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2010 08,24 20:00 |
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2010/08/24 株式クロージングコメント ■政府の関心のなさが市場にも蔓延か 日経平均は3営業日続落。121.55円安の8995.14円(出来高概算15億1000万株)と、終値ベースでは昨年5月1日以来の9000円の節目を割り込んで取引を終えている。国内政局不透明感に加え、米景気鈍化懸念による週明けの米国市場の弱い動き、為替市場での円高の流れなどが嫌気された。売り先行で始まった影響から日経平均は寄り付き直後に8983.52円の安値をつけた。その後は9000円処での膠着をみせ底堅さが感じられる中、アジア市場の切り返しを受け、後場寄り付き直後には9069.22円まで切り返す場面もみられた。しかし、トレンドを変えるまでの反転にはつながらず、結局は円相場が再び84円台に突入したこともあって、嫌気売りに押されてしまった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
トレードについても中長期的なポジション取りはなく、高速売買での短期的なイレギュラー取りが中心である。各国の株式、為替、債券、商品などを組み合わせているため、システムトレードでは日経平均の9000円割れは何の問題もないのかも知れない。政府の無策によって海外投資家からは日本株への腰の据わったトレードは期待しづらい。特に、民主党分裂が危惧されている状況の中では、民主党代表選が通過するまでは年金などの下支え程度に限られよう。 政府が積極的に行っているのは、「事業仕分け第3弾」くらいか。これでは催促相場の様相をみせてきても、政府には伝わらないかもしれない。東証社長が会見で、「国家が為替介入はあるという毅然とした姿勢を示せば、市場になめられない」との見方を示していたが、やはり「注意深く見守る」が精一杯か。 PR |
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