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2010 08,19 20:00 |
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2010/08/19 株式クロージングコメント ■明日の寄り付きで試される期待感の持続効果 日経平均は続伸。122.14円高の9362.68円(出来高概算16億5000万株)で取引を終えた。日銀による臨時の政策決定会合が開催されるとの思惑が高まるなど、金融緩和期待からじり高基調が続いた。結局、寄り付きが本日の安値、大引けが高値と、チャート上では陽の丸坊主といった強い形状の陽線を引く形となった。金融緩和期待によって不動産やその他金融が強い動きとなったほか、非鉄、精密機器、電気機器、鉱業、鉄鋼など、輸出関連や素材などが堅調。一方、円高メリット、内需・ディフェンシブ系は相対的に鈍い動きをみせている。不動産については「フラット35」の金利優遇策の延長が伝えられている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均は転換線を捉えてきている。次に意識されるのは25日線や基準線となる。雲下限は9560円辺りに位置しているが、先週はマドを空けて下げている水準なだけに比較的真空地帯に近いため、それ程強い力がなくとも上昇は可能である。ただし、あくまでもテクニカルリバウンドである。 金融緩和期待が継続することによって売れない状況、若しくは様子見姿勢が強まりやすく、インデックスに絡む商いによってトレンドが出ているとの認識である。政策については結局のところは民主党代表選辺りまで引っ張られる可能性はある。また、月末には米軍普天間基地代替施設位置・工法の決定期限を控えているため、後手に回ることも。そのため、政策期待のみで、どこまで引っ張ることが出来るかが注目される。 今夕には英小売売上高指数の発表が予定されており、今晩の米国では新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数、景気先行指数などが控えている。明日寄り付きが試されることになり、米経済指標の内容が嫌気されたとしても、オープニング・ギャップで下げなければ、ハシゴを外されると思っていても買いで付かない訳には行かなくなりそうだ。 PR |
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