ木」は未来を予知して魔を退けるって考えなんですねぇ･･･

ご存知でした？

昔話とか桃の節句は何かしらの意味が込められてる。面白いですよね！

はなしを戻して･･･

･･･ＯＦＦ ＴＩＭＥに気持ちを切り替えたら、ＬＡＤＹを迎えに･･･
そして、京都の奥座敷、貴船へ･･･

　この季節、京都の避暑地として有名な貴船は寒い･･･
っと、お想いかとおもいますが、実はそれほど寒くないんです。
強い風が当たらないためでしょうかねぇ～
まぁ、すごしやすいところですよ！

「貴船」という処には貴船神社があります。
貴船神社は恋の神様で、縁結びや悪縁を良縁に変えたり･･･

あと･･･それ以上は知らないほうが良いでしょう。

そして、平安朝の頃からの貴族の「逢瀬」の地･･･だったり、

年にたった一度の織り姫と彦星の「逢瀬」の地･･でもあります。

うぅぅ～ん･･･ロマンティック！

そんなこんなを「貴船」へ行く路で･･･少しだけおはなし

「貴船」という処で宴をはれば、佳き懐石、美味なる酒、

････そして艶に酩酊･･･

「酩酊」のせいで桃色からPINK! になっちゃいました。

申し訳ございません。

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