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2010 08,09 20:30 |
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2010/08/09 株式クロージングコメント ■出来高は今年最低に 日経平均は下落。69.63円安の9572.49円(出来高概算12億5000万株)で取引を終えた。週末6日の米雇用統計で雇用者数が予想を下回り、これを受けてドル安が進んだことなどが嫌気され、売り優勢のスタートとなった。ただ、9500円レベルに位置する25日線辺りでの底堅さが目立ったほか、ドル円が横ばいで推移していることもあって、日経平均の値幅は50円程度と膠着感の強い相場展開が続いた。東証1部の出来高は大発会の水準をも下回り、今年最低を更新している。日銀金融政策決定会合や米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えているため為替市場も動きづらく、大引けにかけてやや円安傾向をみせていたが、株式市場の反応は限られていた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
明日も個別材料株での短期的な値幅取り狙いの流れが、ピンポイントでみられることになろう。また、ヘッジファンドの45日前ルールに対する意識が強まってきている。高値水準に位置しており、信用需給妙味の大きい銘柄などへは、買い戻しを意識した一段高を想定した買いも向かいやすいとみられる。引き続き日経平均はオプション権利行使価格の9500円から9750円でのレンジ内相場が続くとみられ、7月SQ値が位置している中心レンジで、強弱感が対立することになろう。そのため現時点では9500-9625円辺りの範囲となる。 ■□━━━━・・・・・‥‥‥……………………………… 「閑散に売りなし」 大きな動きを繰り返したあと、相場が上にも下にも行かず、いわば無風状態になることがある。これを保合(もちあ)いという。保合いも最初のうちは売買量がともなって、多少は相場のエネルギーも感じさせるが、しだいに振幅がなくなるにつれて商いが細っていく。ついにはパッタリと株価が動かなくなる。 株価が動かなければ、売ろうにも買おうにも手の出しようがなく、したがって市場は閑古鳥が鳴くような寂しさとなる。こういう状態が長く続けばたいていの人はいや気がさし、持ち株があれば投げ出したくなるものだ。つまり、弱気色が市場に満ちてくるわけである。そこにつけ込んで、わざと売ってくる人もあって、相場は再び下げ歩調となる。 しかし、相場自体のすう勢として下げたものではなく、いわば人為的に売り叩いた結果としての下げだから、いったん売り物が一巡すると急激に反騰することが多い。前項の“動反動”ではないが、静止しているゴムまりをギュッと踏みつけたために弾みがついたようなものである。そこで長い保合い期間を我慢していた投資家がいっせいに買って出る。売り込んだ人も買い戻すということで、思わぬ上昇相場を現出させる。「閑散に売りなし」とは、そういう状況でうっかり売り込む愚を避けることを教えたものだ。
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